2020-06-19 第201回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 閉会後第1号
○政府参考人(辺見聡君) 現在、厚生労働省におきましては、沖縄県が保管しております約七百柱の戦没者の御遺骨につきまして、DNA鑑定のための検体の対象部位を確認をする作業に取り組んでいるところでございます。
○政府参考人(辺見聡君) 現在、厚生労働省におきましては、沖縄県が保管しております約七百柱の戦没者の御遺骨につきまして、DNA鑑定のための検体の対象部位を確認をする作業に取り組んでいるところでございます。
戦没者の御遺族あるいは遺骨収容に関わる方々からしますと、御遺骨のDNA鑑定がどういう状態で行われているのか、今どんな状況なのかということをきっちり理解をしていただく、それが分かるということが重要でありますが、例えば沖縄総合事務局の一角をそういった場所として活用することはできないか、確認をしたいと思います。
沖縄県内で収集された戦没者の御遺骨については、そのDNA鑑定を沖縄県内で行い御遺族等にお返しすることができることが、県民のお気持ちにも沿い、望ましいと考えております。沖縄県内でのDNA鑑定につきましては、その実現に向けまして、先ほど御答弁ありましたとおり、現在、厚生労働省において検討が進められていると承知をしてございます。
また、過去のDNA鑑定人会議において、これまでに収容した遺骨の一部が日本人の遺骨ではない可能性があるとの指摘を受けていた事例については、令和元年十月以降、有識者会議の下に調査チーム及び専門技術チームを設置し、今般の事例の対応に関する調査及び今後の遺骨収集の在り方の検討を実施しました。
○国務大臣(加藤勝信君) 遺骨収集につきましては、冒頭申し上げましたように、戦没者遺骨のDNA鑑定会議において、収容された遺骨の一部が日本人の遺骨でない可能性が指摘されながら長期にわたり適切な対応が行われなかったこと、それによって遺骨収集への信頼性が大きく問われていること、これについては私ども真摯に反省をしていかなければならないと思っておりまして、まずそういった面についても先ほど申し上げた方針に沿って
沖縄で収容された戦没者遺骨のDNA鑑定につきましては、地域の実情を踏まえて沖縄で完結できるようにすべき、こうした御指摘もいただいておりまして、遺骨からの検体採取だけではなくてDNAの抽出、分析作業において沖縄で行うことが考えられ、沖縄において戦没者遺骨のDNA鑑定を行うことが可能な大学があるかなど情報収集に努めていきますとともに、実際にこの沖縄の遺骨収集に携わっておられる専門家の方々と連携しながら、
一刻も早い御遺骨を返還したい、そういう思いから、厚労省においてはDNA鑑定も認めてくださり、対象もどんどん広げてくださり、沖縄の皆さんに寄り添う、そういう対応をしてくれました。
もっとも、当のフィリピンですらDNA鑑定に基づいた検体の疑いが放置されていたので、やむを得ないとも言えるわけなんですけれども、こんな事例が山のように出てくるわけですね、調べると。 資料の一の三を御覧いただきたいんですが、厚労省のある職員の方は、報道さえなければなどと信じ難いメールをこれ関係団体に送っていたことも判明しております。
宮城、山口、沖縄、沖縄久米島で十一頭の繁殖、雄牛に血統矛盾が見付かったという報告もありますし、血統牛を含む六十九頭のDNA鑑定を始めているという報告も上がっています。
○国務大臣(衛藤晟一君) 三月十九日の沖北の特別委員会で秋野議員にお答えしたとおりでございまして、私としても、沖縄県内で収容された戦没者の御遺骨について、そのDNA鑑定を沖縄県内で行い、御遺族等にお返しすることができることは県民のお気持ちにも添い、望ましいものと考えております。
その現場では、ガマフヤーの皆さんだけでなく専門家の皆様と一緒に遺骨収容が行われておりまして、だからこそ、沖縄で遺骨収容に当たる専門家に対しては遺骨収容だけでなくもっと幅広く行うべきだと主張申し上げまして、さきの沖北委員会で厚労省より、DNA鑑定に用いる検体採取に関わらせるとの御答弁をいただいたところであります。 その進捗状況、お伺いしたいと思います。
沖縄県が保管しております約七百柱の御遺骨につきまして、DNA鑑定のための検体の対象部位を確認するに当たりまして、先生より専門家に携わっていくことが重要であるというふうに御指摘をいただき、そのための準備として、そのための行為として、今月十六日に、沖縄遺骨収容に関わっていただいております専門家を現地に派遣し、DNA鑑定のための検体の対象部位を確認することを予定していたところでございますが、今般の新型コロナウイルス
このDNA鑑定だけでなく、死因究明、これがやっぱり沖縄でも負担になっているわけでありますけれども、例えば医療現場で医療事故が発生した場合、その原因を探るために医療事故調査制度があります。これは二段階になっていまして、医療機関が行う院内調査、そしてその後のセンター調査があるわけでありますけれども、この二つの調査結果が異なる場合、患者さんの御家族は一体どちらを信用すればいいのでしょうか。
また、御遺骨の身元特定のためのDNA鑑定につきましては平成十五年度から実施をしており、秋野先生の御指摘やボランティアの方々の御意見なども踏まえながら、見直しを行いつつ実施してきているところでございます。
○秋野公造君 今のように多くの改善を図っていただいたわけでありますが、DNA鑑定で御遺骨を御遺族の元に届けたいということで、資料を今日お配りをしておりますけれども、沖縄の遺骨収容は専門家の先生方とガマを掘るガマフヤーの皆さんが連携をしてくださっておりまして、その場で御遺骨を収容する大きなお力添えをいただいているところであります。
まず、戦没者の遺骨収集事業に関しましては、先般、戦没者遺骨のDNA鑑定人会議において、収容された遺骨の一部が日本人の遺骨ではない可能性が指摘されながら適切な対応が行われてこなかったこと、それによって遺骨収集事業への信頼性を問われるという状況になりました。そのようなことにつきまして、真摯に反省をし、事業のあり方の見直しに取り組んでいるところでございます。
今般、この一万五千柱の中から、南方の遺骨においてもDNA鑑定が可能かどうかを研究するために採取したという十検体について、鑑定人会議において日本人の遺骨でない可能性が指摘されていたということが判明したところでございます。 この十検体につきまして、まず、今後、有識者会議のもとに設置をいたしました専門技術チームで再鑑定をお願いするということにしております。
御承知のように、本年四月にも、両国の戦没者の遺骨の所在や両国の遺骨収集活動の計画についての情報交換、あるいは遺骨のDNA鑑定等の技術についての情報交換を内容とする協力覚書も締結をしたところでありますので、締結したところに終わらず、そうした協力関係をつくりながら、そしてそれを一つの範としながら、我が国のこうした遺骨収集あるいは鑑定のありよう、こういったこともしっかり考えていかなければならないというふうに
しかし、今、身元特定のためのDNA鑑定は、国内十二大学に依頼をしております。これは報道ベースですが、一件で半年かかるといった話もあります。DNA鑑定待ち、安定同位体鑑定待ち、こうした遺骨が一体何遺骨あるのか、何人分あるのか、単純計算しても何十年かかると考えます。
昨今のいろんなものを見ますと、この再審を請求すると、これは無罪、そういったところに行き着くような大きな証拠、あるいはDNA鑑定、こういったものがありますので、覆されているというのがあるわけですね。そうしますと、死刑執行してしまったわけです。
特に、遺骨の収集事業、DNA鑑定については私も非常に注目しております。是非誠意を持ってこれに取り組んでいただきたいということを言いまして、委員長、もうこれで厚労省さんはお引き取りくださって結構です。いてもいいんですよ、いてもいいんですけど、結構です。帰ってもいいです。
○政府参考人(辺見聡君) 千鳥ケ淵戦没者墓苑に納骨した経緯については、関係する資料等に基づき判断をして行っているところでございますけれども、現在、戦没者遺族のDNA鑑定人会議において指摘された、日本人ではない遺骨が収容された可能性が指摘された埋葬地に係る遺骨について、有識者会議の下に設置されました専門技術チームにおいて日本人である可能性に係るDNA鑑定等を進めているところでございます。
DNA鑑定用は九千、先ほどおっしゃいました四百何がしになりましたでしょうか。そこからまたDNAが抽出されるわけです。でも、最初に検体をとってこないとDNAもとれません。三十四万余のうち幾ら、どれだけ検体をとってきたでしょう。 大臣、御存じですか。お願いします。
○辺見政府参考人 フィリピンとの協定におきましては、入手可能な根拠について総合的に判断を行って、これにより判断ができない場合に日本においてDNA鑑定を行うことができるというふうに規定をされているところでございます。
○加藤国務大臣 今の委員の整理では、まさにDNA鑑定のために採取した検体の数は約一万体ということは申し上げているわけでありますが、その前提となる、DNA鑑定するために、歯の一部とか、そうやって持ってきた数が幾つかという御質問だと思いますけれども、済みません、ちょっと私の手元にその数字がないので、答えることができません。
援護施策については、戦没者遺骨のDNA鑑定人会議において日本人でない遺骨が収容された可能性が指摘されながら、適切な対応が行われてこなかったこと、それによって遺骨収集事業への信頼性を問われていることについて真摯に反省し、改善に努めてまいります。専門家や御遺族等の御意見等を伺いながら、先般公表した今後の確認・検証作業の進め方に基づき、作業を進めてまいります。
援護施策については、戦没者遺骨のDNA鑑定人会議において日本人でない遺骨が収容された可能性が指摘されながら適切な対応が行われてこなかったこと、それによって遺骨収集事業への信頼性を問われていることについて真摯に反省し、改善に努めてまいります。専門家や御遺族等の御意見等を伺いながら、先般公表した今後の確認・検証作業の進め方に基づき作業を進めてまいります。
その中で、報道がありまして、平成十一年から平成二十六年にかけてロシア国内の九カ所で収集した遺骨についてDNA鑑定を行ったところ、五百九十七人分については日本人でない遺骨の可能性がある、三百三十六人分が千鳥ケ淵戦没者墓苑に納骨されているという問題であります。
戦没者遺骨のDNA鑑定会議におきまして日本人でない遺骨が収容された可能性が指摘された埋葬地に係る遺骨につきましては、現在、有識者会議のもとに設置された専門技術チームにおいて、日本人である可能性の確認を進めているところでございます。 本件の御遺骨の取扱いにつきましては、こうした確認結果も踏まえ、御遺族を始めとする関係者の方々の声を伺いながら、適切に対応してまいる所存でございます。
日本の遺骨収容で行われているDNA鑑定の予算は一億五千六百万円。来年度の予算でも恐らくそう大きく伸びないのではないかというふうに思っているところでありますが、世界各国はみんなDNAをとってきているんですよ。 日本には、今、一万体を超える遺骨のDNAが抽出できていると、きのう、担当部局の方から聞いています。しっかり調べて、これが本当に日本人なのかどうか、やるべきですよ。
この事実を考えると、やはり、私が指摘をしているように、DNA鑑定をやる、そして、骨も、今はDNAが抽出できないかもしれないけれども、将来は、技術が変わればとれるようになるかもしれない。だとすれば、焼かずに持ってくるべきですよ。 総理、そこは、方針転換、やはり総理がリーダーシップをとって、ここは指示して、やらせますと言ってくださいよ。多くの英霊が待っていますよ。
また、収容した戦没者の御遺骨のDNA鑑定については、現在、国内の十一の大学等と契約し、必要な費用を支出した上で鑑定を実施していただいております。 なお、今後のDNA鑑定の在り方につきましては、厚生労働省において、有識者で構成される戦没者の遺骨収集の推進に関する検討会議を開催して議論していただいていると承知しており、その結果も踏まえ、必要な検討を行うこととしております。
○国務大臣(根本匠君) 南方等の戦闘地域で収容された戦没者遺骨のDNA鑑定の今後の方針についてのお尋ねについて、改めてお答えいたします。
南方等の戦闘地域で収容された戦没者遺骨のDNA鑑定の今後の方針についてお尋ねがありました。 今、私たちが享受している平和と繁栄は、国や国民のためにかけがえのない命をささげられた皆様の尊い犠牲の上に築かれたものであり、このことを決して忘れてはならないと考えております。
DNA鑑定の問題についてはこの三月十四日の委員会でも質問いたしましたが、DNA鑑定の希望が多いにもかかわらず、委託している民間の専門家の数が少なく対応できていないというふうに伝えられていますが、一つの方法として、専門能力の高い米軍に依頼するなどの方法があるのではないでしょうか。いかがでしょうか。
日本人戦没者の遺骨の身元を特定し御遺族にお返しするためのDNA鑑定は、御遺族の感情にも配慮し、日本国内で鑑定を行っていただいている大学等の協力の下、厚生労働省が主体的に行うべきものであるというふうに考えてございます。 今御指摘ございました米国政府のDPAAとの連携につきましては、先月、協力覚書の署名に至ったところでございます。
御遺骨については、可能な限りDNA鑑定を実施しており、平成三十年度は五十柱を御遺族へ引き渡しました。 次に、関係国の政府との協議等について報告します。 平成三十年度は、外務省と連携し、フィリピン、インドネシア及び米国の各政府との協議等を行いました。フィリピンにおいては、平成三十年五月に署名した覚書に基づき、同年十月に事業を再開したところです。
また、DNA鑑定につきましては、DNA鑑定、例えば犯罪捜査のように現に生存している方とその遺留物というようなものであれば比較的分かるものでございますが、南方の骨でございますと、結構傷んでいて、DNAを抽出しても例えば欠落をしていてきれいにDNAが取れないというようなことであったり、あるいは、古い遺骨でございます、御遺族の方との関係が離れていくとなかなかDNAが合うケースが少ないというような、条件が悪
○白眞勲君 これ、DNA鑑定拒んでいるのということを聞いているんです。
○国務大臣(根本匠君) そういうことがありますので、沖縄で遺留品等がなくてもDNA鑑定を呼びかける試行と言っているように、まさにそれは、沖縄でやって、そして今回の沖縄等、沖縄の結果を踏まえて、南方等の地域で収容した御遺骨のDNA鑑定について、まさに専門家等の御意見も聞きながら、今年度末までに一定の方向性をお示しする予定であります。とにかく急いでやりたいと思います。