2019-02-20 第198回国会 参議院 資源エネルギーに関する調査会 第2号
○政府参考人(山田知穂君) 先生に御指摘をいただきましたとおり、廃止措置の規制については、IAEAの安全基準、GSRパート1と呼んでおりますけれども、それに記載されている等級別取扱い、英語で言いますとグレーデッドアプローチの考え方を踏まえる必要があると考えております。
○政府参考人(山田知穂君) 先生に御指摘をいただきましたとおり、廃止措置の規制については、IAEAの安全基準、GSRパート1と呼んでおりますけれども、それに記載されている等級別取扱い、英語で言いますとグレーデッドアプローチの考え方を踏まえる必要があると考えております。
これはGSRパート7というもので、二〇一五年の十一月に最新版が発行されております。 その中では、委員が御指摘のような避難計画を含む緊急時対応の仕組みにつきましては、政府がそれをしっかりと枠組みをつくるということになってございまして、このIAEA基準では、二十六項目にわたって要求事項が掲げられております。
IAEAにおきましては、昨年、福島第一原子力発電所の事故を踏まえて、その教訓を取り込んだ形で改訂された全般的な安全要件、GSRパート2というふうに呼んでおりますが、これがリーダーシップと安全のためのマネジメントということでございますが、この国際標準を積極的に取り入れていくということが重要でございます。
これは、国際原子力機関、IAEAの全般的安全要件、GSRパート1で掲げられておりますように、等級別扱い、グレーデッドアプローチが重要な規制指針となっております。その観点で、今回日本に初めて等級別扱いが条文になったということは非常に私は高く評価したいと思います。