2001-06-18 第151回国会 参議院 決算委員会 第4号
御存じのとおり、EUグループ、それからグループ77プラス・チャイナと言っていますが発展途上国グループ、それからアメリカ、日本といったようなアンブレラグループと三つあると言われております。この中で、発展途上国の方々が人口で現在世界の八割、間もなく九割に達しようと。
御存じのとおり、EUグループ、それからグループ77プラス・チャイナと言っていますが発展途上国グループ、それからアメリカ、日本といったようなアンブレラグループと三つあると言われております。この中で、発展途上国の方々が人口で現在世界の八割、間もなく九割に達しようと。
直接アメリカが異議の申し立てをしないでオーストラリアがする、あるいはアルゼンチンがするという、ケアンズ・グループ、EUグループそれぞれの代理戦争みたいな形でそれぞれの国が異議の申し立てをしたといううがった見方をしなくてもいいんですか。本当にそれぞれの国が事の経緯について技術的な十分な理解が得られないで異議の申し立てをしたというふうに理解していいんですか。
また、開発途上国の中におきましても産油国とそれ以外の国、それからまた温暖化によって海面が上昇して自分の国が沈むおそれのある小島嘆国、AOSISというような国々の立場の相違もそれぞれございますし、また先進国の中でも、アメリカ、カナダ、オーストラリア等々とEUグループとの相違等もございました。そういうことで、合意形成が非常に難しい課題だなということも認識してまいりました。