2020-05-27 第201回国会 参議院 本会議 第19号
特に、竹中平蔵氏は、未来投資会議の下部会議を非公開にして、国土交通省が入札予定価格を類推させるようなことになるという理由で提出を拒んでいた空港コンセッションにおけるEBITDA倍率を、竹中会長限りという注釈を付けて提出させました。その資料を私も国土交通省から提出してもらいましたが、正当な選挙で選ばれた国民の代表であるはずの国会議員には黒塗りで、肝腎のEBITDA倍率は読み取ることができません。
特に、竹中平蔵氏は、未来投資会議の下部会議を非公開にして、国土交通省が入札予定価格を類推させるようなことになるという理由で提出を拒んでいた空港コンセッションにおけるEBITDA倍率を、竹中会長限りという注釈を付けて提出させました。その資料を私も国土交通省から提出してもらいましたが、正当な選挙で選ばれた国民の代表であるはずの国会議員には黒塗りで、肝腎のEBITDA倍率は読み取ることができません。
この中で、ヒアリングの対象である空港コンセッションのEBITDA倍率というのがございまして、この二枚目にございます。これを公開の会議で示すことで、コンセッションの運営権の対価について自由な価格形成に支障を及ぼすというおそれがあることから、国土交通省の見解を踏まえまして、この個別のフォローアップ、ヒアリングにつきましては非公開となったものでございます。
その際、ヒアリング対象に含まれておりました空港コンセッションにおけるいわゆるEBITDA、EBITDA倍率ですね、これは何かと申しますと、要は空港の民間運営権者が運営権に支払った対価を空港運営を通じて得られるキャッシュフロー何年分で回収できるかということを示す指標でございますけれども、この指標を公開の会議で示した場合には、今後のコンセッション案件の運営権の対価について、その自由な価格形成に支障を及ぶおそれがあるかもしれないという
まず、国交省、このEBITDA倍率について説明していただけますか。
まず、EBITDAと申しますのは、金利、税金、減価償却費などを差し引く前の利益ということでございますけれども、このEBITDA倍率と申しますのが、企業の将来の価値を現在価値に引き戻して、現在のEBITDAとの間で何倍の倍率があるかということを見ている指標でございます。