1963-03-08 第43回国会 衆議院 逓信委員会 第13号
FM放送実施の機運は最近とみに濃化しつつあり、NHKにも、今年度の七実験局に続き、来年度もFM放送局十七局の建設を予定しておりますが、NHK、一般放送の二本建を建前とするわが国の放送体制よりして、両者の健全な発展をはかるためには、放送の普及を使命とし、しかも安定をした財政基盤を有するNHKが、FM放送の普及について開拓者的役割を果たし、その開発の上に一般放送の成長を期することが最も適当であると存ずるのであります
FM放送実施の機運は最近とみに濃化しつつあり、NHKにも、今年度の七実験局に続き、来年度もFM放送局十七局の建設を予定しておりますが、NHK、一般放送の二本建を建前とするわが国の放送体制よりして、両者の健全な発展をはかるためには、放送の普及を使命とし、しかも安定をした財政基盤を有するNHKが、FM放送の普及について開拓者的役割を果たし、その開発の上に一般放送の成長を期することが最も適当であると存ずるのであります
○政府委員(西崎太郎君) FM放送の免許問題につきましては、御承知のように、昨年の九月にできました省内のFM放送調査会というところでいろいろ調査審議をやっておるわけでありまして、この結論が延び延びになっておりまして申しわけないと思いますが、御承知のように、昨年の末に一応FM放送実施の際の問題点といったものを要約しまして、中間報告という格好で郵政大臣に報告いたしました。
FM放送実施に関する諸政策はかかる判断の上に立って、情勢の推移に適応するよう段階的に策定せられるべきである。 (二)一般放送事業は、原則として都道府県を単位とする地域社会を存立の基礎とすべきものであって、現在数県にまたがる広域放送の行なわれている区域内においても、中波、超短波を通じ、周波数の許す限り、併行的に、都道府県単位の地域放送局の設置について考慮すべきである。
FM放送実施に関する諸政策はかかる判断の上にたって、状勢の推移に適応するよう段階的に策定せられるべきである。 (二)一般放送事業は、原則として都道府県を単位とする地域社会を存立の基礎とすべきものであって、現在数県にまたがる広域放送の行われている区域内においても、中波、超短波を通じ、周波数の許す限り、併行的に、都道府県単位の地域放送局の設置について考慮すべきである。
次が第七回でございますが、三十六年十二月八日、それから八回が三十六年十二月二十三日に開かれておりますが、この七回、八回を通じてFM放送用のチャンネルを使用する上においての技術的な問題について検討いたしますとともに、FM放送実施の場合の免許方針に関する問題点について検討いたしました。