2021-06-11 第204回国会 参議院 本会議 第30号
幾らEBPM推進を叫んでも、何がエビデンスであるのかをきちんと理解し、それを政策形成につなげるためのノウハウを備えた人材がいなければ実際には進められないからです。統計に関して深い知識を持ったエキスパートの人材、統計を用いた実証実験や分析を行える人材を確保、育成していく必要があると考えますが、総務大臣の見解を伺います。 統計が各省庁で作られ、タコつぼ化している点も我が国の課題です。
幾らEBPM推進を叫んでも、何がエビデンスであるのかをきちんと理解し、それを政策形成につなげるためのノウハウを備えた人材がいなければ実際には進められないからです。統計に関して深い知識を持ったエキスパートの人材、統計を用いた実証実験や分析を行える人材を確保、育成していく必要があると考えますが、総務大臣の見解を伺います。 統計が各省庁で作られ、タコつぼ化している点も我が国の課題です。
こうした認識の下、政府横断的なEBPM推進体制を設けた取組を推進しており、各府省においては、府省内の予算検討など具体的な政策の立案、評価、見直しの現場で、それぞれの実情に応じ、ロジックモデルの作成、活用を中心としたEBPMの実践を進めているところでございます。
各府省のこれらの取組を支援するため、先生から御指摘ありましたけれども、各府省の政策立案総括審議官等から構成されるEBPM推進委員会におきまして具体的な取組事例の共有を行うことなどにより、政府全体の取組の底上げを図っているところでございます。 また、私ども内閣官房行政改革推進本部事務局におきまして、各府省にEBPMの知見を有する有識者を派遣して具体的な取組について指導、助言を行っております。
このため、先生御指摘いただきましたけれども、平成三十年四月にEBPM推進委員会におきましてEBPMを推進するための人材の確保・育成等に関する方針を策定いたしまして、府省横断の勉強会の開催等によるEBPMの実践に係る知見の共有、それからキャリアパスの各段階に応じた政府横断的な研修などの取組を進めてきたところでございまして、引き続きこれらの取組の充実を図ってまいりたいと考えております。
我が国においては、いわゆる統計不正が一つの大きな契機としてこのEBPMが進められてきたという経緯があると承知をしていますが、二〇一七年五月に統計改革推進会議の最終とりまとめにおいて、このEBPM推進に係る取組を総括するEBPM推進統括官(仮称)を置く、また、この政府横断的なEBPM推進機能を担う推進委員会、EBPM推進委員会を官民データ活用推進委員会の下に置くということなどの推進体制の構築が定められました
この点、官民データ活用推進戦略会議の下に設けられている政府横断的なEBPM推進体制、これ、EBPM推進委員会ですね、において昨年十月からワーキンググループを開催して、政策の立案、評価、見直しのプロセスにおいて、行政データ、民間データといった様々なデータの適切な利活用を図る観点から、自治体や関係省庁の取組についてのヒアリングや学識経験者との意見交換を実施してきております。
その結果として、政府全体としても、この問題については内閣官房のEBPM推進会議がございまして、こちらの方でも絶えずそれぞれの実務家の中で検証しているところでございますが、法務省におきましても、政策立案総括審議官、これを置きまして、この方が各種政策プロセスにおけるEBPMの実践のことにつきまして横串で見ているという状況でございます。
○若松謙維君 私も、EBPMを推進していただいているいわゆるこのEBPM推進委員会の専門家の方のお話聞きましたが、内閣府が主導になるということはやっぱりこれ違うと、論理的におかしいと。
そういう中、このEBPMというのがいろいろな形で聞かれているところなんですけれども、そして、各省庁では今担当官がこのEBPM推進ということで置かれまして、今年の令和三年の予算には内閣官房で五千万円、そして総務省で五千万円、こういう予算措置が行われておりまして、現場では一定の進展が見られます。
それは、先ほどの資料一で、総務省の行政評価局、そして事務事業レビュー、さらには右上にEBPM推進委員会というこの三つがあるわけでありますが、そしてさらに、研究機関等でロジックモデルの普及とか啓蒙を是非、EBPMというよりもやはり政策評価、もう二十年やっておりますし、ここには御存じの事前政策評価、さらには実績評価、そして総合評価と、三つのアプローチで大変な人も採用してやっておりますので、政策評価の質の
梶山大臣は、以前、内閣府特命担当大臣のときはこのEBPM推進の責任者でもいらっしゃいました。そして、今年、経産省でもこのEBPMの推進、確立のための予算、これを五千万円計上されていますけれども、このキャッシュレス推進の政策に対して国会図書館の厳しい指摘、梶山大臣はどのように受け止めていらっしゃるか、教えていただければ。
確かに、EBPMの体制につきましては、予算委員会の委員でもあられます山本幸三委員が行政改革担当大臣のときにイニシアチブを打ち出されて、政府に政策立案総括審議官とEBPM推進委員会ができました。
EBPM推進委員会や各府省において取組を総括する政策立案総括審議官というものを設置し、EBPMの観点から具体的な政策の立案や見直しの実践に取り組んでいるところであります。
それを科学に変えていくというのがEBPMなんだろうなと思っておりますけれども、今、総務省だけではなくて日本政府全体としてこのEBPM推進に取り組んでいるというふうに承知していますけれども、それでは伺いたいんですけれども、EBPMを推進するための体制はどのようになっていますでしょうか。
EBPMについては国もまだ始まったばかりということで、一方で、地方自治体でも関心を寄せている自治体が中にはあるかと思いますけれども、こうした関心を寄せている自治体とともに例えば共同の実証研究を行ったり、あるいはその知見やデータを共有する、もちろん個人情報を守った上でですけれども、こうした取組をすることがEBPM推進に有益なのではないかと思いますが、いかがでしょうか。
政府におきましては、平成二十九年五月の統計改革推進会議の最終取りまとめなどに基づきまして、EBPM推進の要となる機能の整備を行っております。 具体的には、まず、平成二十九年八月に、政府横断的なEBPMの推進組織として、各府省から構成するEBPM推進委員会を立ち上げました。
一例を紹介いたしますと、一昨年の平成二十九年には官房長官を議長とする統計改革推進会議を立ち上げまして、諸外国の事例等も参考に、EBPM推進体制の構築、あるいは人員、予算など、統計行政部門の構造的な問題などについて改革の方向性を取りまとめておられます。こうした地道な取組が進む中で今回のような不祥事が起こりましたことは大変残念でありまして、徹底的にうみを出す必要があります。
そういった考えのもとで、山本幸三先生にもお世話になりながら、今から三年前、自民党の行政改革推進本部というところで、統計改革、EBPM推進の提言を出させてもらいました。それを踏まえて、政府で統計改革推進会議を立ち上げていただいて、まさに統計法の改正によりまして、統計委員会の充実強化を行いました。
EBPM推進統括官、出しますと言ってください、ここで。すぐ出ますから。あした出ますから。
○川内委員 いやいや、確認したいと思いますって、EBPM推進統括官が、統計精度検査を受けて、それについてどう評価されているかわかりませんって、一体どういうことなんですか。(発言する者あり)
○川内委員 自分ではチェックしておりませんと何かすごいどや顔で言われても、ちょっと、EBPM推進統括官ですからね。EBPM推進統括官、統計担当としては、データを私はチェックしていませんでしたと何かすごい言い切られても、あれっというふうにしか思えないんですけれども。 では、統計委員会の事務局を統括していらっしゃる総務大臣に同じ質問です。
これじゃいけないというんで、この反省に立って、政府の政策立案の前提となる事実認識をしっかり踏まえて、立案された政策とその効果を結び付けるロジックを踏まえて、その前提となる根拠をチェックする、これで合理的な政策を立案していくと、まさに根拠に基づく政策立案をしっかりやっていこうと、政府全体でこれ、EBPM推進しているんでしょう。
安倍政権は、証拠に基づく政策立案、EBPM推進を強調しますが、求められているのは公的統計を中心とする客観的証拠の整備であり、そのための人材育成、体制強化です。 イギリスでは、試行錯誤の後に、中立性、独立性を確保する観点から、国会直属の機関として三千人以上の体制を取っています。日本は、総務省の所属人員は年々削減され、五百人を切っており、各省庁の人員を合計しても二千人にもなりません。
本法案は、統計委員会がEBPM推進委員会と協力連携して、統計作成にかかわる報告者、統計利用者のニーズを反映する対応策の検討、作成を行うことが前提となっています。 統計等データには個人の極めてセンシティブな情報が含まれており、これらの個人情報への十分な保護なくして統計調査への信頼は成り立ちません。
これからエビデンス・ベースト・ポリシー・メーキングを推進していくということで、各府省にも総括審議官級の担当者を設置するということで、先ほど各省庁の体制について説明を受けましたけれども、やはりEBPM推進委員会、これが重要な役割を担うということが、議論の中でもわかってまいりました。 この総括審議官級の担当者、それからEBPM推進委員会、これの現在の整備体制について伺いたいと思います。
審議官は、各府省においてEBPM推進の取組を総括する、そして統計等データの利活用のモニタリングをし、統計等データへのニーズへの対応、国民からの照会等にも対応することも含めます、それから人材の確保、育成等に取り組むということがまずございまして、他方、委員御指摘のEBPM推進委員会のメンバーとして、各府省と横連携をとって政府全体としてのEBPMの推進に取り組むという者でございます。
具体的には、昨年八月に、政府横断的な取組を推進するEBPM推進委員会を立ち上げたほか、今年度の秋のレビューにおいて、EBPMの観点から、試行的な公開検証を実施をいたしました。この四月以降も、新年度以降も、各府省においてEBPMの推進を担う審議官を新設するなど、各府省において、証拠に基づく政策立案の推進と定着に向けた各般の取組を着実に進めてまいりたいと考えております。