2018-06-19 第196回国会 参議院 経済産業委員会 第13号
さきの報告書では、エネルギー起源CO2排出量が省エネの進展や再エネの導入拡大などの取組によって前年度から減少しているのに対して、HFC排出量は冷媒分野を中心に増加しており、このまま増加した場合、エネルギー起源CO2排出削減努力をHFC増加が打ち消しかねないというふうにしています。
さきの報告書では、エネルギー起源CO2排出量が省エネの進展や再エネの導入拡大などの取組によって前年度から減少しているのに対して、HFC排出量は冷媒分野を中心に増加しており、このまま増加した場合、エネルギー起源CO2排出削減努力をHFC増加が打ち消しかねないというふうにしています。
日本のHFC排出量は、推計で先進国四十八か国全体の一割以上を占めており、アメリカに次いで第二位となっています。世界有数のフロン排出国になっています。その排出削減に果たすべき日本の責任は非常に重いものです。 二〇一六年度の我が国のHFCの排出量と、前年度比、そして二〇〇五年度比でどのぐらいの増加になっているか、環境省、答えてください。
国連の気候変動枠組み条約事務局によりますHFC排出量、これは主要国について出されているものがございます。 お尋ねの二〇一五年のものでございますが、我が国は数字で申しますと三千九百二十万CO2トンとなります。主要国、全部で四十八カ国ございますが、四十八カ国の中で、一位が一億六千二百四十二万トンであるアメリカ、これに次ぐ三千九百二十万トンで日本となってございます。