2001-02-27 第151回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号
政府は、兵器の導入について、他国に脅威を与えない、専守防衛の範囲内で行うと説明してきたわけですし、F4ファントム戦闘爆撃機の導入のときには、対地攻撃能力が拡大し他国に脅威を与えるとして、空中給油装置は外されました。
政府は、兵器の導入について、他国に脅威を与えない、専守防衛の範囲内で行うと説明してきたわけですし、F4ファントム戦闘爆撃機の導入のときには、対地攻撃能力が拡大し他国に脅威を与えるとして、空中給油装置は外されました。
板門店事件が発生をするや否や、まず、沖繩県嘉手納基地のアメリカ第五空軍第三一三航空師団所属のF4ファントム戦闘爆撃機一個中隊、さらに兵員四百四十名が韓国の群山基地に展開をしております。この部隊は、御存じのように、伊江島で模擬核爆弾の訓練を日常的に展開をしている部隊であります。
とにかくここでは、SR71機を初めKC135、さらにF4ファントム戦闘爆撃機、こういう飛行機などについての航空交通管制がどのようにやられるかという点で、細部にわたって日米の取り決めがされています。そしてその中で、SR71が日本、沖繩を基地にしてベトナムの領空を侵犯している。これは、もちろん国際法の違犯であります。
次に、岩国基地へ近くハワイの海兵隊本部基地からF4ファントム戦闘爆撃機一個中隊十五ないし十八機が配属されるということであります。さらに、四月七日には、岩国基地から海兵第一航空師団所属のF4ファントム戦闘爆撃機三十六機がダナンに移動しているのでありますが、これは明らかに事前協議の対象とすべきではないかと思います。
岩国基地からF4ファントム戦闘爆撃機が、横須賀基地から空母コンステレーシヨンや第七艦隊旗艦であるオクラホマシティーなどの主力がベトナムに向けて直接出撃していることは、周知の事実であります。政府は、この事実を認めながら、作戦行動命令は公海上に出てから受けているのであるから事前協議の対象にはならないなどと言いのがれをしておるのであります。
きのうの朝の新聞報道によりますと、岩国から南ベトナムに向けてアメリカの海兵隊とF4ファントム戦闘爆撃機が緊急増派されたと伝えております。日本本土の米軍基地から直接戦闘行動に出る場合は当然事前協議の対象となると私たちは理解をいたしております。重大な問題です。事前協議があったのかどうか、その点を明確に御答弁を願いたいと思います。
こういう事件が十一月十四日にあったわけでありますが、去る六月二日の九大電算機センター屋上にF4ファントム戦闘爆撃機が墜落したときも今回も同様でありますが、もう少し片寄ったところに墜落していたらば大惨事を引き起こすところであった。