1992-03-05 第123回国会 衆議院 逓信委員会 第3号
○小野沢政府委員 集中排除の原則は、電波の希少性とか、そういったことが一つの根拠といいますか考え方の基本になっておると思いますが、BS放送、CS放送、そういったことで多メディア。
○小野沢政府委員 集中排除の原則は、電波の希少性とか、そういったことが一つの根拠といいますか考え方の基本になっておると思いますが、BS放送、CS放送、そういったことで多メディア。
そこで、CS放送のメディア特性等を考慮した場合に、CS放送に関するこの原則の具体的な運用のあり方につきまして、現在、通信衛星を利用する放送の普及の在り方に関する研究会で調査研究を深めておりまして、近く一定の結論が得られる予定でございますので、そういった結果を踏まえまして、また、各界の御意見等も踏まえまして、検討を行いたい、こういうふうに考えております。
○上田(哲)委員 そこで問題なのは、このCS放送にはバックアップのところが保証されていないといけないことになっているんです。だから、三億円、六億円あるけれども、CS放送ということになると六億円の方にしなきゃならなくなるんです。そこが問題なんです。問題というか、この三億円と六億円のところはCS放送であるからには仕方がないのです。
早い者勝ちなんですが、それでは、早い者勝ちで強力な星を我が国が開発をすればそれは国際的に何の矛盾もなくフリーハンドでやれまして、そしてCS放送の受信のアンテナは一・二メートルから一メートル、八十センチ、四十五センチというふうに大量生産で縮めていけますか。その辺が制度として国際的にもクリアができているんだったら私はそう、かと言いますが、どうでしょう。
こういう新たなサービス、しかもCS放送というのは我が国で初めてなんですよ。ですから、今も技術基準に始まります議論がございましたように、そういうものはやはり一定の実験というものをやられまして商用に移っていくというのが常識なんですよ。
○伊藤(忠)委員 それで、今回のこのCS放送が始まるに当たりまして、関係業界から意見が出ていますね。新聞業界からも私たち意見を聞かしていただいているわけですが、新聞業界の方はこれからCS放送をやっていく立場ですからね。それに当たって行政の主導の問題を云々されて心配をされているわけです。
わが国においては、昭和四十八年以来通信衛星、放送衛星の開発を国家の事業として進めてこられたわけですが、すでに実験用の通信衛星CS、放送衛星BSが順調な実験段階を迎えている、こういう実験の成果を踏まえていよいよ実用の段階を迎えよう、こういうことであろうと思います。