2021-02-24 第204回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号
私は、一九九四年から約二十年間、東京大学医科学研究所で、HIV、エイズを中心に感染症の診療と研究を担当してまいりました。二〇〇〇年にウガンダでエボラ出血熱の集団感染が発生した際、厚労省の要請によりスーダン国境に近い現地に出かけ、現在、世界の新型コロナ対策を取りまとめているWHOのマイク・ライアン博士の下で、エボラ病棟の経験をしました。
私は、一九九四年から約二十年間、東京大学医科学研究所で、HIV、エイズを中心に感染症の診療と研究を担当してまいりました。二〇〇〇年にウガンダでエボラ出血熱の集団感染が発生した際、厚労省の要請によりスーダン国境に近い現地に出かけ、現在、世界の新型コロナ対策を取りまとめているWHOのマイク・ライアン博士の下で、エボラ病棟の経験をしました。
私は、LGBTコミュニティーでLGBTの差別や偏見の問題に二十年以上取り組んでいるわけですけれども、LGBTコミュニティーは、HIV、エイズの問題が八〇年代にありました。
その上で、G8洞爺湖サミットのときには、我が国はそれまでポリオの撲滅とか、あるいは結核のストップTBといったようなこととか、あるいはHIV、エイズ、結核、マラリアに対する闘いといったように、各疾患ごとの取組に対して支援をしてまいりましたけれども、G8洞爺湖サミットのホスト国として、それを横軸でつなぐ保健のシステム強化ということを考える考え方をこの国際社会の中で主流化させることに成功し、なおかつこの保健
同時に、中央アフリカ共和国でのNGO活動を通じて書いた、HIV、エイズ流行地域における国際保健協力と課題という副論も出したんですけれども、当時はHIV感染そのものを取り上げるということ自体、なかなかチャレンジングなところがあって、審査する先生方もすごい苦しんでおられたことを記憶しているんです。
外務省といたしましても、御指摘のとおり、エボラ出血熱やHIV、エイズ等の感染症への対策は、アフリカ地域における最重要課題の一つであるとともに、国際的に取り組むべき重要な課題と認識しております。 日本は二〇一三年のTICAD5で表明した保健分野における五百億円の支援などを通じ、アフリカにおける感染症対策に着実に取り組んできております。
最近では、このHIV、エイズ、それから腸管出血性大腸菌O157、そして新型インフルエンザ、二〇〇九年のですね、あるいは最近のはしか、風疹、これらは海外で発生しているものが我が国にやってきたものであります。そのほかにも、狂牛病、SARS、ウエストナイル、鳥インフルエンザH5N1というふうに、数えるに枚挙ないぐらい多数があるんですが。
だからといって、それじゃHIV、エイズのワクチンの開発をしないかというと、これは重要だからやはり公的な投資がされるわけですよね。これは我々の生命を明らかに脅かしているということでございます。
あと、二番目の御質問ということなんですけれども、例えば私、保健分野、特にHIV、エイズの問題に関してずっと取り組んでまいりましたが、特にそのエイズの問題で一番影響を受けているコミュニティーというのは、その社会の中で最も差別されている人たちなんですね。
母子手帳だけではなくて、例えばHIV、エイズに関して、自分がHIV、エイズに感染したとは言えませんので、ITを通してのカウンセリングサービスとかもボランティアベースで国連のプロジェクトでかなり行われております。
そしてまた、猿、チンパンジーというところからであればHIV、エイズ、そしてさらに今回話題になっておりますエボラであればコウモリですよ。このようにいろいろな病気が潜在的に持っている感染病原体というものが、時としてそれが人間に入ってくる、そして感染することによってそれがまた更に進化してヒト・ヒト感染になっていく、こういうパターンがこれから確実に増えていく。
ジェネリック医薬品が、これで普及が妨げられるようなことになってはいけないというふうに思っているわけですけれども、そもそもこのジェネリック医薬品が過去十年間で第一世代のHIV、エイズの治療薬、ここで見ますと、薬価が九九%引き下げられたということがあります。これは、本当に新興国のところや低所得者に対して、世界中で治療薬の普及に大きく貢献するという役割を果たしたものであります。
しかしながら、この今、HIV、エイズ対策予算というのは年々減る一方で、実は、国内の新規感染者の数、先ほども言いましたように横ばいのまま高止まりをしています。
そうした中で、ウガンダで一つだけ教育の面でちょっと実例がありますのでお話をしたいと思いますけれども、サブサハラ・アフリカ地域では約二千三百万人がHIV、エイズに感染をしておりまして、ウガンダでは総人口の一〇%に当たる百九十万人の子供が親を亡くしているんですね。したがいまして、親がいないものですから、学校にも行けない、中退して働く、こうした状況が生まれております。
また、女性を対象としたHIV、エイズ予防、そして治療、そして妊婦の産前健診を通じたマラリア感染予防等を推進する、世界基金にふさわしい支援を行っていきたい、このように考えております。
これらの原因についてということなんですけれども、世界保健機関の世界エイズプログラムの初代事務局長であったジョナサン・マンさんという方が、実はHIV、エイズは、流行が始まる以前から既に社会で疎外され、スティグマを押され、あるいは差別されていた社会的弱者の間で集中的に増加しているというふうに書かれております。
引き続き沖縄県とも連携をしながら、HIV、エイズ対策に努めてまいりたいと考えております。
この分野というのは、もう元々はポリオだとかマラリアだとか、あるいはHIV、エイズだとか、それぞれ疾患別に取り組んでいたのが主流だったんですけれども、こうした中で、例えばワクチンなんか先進国でたくさん買って安く途上国で使えるようにする、そして大量にそれを途上国の港までは持っていくと。
また、同国は、HIV、エイズも深刻で、個々の病院へのインフラ支援だけでなく、同国の医療体制の改善のための処方箋が求められていると考えます。 ヤマトフィールドは、草の根無償協力事業によって同国オリンピック委員会の敷地内に整備されたグラウンドです。ここは、ルサカ市北部の比較的貧しい人々が住む地域内にあって、多くの子供たちが安全な場所でスポーツを行えるようになりました。
資料の三の方にも関係してきますが、実際に五歳未満児の年間死亡件数も大きく減りましたし、九〇年代にはアフリカなどではHIV、エイズが物すごく猛威を振るって、平均寿命が三十代、四十代にまで落ち込んでしまうような国がたくさん出てきたんですけれども、薬に対するアクセスというものも飛躍的に伸びました。
それはなぜかというところが問題でして、一つはアフリカ地域におけるHIV、エイズ、特にエイズでの死亡というのが思ったより多いという話が一つです。それからもう一つは、遅れてはいるけれども、実際問題に何人子供が欲しいかというところの調整をする家族計画の手法、又は情報が少しずつ行き渡っているために欲しい子供が産めつつあると。
治療法につきましても、核酸アナログというすばらしい薬が出ていまして、これはB型肝炎ウイルスが実はHIV、エイズウイルスの酵素と非常に似ております。もともとどうも先祖が一緒だったらしいんですけれども、それが似ておりまして、それでエイズ用につくられたものが何千、何万とありました。
なぜこれを言うかというと、私自身薬害エイズの被害当事者でありますが、当時、八〇年代、HIV、エイズの問題が起こったとき、犯人捜しのごとく扱われ、そしていまだにその当時すり込まれたイメージというものを払拭するのには大変な努力を強いられている。そして、多くの患者さんたちはいまだに自分がそうであるということを言うことすらできない。こういうことがあっていいのかどうか。
特に、目標六のHIV、エイズ、マラリアその他の疾病の蔓延防止ということを通して、世界の中から極度の貧困や飢餓の根絶に貢献しよう、あるいはその研究を通して環境の持続可能性についての提言を行おうということを考えているわけであります。 そのミレニアム開発目標でございますが、成立の背景に一つの国際的な状況があったと考えております。
実際どんなことをしたかということですが、ちょうど昨年、二〇〇九年の六月から七月にかけてガーナの共和国の中で七地域にわたってこのプロジェクトを実施したわけですが、このHAPEプロジェクトというJICAさんのやられているHIV、エイズの啓発・教育イベントをやり、これと組み合わせる形でソニーの技術であります大型のハイディフィニションの映像装置を設置してガーナのサッカーの映像を提供するということで、このタイミング
じゃ、具体的には何をすればいいかというと、まさにここに書いてあるとおりで、まず感染症、今あるHIV、エイズ、結核、マラリアの状況というのはアフリカの開発をもう大きく阻害していることは間違いございません。五十歳を超えていたボツワナの平均寿命は現在では二十歳代にまで下がっていると。こうした状況での安定的な経済発展はないと。 まず、感染症の蔓延を抑えていく。