2021-04-16 第204回国会 衆議院 環境委員会 第5号
昨年九月に生物多様性条約事務局から公表されました、愛知目標についての最終評価である地球規模生物多様性概況第五版、これはGBO5といってございますけれども、これによりますれば、大部分の愛知目標についてかなりの進捗が見られたものの、二十の個別目標で完全に達成できたものはないということが示されてございます。
昨年九月に生物多様性条約事務局から公表されました、愛知目標についての最終評価である地球規模生物多様性概況第五版、これはGBO5といってございますけれども、これによりますれば、大部分の愛知目標についてかなりの進捗が見られたものの、二十の個別目標で完全に達成できたものはないということが示されてございます。
いずれにいたしましても、GBO5の御指摘については大変真摯に受け止めなければならないというふうに思っております。 同時にまた、ポスト二〇二〇生物多様性の枠組みにおいては、やはり科学的知見をベースにし、分かりやすさと実現の可能性も含めて多くの皆さん方に理解をしてもらって、そしてこの活動に参加をしてもらう、このことが大事だというふうに思います。
昨年九月に公表されましたGBO5によれば、大部分の愛知目標についてかなりの進捗が見られたものの、二十の個別目標で完全に達成できたものはないということで、自然との共生を目指す二〇五〇年ビジョンの達成には気候変動対策など複数の分野と連携した行動が必要であることなどが示されてございます。
このGBO5の中身は、私は、これは世界全体で重たく受け止める必要があるというふうに思っているんですね。例えば、このGBO5の中に、森林減少は止まっておらず、一部の地域で逆に再加速しているであるとか、生物多様性の損失要因が改善されないと百万種が絶滅の危機にさらされる、過剰に捕られている魚の数は十年前より高くなっている、こういう状況があるわけですね。
東大の児玉教授によりますと、島津製作所がよくMR等に使うそういった装置を少し活用、あるいはそれを研究開発をして、流れ作業、ベルトコンベヤー方式で世界最高感度のGBO検知器を開発中だというようなお話もされました。