2014-05-15 第186回国会 参議院 財政金融委員会 第9号
日本のような大きな国が、経済第三位の大国が見習うところがどのくらいあるのかなというのが最初の印象だったんですけれども、その中でも、ああ、でもこれはすごくいいんじゃないかなと思ったのは、シンガポール政府が持つ、外資系企業とか外資を誘致する際に、EDB、経済開発局というところがありまして、その役割が非常に大きいなと思いました。
日本のような大きな国が、経済第三位の大国が見習うところがどのくらいあるのかなというのが最初の印象だったんですけれども、その中でも、ああ、でもこれはすごくいいんじゃないかなと思ったのは、シンガポール政府が持つ、外資系企業とか外資を誘致する際に、EDB、経済開発局というところがありまして、その役割が非常に大きいなと思いました。
○菅野久光君 今までも、例えば農薬でEDBなどは、アメリカでは相当早くに発ガン性があるということで禁止にしたんだけれども、我が国ではそれから相当時間がたってからやっとEDBについては使用禁止ということに踏み切る、相当な時間差があるわけですね。だから、外国で発ガン性があるからということで禁止したものは即我が国でも禁止をするというようなことが私は必要ではないかというふうに思うんですよ。
食品の流通、輸入等を所管する大臣としては何よりも安全なものを流通させていただくということは常々お願いをしておるものでございますけれども、このEDBについては何回かここで発言をさせていただきながら漸次一つ一つ解決をしていただいてまいりました。
きょうは私、もう少し我が国に残っておりますところのEDBについて今国会でお願いをしておかないと、来年度の分に間に合わない時期に入っておりますものですから、ちょっとEDBについてお願いをさせていただきたいと思います。
○説明員(内山壽紀君) 私どもも、輸入される果実類につきましても、食品衛生の観点からEDBの残留を認めない方向で臨むということが厚生省の基本姿勢でございます。したがいまして、これらにつきましても、EDB薫蒸にかわる安全性の高い代替技術の早期開発などにつきまして、農林水産省及び在京の大使館などを通じまして、関係各国に要請しているところでございます。
○政府委員(後藤康夫君) 先ほど申し上げましたように、私ども食糧庁といたしましても、安全性の重要性にかんがみまして、輸入時にサンプルを抽出して残留状況の調査をいたしておりますが、これにつきましては、農薬といたしましては臭素、EDB、それから有機塩素剤のBHC、DDT、ディルドリン、エンドリン、それから有機燐剤のパラチオン、こういったものにつきまして国内基準がそれぞれ定められておりますので、それを基準
そうすると、基準に抵触したものはないというお話でありましたけれども、小麦については臭素、EDB、BHC、DDT、ディルドリンとかエンドリンとか、パラチオンとか、こういったものについては国内の基準としてありますね。しかし有機燐剤のマラチオンだとかフェニトロチオンは、これは国内基準は小麦については今ないんじゃないですか。米にはあるんでしょう。はっきりしてください。
なお輸入に際しましては、農産物検査法に基づきます輸入小麦の検査規格に合っているかどうか、これは国の検収検査も兼ねてでございますがやっておりますほかに、御指摘の安全性の問題もございますので、食品衛生法に基づいて決められております基準、それからまたEDBにつきましても暫定残留規制値が規制をされております。
次に、EDBのことについてお願いしたいんですが、これは私どもの党の近江議員が衆議院の予算委員会で、例のグレープフルーツにかかわるEDBの問題を申し上げまして、その回答も厚生省及び農水省からいただいております。
○説明員(大澤進君) 今御指摘の点でございますが、ただいまも農水産省の方からお答えがありましたように、EDBの対策としては、薫蒸処理等の代替法、これを現在農水省において検討され、また幾つかの国においても実現しつつあると聞いておるわけでございますが、今御指摘のかんきつに対する放射線照射、この点でございますが、これにつきましては、まずその放射線を行うことの必要性、これについては現在のところ農水省において
○説明員(内山寿紀君) EDBにつきましては、先ほど農林水産大臣から御答弁がありましたですけれども、私どもの方につきましてもこの問題について大変関心を持っております。
特に、食糧品の輸入という問題でございますが、これは農産物殺虫剤、EDBの問題でございますが、これは発がん性があるということで米国内では既に禁止をしておる。こういう実験結果を承知で我が国としてはいまだにこれを入れさせておりまして、これはあらゆるフルーツに使っておるわけです。
このような観点から、農林水産省としましては、米国におけるEDB剤の規制措置に対応しまして、一昨年来、本剤を使用しております関係各国に対しまして、在日各国大使館及び外交ルートを通じまして、EDBにかわる消毒方法をぜひ開発してもらいたい、これは実は強力に要請してきておるところでございます。
かんきつ類の輸入の場合ですが、EDBの暫定基準、これは御案内のようにこれをきちっと守らせることとしておりまして、これが守られてさえおれば、消費者に渡ります段階で、EDBというのは極めて揮発性が強いものでございますから検出限界以下になるものだ、私どもはこう考えております。
それからEDBの問題で農林大臣が御答弁になりましたが、御存じのようにこの薬は今暫定基準を決めておりますが、極めて揮発性の強いものでございますから、今の暫定基準がきちっと守られてさえおれば、これは消費者に渡る段階では、EDBの検出は限界以下になるものだ、私はこう考えております。しかしながら、この問題は非常に大事な問題でございますから、続けて検討を進めてまいりたいと思います。
我が国におきましては、食品衛生上の見地から果実中のEDBの残留規制値〇・一三ppm、これが定められております。果実の輸入に当たりましては、食品衛生当局の検査によりましてこの基準に沿ったものが輸入されておるというふうに考えております。
それではその薫蒸農薬のかかわりでありますが、EDBの関係についてちょっとお尋ねをいたします。 新聞等によれば、十五都県で地下水調査が、昨年の十月、十一月そして、この四から五月に行われたが、「二度とも「シロ」と判定したことで、同省は当面、EDBを継続使用する方針を明らかにした。」ということが六月十二日付の新聞に載っております。
○政府委員(関谷俊作君) 今のところ、EDB剤につきまして登録取り消しという措置は考えておりません。ただ、土壌汚染の問題につきましては、これは起きますと影響が大変深刻でございますし、非常に長い間影響が及ぶということでございますので、これは早目に切りかえをしていくと いうことで、製造業者、関係団体等の協力も得て今回のような切りかえを早目に実施をした、かようなことでございます。
○政府委員(関谷俊作君) EDBの問題につきましては、ただいま御指摘のございましたような新聞報道等によりますと、少し経過が混乱しているような印象を与えましたことは、私ども非常に申しわけないと思っております。
これは長い目で見て国民の命にかかわってくる、こういう問題にもなって、それが結局例えばEDBにいたしましても、アメリカで問題になってこなければ我我が、我が国が強力にこれをチェックするというそういう体制を事前につくることが困難である、こんなことも含まれてまいります。
EDBの問題について質問をする予定でございましたが、時間がございませんので、きょうのところはその点については質問を取りやめさしていただきたい。準備された方には大変御迷惑をおかけしましたが、よろしくお願いいたします。 それじゃ、これで終わります。
○菅野久光君 検体にEDBが残っていないということを確認したということの今答弁がありましたけれども、本当にそれは間違いないですね。
○菅野久光君 そうしますと、今、穀物の輸入にかかわって非常に問題になっております薫蒸剤のEDBについてでありますけれども、EDBは御承知のように発がん性そして遺伝毒性があるということで、アメリカでは本年の二月、貯蔵穀物と穀物加工用機械に使用を禁止した。
○政府委員(竹中浩治君) EDBにつきましては、従来、かんきつ類を中心にいろいろ議論をされてきたわけでございますが、今先生お話しのとおり、昨年の秋ごろから、小麦につきましても米国側が規制を始めるということでございます。
しかし、外交ルートだけでは不十分であるというふうに考えておりまして、さような意味で食糧庁としましては、米国の農務省等関係機関に対しまして直接にEDBの残留実態に対する情報の提供、あるいは安全な小麦の供給について要請をするという行動をとってまいりました。特に我が国の輸入業者に対しまして、安全な小麦の輸入について最大限の努力を払うように現地でも依頼してまいったという状況であります。
食糧庁長官にまたおいでいただいたのですが、時間がなくなってしまって残念なのですけれども、EDB問題で調査をこの前依頼いたしました。そのアメリカに行って調査した結果ですか、それだけ簡単に御報告をいただいておきたいと思うのです。
かんきつ類や小麦について、チチュウカイミバエの駆除のためにエチレン非ブロマイド、EDBという薫蒸剤が従来使われていたわけです。現在アメリカではこれが禁止になったということなんですけれども、日本に輸入されるものからこういう薬が検出されるというふうに聞いておりますが、この状態について、厚生省はどの時点でどういうことを知っていたのか、まずお聞かせいただきたいと思います。
○竹中政府委員 EDBの問題でございますが、米国政府が二月に、穀類等へのガイドラインを決定いたしました。その前後、私どもそういう情報を得まして調査等の着手に入っておるわけでございます。
このEDBは非常に揮発性が高い農薬でございます。我が国におきましては大部分が土壌消毒剤として使用されておりまして、土壌に対する残留、あるいはその土に生えております作物についての残留ということは全く問題にならない農薬でございますので、その意味におきまして、ただいま問題になっておりますような発がん性とかあるいは変異原性というふうな試験までは行わずにその当時登録をいたしたものでございます。
私の所管だ、すべて私が決めるのだ、そのお気持ちを最後まで守っていただいて、少なくとも上で風見鶏がどっちを向こうと男山村ここにありで、徹底してこの問題については日本農業の守護神としての役割を十二分に発揮されることを心から御期待申し上げますと同時に、ただいまのEDBについては、国民の中にもまだまだ不安感が残っております。
あわせましてもう一つ、農産物輸入枠拡大についてお尋ねをしておきたいのでありますが、EDBの問題であります。 去年の九月、アメリカの連邦政府の環境保護局がEDBの危険性について指摘をし、アメリカは幾つかの対策を立て出した。ところが、どうも日本はこの対応が非常に遅いのでありまして、私、気になってしょうがありません。
先ほど申し上げましたように、このEDBにつきましては、発がん性物質であるということでアメリカではことしの九月一日から使用禁止になる、それが、農水省だと思いますが、農水省の要求によりまして日本向けは対象外になった、この点をひとつ確認をさせてもらいたいと思います。それと同時に、アメリカでは使用禁止になっているそういう殺虫剤が、日本政府の要求によって日本に輸入されてくるかんきつ類には使用されておる。
○玉木説明員 アメリカから入っておりますかんきつ類のEDB薫蒸の件でございますが、いわゆる検疫関係での食品衛生のチェックでは〇・二三ppmということになっております。
先ほどの果実関係ということになりますと私、担当でございませんので、より具体的なことはちょっとお答えできませんが、私の承知しておる範囲で穀物についてのEDB問題についてお話しした次第でございます。
それから小麦のEDBでございますが、先ほどちょっと申し上げましたように、まだ実際に私どもがやっております検体の数はごくわずか、十数検体でございまして、これだけでは不十分でございますので拡大をしていきたい。
それから、小麦等の穀類のEDBの問題でございます。これも実はEDBは揮発性のものでございまして、従来、私ども、かんきつ類につきまして最終の消費者のお手元に入りました場合にゼロになる、その目安のもとにガイドラインをつくりましてやっておるというわけでございます。
それともう一つ、アメリカから来るところのEDBの問題にしましても、それじゃいつ調査をされ、どういう方法で何件ぐらいやっているのか、やはり具体的に出してもらいたいと思います。
○竹中政府委員 EDBは、米国で発がん性があるということでございますが、御承知のように大変揮発性のものでございますので、最終消費者の口に入らないようにすることは可能なわけでございます。現在、実は穀類につきましては、残留実態の調査を鋭意進めておりまして、その結果が出ました段階でできるだけ早くガイドラインの設定をいたしたいと考えておるわけでございます。
○竹中政府委員 EDBにつきましては、従来輸入かんきつ類につきまして、消費者が食べる時点で痕跡以下になるような、そういうレベルの暫定的な規制値を設定いたしたわけでございます。輸入穀類につきましても同じような考え方で、消費者が直接食べる際に最終食品に残留しない、そういうレベルのガイドラインを設定するという方向で現在検討をいたしておるわけでございます。
いずれにしましても全体の給与量の中でこういうEDB薫蒸されましたものが使用されます頻度というのはかなり低うございますけれども、向こうでも現実に例があったわけでございますので、どういう地域でどのようにEDBの使用がなされているかということ、それが我が国に輸入されましてどのような形で給与されるというようなことを関係業界等を通じまして十分把握をして、その上で対策を考えたいと思っております。
○下田京子君 そうです、EDBのことをついているのです。どうなのですか。
EDB問題についてはやっていないのです。そこはさっき明確にお答えになっていますから、やっていないとか云々でなくて、EDB薫蒸のことについては今度初めて政府も動き出した。ですから責任を持って対応しなきゃならないということで御理解いただいて対応すると言うのですから、よろしくお願いします。