2021-06-11 第204回国会 参議院 本会議 第30号
五月五日に閉幕した先進七か国(G7)外務・開発大臣会合は、WHO会合への「台湾の意義ある参加」を支持することを明記した共同声明を採択した。このように国際的に重要な会議に台湾が参加できないことが、国際防疫上、世界的な損失であることはもはや各国の共通認識となっている。
五月五日に閉幕した先進七か国(G7)外務・開発大臣会合は、WHO会合への「台湾の意義ある参加」を支持することを明記した共同声明を採択した。このように国際的に重要な会議に台湾が参加できないことが、国際防疫上、世界的な損失であることはもはや各国の共通認識となっている。
G7外務・開発大臣のコミュニケにおきまして、既存の国際法がサイバー空間にどのように適用されるかについての共通の理解を促進するため協力するとのG7のコミットメントが確認されました。 これは、二〇〇四年以降開催されている国連での関連会合において確認されてきております国連憲章全体を含む既存の国際法がサイバー空間に適用されるとの認識を踏まえたものでございます。
先月、英国で開催されましたG7外務・開発大臣会合におきましては、ダイヤモンド・プリンセス号の経験を今後の感染症対策に生かすべく、今回の報告書の提言も踏まえまして、茂木外務大臣から、クルーズ船を含む国際交通における感染症対策での関係国、国際機関の役割を明確化するため、G7として、国際機関でのガイドライン作りを働きかけていくことを呼びかけ、G7各国の賛同を得たところでございます。
先般のG7外務・開発大臣会合におきましては、台湾海峡の平和と安定の重要性や、両岸問題の平和的解決で一致し、コミュニケの中で、G7の成果文書としては初めて台湾についてこのような認識が明記されたところでございます。これは、我が国の従来からの立場をG7として共有することができた、そのことを示しているものと考えております。
先ほど茂木外務大臣が、三つのCについてG7外務・開発大臣会合において話し合われたということでございますが、その一つのCであります気候変動について、少しお伺いをいたしたいと思います。
茂木外務大臣におかれましては、このゴールデンウィーク中に、ロンドンで行われましたG7外務・開発大臣会合やV4プラス日本外相会議、そしてV4を含む欧州各国歴訪と、精力的に外交日程をこなされました。大変お疲れさまでございました。
外務大臣は、四月十日、十一日、イタリア・ルッカでのG7外務大臣会合にこれから出発されます。ここでは東アジア情勢も審議されると思いますが、特に北朝鮮の情勢についてはやはり認識を共有していただくと、これは重要だと思っております。新たな脅威の段階に入った、これが明確になったということをしっかりとこの国々の共有を取っていただく。一方で難しい課題もあります。