1980-04-22 第91回国会 衆議院 商工委員会石炭対策特別委員会連合審査会 第3号
特に、COM燃料の開発につきましては、昭和五十一年十月から研究開発を開始し、現在は実用化の実証を行う段階に来ており、昭和五十五年度からは弊社の設備を利用いたしましてCOMの実かん燃焼試験及び石油火力COM転換実証試験を、それぞれ昭和五十六年度及び昭和五十九年度終了を目途に実施いたします。
特に、COM燃料の開発につきましては、昭和五十一年十月から研究開発を開始し、現在は実用化の実証を行う段階に来ており、昭和五十五年度からは弊社の設備を利用いたしましてCOMの実かん燃焼試験及び石油火力COM転換実証試験を、それぞれ昭和五十六年度及び昭和五十九年度終了を目途に実施いたします。
それからそのほか、石炭火力の推進に関する財政的な援助といたしましては、ばい煙の処理技術等についての実証試験とか、あるいは乾式脱硫技術についての実証試験、さらには灰処理センターの集中灰捨て場の調査とか、さらにはCOM転換の実証調査、発電所の建設費の補助金等々が予定されているところでございます。
それで、まずそれを適用するのは電力でのCOMの実用化を考えようということでございまして、石油火力のCOM転換を目指しまして、五十五年度から石炭だきの設計ボイラーに適用するという実証試験をしたいということでございます。 第二点は、これと並行いたしまして、油だきの設計ボイラーに適用できるかどうかという観点に立ちまして、今後実証試験をしたいということで、いま設計に着手したいというふうに考えております。