1987-09-03 第109回国会 参議院 商工委員会 第4号
その中にDEW、ダイレクテッド・エナジー・ウエポンズというのがございますが、その部分についてアメリカン・フィジカル・ソサエティーの方々が寄り集まってそれを一年半ぐらいかかって吟味して、そしてそれをまた国防省に渡して、公表して差し支えないかどうかをさんざん何カ月もかかって吟味させた上で公表したものがこの四月ごろ出ております。
その中にDEW、ダイレクテッド・エナジー・ウエポンズというのがございますが、その部分についてアメリカン・フィジカル・ソサエティーの方々が寄り集まってそれを一年半ぐらいかかって吟味して、そしてそれをまた国防省に渡して、公表して差し支えないかどうかをさんざん何カ月もかかって吟味させた上で公表したものがこの四月ごろ出ております。
そこで、私が調査団の報告によってSDIの研究テーマ、研究課題というのはどういうことですかということで伺って、今SATKA、KEWあるいはDEW、こういうふうにいろいろ研究の計画、研究課題、こういうものを報告の中で述べているわけですね。
こういうことで、「SATKA等」こういうことで「(レーダー、赤外センサー、信号処理等)」、それから「KEW」「(誘導制御、電磁加速、センサー等)」、それから「DEW」「DEW関連技術(高出力レーザー、高出力粒子ビーム、光学装置等)」こういうふうに幾つか項目を挙げてあるわけでありますが、大体こういう内容のものが研究参加の中で求められている技術と理解していいわけですか。
これはDEWと言われる指向性エネルギー兵器を、例えばエックス線レーザーですね、核爆発を利用して今つくろうとしている。そのために地下核実験というのをなかなかアメリカは禁止できないわけですけれども、そういうものも重点的に進めようとしている。ことしの六月にペンタゴンが議会にSDIの予算が削られて一体どうなるかということを詳しく報告したのがあります。
○国務大臣(倉成正君) ただいま委員は核の問題だけを中心にお話しでございましたけれども、SDI計画の中での運動エネルギーはカイネティック・エネルギー・ウエポン――KEWまたは指向性エネルギー―― DEW、この二つがございまして、その指向性エネルギーの中の一つにエックス線レーザーというものがあるわけでございますけれども、それをもって全部何かSDIがそういうものであるかのような錯覚を持つとしたらそれは間違
ですから、私はやはり物事というのは本当に難しい両刃のやいばがあり、汎用技術と軍事技術とどこで区別するかという問題があろうかと思うわけですけれども、SDIの計画の五分野、SATKA、それからKEWすなわち運動エネルギー、それから指向性エネルギー、DEW、また残存性の問題、破壊力あるいはシステム・アーキテクチャーというような分野その他あると思いますけれども、こういった分野の中の一つの分野、いわゆる指向性
それともう一つDEW、ディレクテッド・エナジー・ウェポン、指向性エネルギー兵器と翻訳しておりますが、この二種類に大別してSDIOは説明を行っております。
○秦豊君 大出力指向性エネルギー兵器、DEWの部門であるとか、あるいはレールガン、運動性エネルギー兵器などのKEWですね、こういうよりきな臭い部門への研究参加は考えられなくても、ミサイルを監視し、探知し、さらに捕捉し、追尾し、照準撃破を確認する感知システムというとたまたま日本がミリ波レーダーとかあるいは光通信、ガリウム・砒素素子、HEMT素子等々、日本の先端産業が既に持っている技術で優に対応できるわけです
それから二番目はDEWということで、これは指向性エネルギー兵器、それから三番目がKEWと言われていますが、これが運動性エネルギー兵器、カイネティック・エナジー・ウェポンズということで、運動性エネルギー兵器ということでございます。
その中でDEWと言われた大出カレーザー等の指向性エネルギー兵器、これが、予算を読んでいると時間がかかりますが、北米局長も恐らく肯定されると思うが、一番金を使っている分野なんです。
これはこの六部門を読んでいると時間がたつからあえて避けるけれども、一つ、二つだけやると、大出力レーザーなどの指向性エネルギー兵器、DEW、これが一番ポイントなの。
○政府委員(栗山尚一君) DEWというのは、指向性エネルギー兵器の総称であるというふうに理解しておりますが、具体的に指向性エネルギー兵器につきましてはいろいろな兵器が現在研究されているということが文献等において明らかになっております。
現在あります、先ほどちょっと御説明申し上げましたSDIの中で、DEWの方ではエックス線レーザーのようなものを使うとこれは波長が非常に短いので大気圏を通過しませんので、これはだめですけれども、化学レーザーのようなものならばある程度高い山の上に置けば通過できるのではないか。
もう一つ、今度はDEWという指向性エネルギー兵器というのがありますが、これがレーザーとか中性子とかを使うものなのです。八四年予算からアメリカでは予算配分をしておりますが、八四年、八五年と続きましておのおのの技術についてほとんど同じような金額の割り当てをしております。ただ、その中でも一番金額が大きいのがエックス線レーザーの兵器についてです。
それで、ここで使っております、別に併設してありますDEW——DEWラインとわれわれ呼んでおりますが、これのレーダーがございましてこれで発見することはできる。ただ、正確な能力については発表されておりませんけれども、普通の場合ですと一万メートルの高度を飛んでいる航空機というのは四百キロから四百五十キロの間ぐらいならば確実に捕捉できます。
東方には、グリーンランドからアイスランドを横断するDEWラインを拡張する電子、通信施設を完成しました。ベル・システムはまた、グリーンランド及びアラスカの弾道ミサイル早期警報システムのレーダ前哨地点から後方に連絡する通信綱を予定通り完成しました。ベル・システムは、国防通信局のために、ワシントンと米国管区の指揮官との間で即座に世界会談ができるような方式を作成しました。
少し古うございますが、カナダとアメリカとの間にパインツリー・ラインを引き、カナダの中にミッドカナダ・ラインを引き、そしてアラスカの方にはDEWラインを引いて、太平洋上及び大西洋上には軍艦を出し、あるいは船を出してレーダーを海の先の方に進めていく、そしていかに早く敵の爆撃機をとらえるかということに苦心しているわけです。