2015-05-14 第189回国会 参議院 経済産業委員会 第10号
また、従来、CO2発生量が多いとされてきた石炭火力発電も、日本の新技術、次世代技術開発により発電効率と環境対策は世界ナンバーワンだ、原発の再稼働とともにこの石炭火力発電もベースロード電源の一翼を担ってもらいたい、いくべしと改めて期待もいたします。
また、従来、CO2発生量が多いとされてきた石炭火力発電も、日本の新技術、次世代技術開発により発電効率と環境対策は世界ナンバーワンだ、原発の再稼働とともにこの石炭火力発電もベースロード電源の一翼を担ってもらいたい、いくべしと改めて期待もいたします。
化石燃料の最大の懸念は、言うまでもなくCO2発生量が圧倒的に多いということでありますけれども、化石燃料であるがゆえにいつかは枯渇してしまうという限界が現実にあります。私たちの国には化石燃料が豊富に埋蔵されているわけではありませんので、どうしても輸入に頼らざるを得ません。
一キロワットアワー当たりのCO2発生量を比べると、温泉の熱利用による発電、地熱発電のCO2発生量は十五グラム、石炭火力発電は九百七十五・二グラム、原子力発電は二十四・七グラム、風力発電は二十九・五グラム。つまり、発電から出るCO2を比べると、火力は地熱利用の六十五倍、原子力でも一・六倍、風力は二倍と段違いです。それだけ地球温暖化防止、CO2削減の側面からいうと地熱は優秀な発電方法です。
発展途上国が現在、人口それから経済成長ともに進んでおりまして、間もなく世界全体のCO2発生量の五〇%以上を途上国が占めるのではないかと思われます。
しかしながら、他の化石エネルギーに比しまして、単位当たりのCO2発生量が大きいことなど、環境面での制約要因が大きいエネルギーであります。このため、利用に当たっては、環境に調和した石炭の利用技術、いわゆるクリーンコールテクノロジーの開発、そして、それの普及によりまして、環境負荷の抑制を図ることがやはり重要な課題になっていると私は思っています。
○篠原政府委員 先生御指摘のとおり、石炭は、他の化石燃料に比べまして単位当たりのCO2発生量が大きい、こういった課題を有しておりまして、その利用に当たりましては、地球温暖化問題等に十分配慮することが必要でございます。
例えば、一番最初に申し上げましたCOP3に対して、CO2の発生量という部分でも、なるほど火力発電に比べたら発生量は少のうございますが、原子力に比べたらまだまだ太陽光発電のCO2発生量は低くないというふうな事例もございます。
一方石炭は、石油、天然ガスに比べますと単位当たりのCO2発生量が多い、あるいはそのほかのSOx、NOxあるいはすす、粉じんといった問題、それから固体でありますからどうしても液体に比べると使い勝手がよくない、こういういろんな問題があります。特に、CO2発生量が多いというあたりはこれからの問題として大きな課題になっておるところでございます。
先ほど藤目参考人の御説明の中にもございましたが、これまでの省エネ対策を継続するだけで、つまり新たな省エネ対策を追加せずに今の消費が続くと四億二千万キロリットルから四億三千万キロリットルの消費量になるだろうという数字が示されておりましたが、これが先ほどの二〇〇〇年で一九九〇年レベルのCO2発生量に抑えようという目標を達成するためには、実はその目標の数字のさらに三千万キロリットルから四千万キロリットルぐらい
これについては現在でも引き続き変わらず、また先ほど申し上げましたような世界的な石油需給の状況からいたしますと、さらに努力をしていかなければならないということでありますが、その石油代替エネルギーの中でもさらに地球温暖化ということを考慮いたしますと、CO2発生量、CO2負荷のより少ないエネルギーへの依存というのをその石油代替エネルギーの中でもさらに高めていくことが必要ではないかというような議論が二点目でございます