1995-03-10 第132回国会 衆議院 環境委員会 第6号
こうした問題を解決するためには、新型噴射ポンプの開発など、エンジン構造や排出ガス再循環、EGR、あるいは酸化触媒の採用などが考えられているわけですけれども、しかし、私も前に工場などをちょっと視察に行ったことはありますけれども、すぐに実用化というのはなかなか難しい段階ですね。ですから報告書では、現時点では見通しが立たないと言っているわけです。
こうした問題を解決するためには、新型噴射ポンプの開発など、エンジン構造や排出ガス再循環、EGR、あるいは酸化触媒の採用などが考えられているわけですけれども、しかし、私も前に工場などをちょっと視察に行ったことはありますけれども、すぐに実用化というのはなかなか難しい段階ですね。ですから報告書では、現時点では見通しが立たないと言っているわけです。
長期の規制目標の達成のためにはエンジン構造の改良、それから従来の低減技術に加えましてEGRという技術がございます。それから超高圧燃料噴射というのがございます。それからパティキュレートフィルター、触媒等の新たな低減技術の実用化といったもの、ちょっと専門的でございますけれどもこういった技術が実用化されなければならないと考えられているわけでございます。
先ほども質問に出ましたけれども、ディーゼル燃料の低硫黄化でございますが、これはEGRですか、私はよく存じませんけれども、排ガス再循環装置の導入をしていくためには今までのディーゼル燃料の硫黄分が非常に問題であったということでございますが、今までそういうことが問題にならなかったというんでしょうか。低硫黄化の努力が今までどうしてなされなかったのかということ。その問題点は何であったのか。
今EGRのことを申されましたけれども、EGRもですけれども、S分が多いということはSOxが出てくるわけですから、そもそもS分の含有量が多いということは悪いということと、すべてのほかの排気対策に悪い影響を与えてしまうので、S分が〇・〇五ぐらいまで小さくなることが長期目標を達成するような対策をする上で必要不可欠であるという話があったので、私はこれを力を入れてお願いしたような次第でございます。
さて、窒素酸化物について若干御説明申し上げますと、これを大幅に低減する必要からEGRと言われる方法が採用される見通してございます。これは排気ガスの一部を再循環いたしまして吸気にまぜまして一緒に燃焼させるということでございまして、排気再循環方式というふうに呼ばれております。これによって燃焼温度を下げまして窒素酸化物を低減しようというものでございます。
それでEGRだけでもできない。それから自動車に使う触媒も使えない。そこで、今ゼオライト系の触媒を開発をしておりますけれども、見てまいりましたが、それも作動温度がある一定の温度じゃなきゃできない。
例えば、ガソリン車についている触媒をディーゼル車両につけるとか、あるいはEGRを適用するなどすればいいのかなというような感じが私はします。しかしながら、軽油中の硫黄分が燃焼すると硫酸塩となって粒子状の物質を増加させ、またエンジンの耐久性を低下させるということで、現在では触媒及びEGRを適用できない一因となっているわけであります。それであれば、軽油の硫黄分を取り除けばいいわけであります。
○岩佐委員 通産省にちょっと伺いたいのですが、ガソリン車のNOx対策に使われている排気ガス再循環装置、EGRをディーゼル車にも導入するためには、エンジンの寿命を短くする硫黄分の除去が必要だと言われております。
環境庁といたしましては業界、自動車工業会各社を呼びましていろいろ事実関係を調べましたところ、現在の排ガス規制のテンモードに沿って走った場合においては車は規制に適合しているわけでございますが、高速領域におきましては、燃費の関係あるいは環元触媒あるいはEGRという窒素酸化物を減らすところの作業、操作のところの段階におきまして必ずしも十分な配慮をされていないというところがあるわけでございますので、私の名前
それから窒素酸化物防止装置、たとえばEGRと申しまして、排気ガス再循環装置といった装置が故障すればとたんにNOxの低減の性能は悪くなるということがございます。
ただし、もう一つテクニックがございまして、これからやりますいろいろな触媒装置そのものを持つ自動車といいますのは、いきなりNOxを調べなくても、実は触媒そのものの耐久キロはどのくらいであったか、あるいはEGRと言いまして排気ガスの還流装置がございますが、還流装置の機能が目で見てもよくわかる状況でございますので、そういう点の機能が十分確保されているかどうか、要するに公害に関連をする機器をチェックすることによって
したがいまして、私どもは自動車メーカーの聴聞の際、そういった個々のサーマルリアクターなりあるいはEGRなりあるいは触媒なりについてヒヤリングをいたしておるつもりでございますので、それぞれ単独の部品メーカーを呼ぶということは考えていないわけでございます。
したがって日本の五十年度規制をCVCCやロータリーエンジン以外で達成しようとすれば、当然EGRもサーマルリアクターも触媒も必要になる。したがってそういうものをつけないで日本を走る車が、それはできれば結構ですが、そういうものは現状ではできない、こういうことでございます。
現在、前者の方法としてCVCCやロータリーエンジンあるいはツーサイクルエンジンがあるわけでございますし、後者の方法としては、在来型エンジンを改造いたしましてCOやHCできるだけ少なくしていく、NOxはEGRによって対処する、残ったCOやHCはさらにサーマルリアクターあるいは酸化触媒で燃やすという方法があるわけです。
私は、一九七三年の時点においてアメリカで、先ほど申しましたAIR、CAT、EGR、この三つをつければ在来のエンジン、いま日本で動いているバイオレット型が〇・六、そしてそれだけの効果が出ますよということをここでちゃんと証明しているんじゃないですか。あなた方はこのデータを認めているんじゃないですか。
○小川(新)分科員 アメリカの科学アカデミーの報告書によれば、日産大型車に取りつけられている排ガス減少装置は、AIR(空気噴射装置)、CAT(触媒)、EGR(排ガス再循環)の三種類を組み合わせたものであります。日本の車にはついておりません。
問題は、しからばどうして一・二の平均値に比べて〇・六の平均値の場合はばらつきが、絶対値は小さくなりますけれども、先生のおっしゃるようなパーセントで見ると大きくなるかといえば、これは五十一年度規制は五十年度規制の技術の延長線上にあるわけでございますけれども、EGRの導入等々、いろいろな新しいシステム、あるいは耐久性等々の問題がございますので、部品の精度向上が非常にむずかしくなってまいります。
規制平均値が厳しくなればなるほど、たとえば一・二から〇・六とか〇・八五になればなるほど、生産車の排出量のばらつきが大きくなってくるのは当然でございまして、言うなれば、五十一年度規制は五十年度規制の技術の延長線上にはあるわけでございますけれども、EGRを使うとか、いろいろ触媒の問題でございますとか、部品の精度向上等の困難さが増加するために、そういうばらつきの幅ができるのである、こういうことでございます
それからまた日産、トヨタにつきましては普通のエンジン改造プラス触媒さらにEGRというような、いわゆる日産トヨタの何と申しますか正規のものばかりではなくて、日産の場合はNVCCといういわゆるトーチ点火方式も独自に検討いたしております。
○春日政府委員 評価書の四十二ページをごらんいただくと、その一番上に書いてございますが、「従って、前述の実験車のデータから判断し、改良EGRを用いることにより、〇・九g/kmないしこれをやや下回る値を達成することは不可能とはいえない。」これを言っておるわけです。その四十一ページあるいは四十ページ、さらにそれ以前にもいろいろなデータがございます。
それから一方、触媒の方、在来エンジンの触媒を使う方法、これにも還元触媒など全部にEGRをかけなければいけないのですが、そのEGRを全部かけまして、その上にさらに——EGRをかけるというのはエンジンモディフィケーションではございますが、その後に還元触媒あるいはさらにその後に酸化触媒をつけるデュアルベッド方式、それからもう一つの三成分処理触媒というのを使う方式、その方も進歩は非常にしております。
「さらに、NAS(全米科学アカデミー)の報告書によれば、日産はEGRと酸化触媒とにより低減対策を行った一九七五年型開発車(行程容積九十八立方インチ、等価慣性重量二千七百五十ポンド)の二万四千五百マイル耐久走行後においてLA−四モード・テストで一マイル当たりCO三・八グラム、HC〇・四八グラム、NOx〇・九五グラムと米国連邦規制を達成している。
○参考人(長島昭次君) 約三%でございますが、私どものエンジンちょっと特殊なことをやっておりまして、外部還流率としてのEGRは三%でございますけれども、パルプのタイミングをいろいろいじりまして、内部での自己還流、つまり排気弁から排気管にはき出されたものをすぐそこでまたシリンダーの中に戻すということをあわせてやっております。
このレオーネのエンジンのすぐれている点は、空燃比がほとんど当量比に近いところ——これは推定でありますが 一四・五程度でNOxがEGRつきで〇・九四グラムという値を達成したことであります。で、特に注意したい点は、アメリカの規制のしかたは日本と違っております、つまりLA4というモードで試験いたしますが、これは日本のテンモードの試験よりもやや高く出る。
○矢田部理君 このスバルレオーネにはEGRをつけていると思われますけれども、EGRは何%ぐらいかけられたのか、その数値を明らかにしていただきたいと思います。
前回まで私は触媒の問題を中心に取り上げましたけれども、その後の状況を見ましても——これは局長に伺いたいと思いますが、富士重工のスバルが従来のレシプロエンジンにEGRだけをつけてかなり技術的に有望な見通しが出てきておるという報道がなされております。
○説明員(春日斉君) 私どもが調査いたしました結果では、この富士レオーネの方法でございますが、これは酸化触媒にEGRをかける、こういうシステムでございまして、これは還元触媒を使っておるわけではないわけでございます。まあ、そういうような意味からいたしましても、まだ改善の余地はあろうかと思います。
EGRを約一〇%かけてたしか〇・四前後までいくというような話も出ておるわけでございますが、ハイドロカーボンとCOがやや高いと、こういうような実情も聞いておるわけでございます。
たとえて申しますと、一つが、トーチ点火の副室成層燃焼プラスEGR、あるいはそれにサーマルリアクターないしは酸化触媒、そういう一つのシステム、これはすでに試作車があるわけでございます。それから二番目には、成層燃焼型のバンケル型のロータリーエンジンで、プラスEGR、プラスサーマルリアクターあるいは酸化触媒。
しかしながら、かりにこれを実施に移すことにきまったといたしましても、五十年規制車のフォローアップ体制、新しいEGRシステムの開発及びシステム全体の開発から生産に至る諸般の準備を考えますと相当の準備期間を要しますので、最大の努力をもってしても実施時期は五十二年度からになるものと思われます。
たとえば排気循環装置といいまして、先ほどからお話がありますEGR法は一つの新しい方法だと思いますけれども、また複合触媒法も新しい方法だと思いますけれども、要するに、そういうものがちゃんと完成したものはまだでき上っていないということでございます。
たとえばEGRであるとか、あるいは現在よりもさらに点火時期をうんとおくらして非常に運転しにくいエンジンにならざるを得ないと思いますね。
まず、フォアサイクル・ガソリンエンジンの排出ガス対策から申し上げますと、特に窒素酸化物対策につきましては、各メーカーともその技術開発を重点に行なっておられますが、当社の場合も同様でございまして、排気を再吸入させて燃焼温度を低下させ、NOxの発生を少なくするEGR方式、すなわち排気還流方式や還元触媒によりましてNOxを無害の窒素と酸素に分解させる方式あるいは炭化水素、一酸化炭素、窒素酸化物を同時に無害化
わが国の五十年度規制に対しましては、排出ガス再燃焼装置、すでに説明がありましたサーマルリアクターを取りつけ、またNOx低減のために排出ガス再循環装置、EGRを使用する予定であり、これをMCAIIBと称しております。
EGR、排気ガス再循環装置、これは一ぺん燃えたガスでございますから、それをもう一ぺん回すのですから、燃焼が悪くなる方法の一つでございます。それから酸化触媒コンバーター、いま申しましたCO、HCをCO2またはH2Oにする、そして無害のものにしていくというコンバーターです。それから還元触媒コンバーター、これはNOxからOxというものを取り除いて、Nだけにして無害にもっていこう。