2007-04-11 第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第12号
○川内委員 OECD加盟国における鳥インフルエンザで死亡された方々の人数は四名、BSE由来のバリアントCJDで死亡された方々の数が百九十一名。OECDというのはいわゆる先進国と言ってもいいと思いますが、BSE由来のvCJDというのは、まだまだ注意が必要であるということがこの数字からも受け取れるのではないかというふうに思います。 ちなみに、アメリカ国内におけるvCJDの死亡者数をお答えください。
○川内委員 OECD加盟国における鳥インフルエンザで死亡された方々の人数は四名、BSE由来のバリアントCJDで死亡された方々の数が百九十一名。OECDというのはいわゆる先進国と言ってもいいと思いますが、BSE由来のvCJDというのは、まだまだ注意が必要であるということがこの数字からも受け取れるのではないかというふうに思います。 ちなみに、アメリカ国内におけるvCJDの死亡者数をお答えください。
○川内委員 それでは、BSE由来のバリアントCJD、変異型クロイツフェルト・ヤコブ病で死亡をされたOECD加盟国における死亡者数をお答えください。
まず一ページ目は、これBSEの発生頭数とバリアント・クロイツフェルト・ヤコブ病、CJDの、vCJDと言いますけれども、この患者の発生数ですね、イギリスで十八万頭BSEが出て、vCJDが百五十九人発症した。 次の二枚目には、このイギリスを含めて世界じゅうのこのvCJDの死亡者数の推移があります。これを見ていただきますと、左側に赤の棒線がBSEの発生頭数で、これは単位が千頭ですね。
このシカのプリオン病、狂シカ病由来ではないかとされるvCJD、バリアントCJDの方々も出ているのではないかということが報告されているし、CWDは人にうつりやすい、うつるんじゃないかということも言われている。これは、WHOもアメリカの状況を大変注目しているわけです。
バリアントCJDという、これは公衆衛生の問題に発展をするわけでございます。だから厚生労働省は、イギリスへの渡航歴のある方を、献血を認めていないということが今国内措置として行われているということは、閣僚の皆さんもよくよく御案内だというふうに思います。
狂シカ病は、筋肉、要するに肉にも異常プリオンが付着をしているという学者の論文も既に発表されていて、狂シカ病由来ではないかというバリアントCJDと類推をされるような報告もあるわけです。このえさの問題というのは、実はBSE全体のリスクを低下させる上では絶対にしっかり議論をしなければならない課題なんです。 総理、日本とEUは、もう肉骨粉を絶対使わないというふうになっているわけですよね。
ただ、BSEの生体内分布は独特のものがありまして、そのほとんどは中枢神経系を含む脳と脊髄に、ヒトのバリアントCJDと異なって、血液中にはほとんど出てこないというのがわかっております。 それから、もう一つ。個々の事例について、どの程度の農家でどういうふうに実態として使われているかという細かいデータはいただいておりません。
また、それと同時に、これはダブルトラックで厚生科学研究事業の遅発性ウイルス研究班による調査というものもしておりまして、この二つのデータをもとにしてCJDサーベイランス委員会によって判定をしているということでございます。実態の正確な把握ができていると私ども考えております。 結論でございますけれども、このような監視体制のもとにおきまして、二例目のvCJD患者の発生は確認されておりません。
○田中政府参考人 委員も御承知だと思いますけれども、vCJDとスポラディックのCJDはかなり臨床的にも幾つかの特徴ある、例えば脳波上あるいはCT上違いがございますので、臨床的にある程度鑑別がつくのではないかというふうに考えているところでございます。
現時点で百万頭に近い感染牛を食したと考えられるイギリスでバリアントCJDの患者さんが百五十五人、フランスが十一人、その他の国、日本を含めて一人という状況ですけれども、それに関して数百人から最大、悲観シナリオで五千人という推定もあるわけで、それを勘案して、大体一億二千万人の日本で〇・一から〇・九人という報告を出したわけで、今回の二十か月齢の見直しというのは、ある意味では、その中間見直しを総論とすれば、
もしそれが〇・幾つという格好で来たとして、それが持っている感染価、人に対してバリアントCJDを起こし得る危険性のあるものというものがどのくらいあるかということを、特定危険部位を取った後で陽性牛が万一紛れ込んできて、特定危険部位を取った上で更に最後に残る危険というものがどのくらいかということを考えた上で、そこのところを切り払っても、そこを検査してSRMを取ってもそのリスクはほとんど変わらないか非常に少
まず、献血制限に関する事項でございますけれども、当初、このバリアントCJDの患者さんの英国滞在歴は一カ月程度ということでございまして、一カ月以上英国に滞在した人の献血を制限する措置を予防的に講じたところでございまして、先生最後におっしゃられました、現在考えております一日以上滞在歴があるというのは、これは二十四時間を目安として考えております。
このバリアントCJDについては、輸血による感染の可能性、それから、短期でも、危険部位の高濃度暴露で感染する可能性が否定できないこと、三つ目に、人の血液における病原体の検査法が確立されていないということがございます。これを踏まえまして、先生お話しのとおり、予防的に、九六年以前に英仏におのおの一日以上滞在した場合は献血制限を行う措置を当面、暫定的に講ずる方針としたわけであります。
今後、米国側措置の詳細を検討の上で、我が国に輸出される牛肉の安全性について食品安全委員会に諮問して、科学的に評価を行っていただく予定でありますが、リスク管理機関である厚生労働省といたしましては、変異型CJDの発症の防止に向けて、この科学的な評価結果に基づいて適切に対処していきたいと考えております。
小さなvにCJDの問題に関連して、血液事業に関する問題を質問をさせていただきたいと思います。 三月十八日の委嘱審査でも質問しましたけれども、私は血友病患者として、血液製剤を必要とする者として、また血液を必要とする者として大変深刻な不安を覚えています。
○政府参考人(寺田雅昭君) それは大変大事な問題でございますが、幾ら食べたら人間がいわゆるバリアントフォームのCJDになるかということは分かっておりません。
バリアント・クロイツフェルト・ヤコブ病は輸血により感染する可能性が指摘されていること、及び短期間でも危険部位の高濃度暴露によりバリアントCJDに感染する可能性が否定できないことを踏まえまして、世界的に見て最も安全性に配慮し、予防的に、一九九六年以前に英仏におのおの一日以上滞在した場合は献血制限を行う措置を当面暫定的に講ずることとしたものでございます。
バリアントCJDの問題、そしてまたもう一つ重要な牛の月齢判別に関する検討会のこの結果、これも科学的根拠のないデータをもとに構成をされていると私は思っております。次の機会にこの中の科学的矛盾について追及をしたいと思います。 それでは、終わります。
その相談内容でございますけれども、英国に滞在したことがあるが大丈夫か、あるいはバリアントCJDかどうか分かる検査方法はあるのか、あるいはこれについて治療方法があるのか、こういうような質問がほとんどでございました。
○田中政府参考人 今回の症例でございますけれども、厚生労働省といたしまして、あるいはCJDのサーベイランス委員会が報告を受けたというのは昨年の二月の二十六日の時点でございますけれども、それから後、一応孤発型のクロイツフェルト・ヤコブ病だというふうに診断がされて、そういう形でこの症例については扱われたものでございます。
○楢崎分科員 CJD委員会の関係者の方と申しておきますけれども、その方は、一カ月でもかなり高濃度な汚染にさらされた可能性がある、一カ月というのは英国に滞在中という意味ですね、このように発言されているんですけれども、これは厚生労働省関係者の方ではないですけれども、これはどのように受けとめたらいいんでしょうか。一カ月間、朝から晩までハンバーガーを食べていたということですかね。どういうことでしょうか。
○田中政府参考人 患者さんの生活状態でございますけれども、現在、CJDのサーベイランス委員会と連携を図りながら、感染ルートについて調査を進めている段階でございます。まだ調査あるいは分析結果はまとまっていない状況でございまして、今の段階ではちょっと御報告できませんので、御理解いただければというふうに思っています。
この問題につきましては、専門家から成るCJDサーベイランス委員会及びヤコブ病委員会において適切な判断を個々にされているというふうに聞いておるところでございます。 また、判断が困難な事例もあると思います。
続きまして、この患者さんがvCJDであるということから、専門家から構成されておりますCJDのサーベイランス委員会においてその情報を聴取しております。その結果を私ども厚生省として報告していただいているものでございまして、この英国渡航の事実につきましては、患者本人のパスポートの記録により確認をしているということの上で、一九八九年ごろということでただいま公表させていただいているところでございます。
○西副大臣 先ほどもるる申し上げましたとおり、今、我々はCJDのサーベイランス委員会と連携を図りながら調査を進めている最中でございます。御指摘のこの事項につきましても、可能な限り、周辺情報を含めて、ただいま情報を集めているところでございまして、まだ調査分析結果がまとまってございません。そういう意味で、現段階での答弁はできないことをぜひとも御理解いただきたいと思います。
御指摘の英国渡航歴に関する情報につきましては、患者の診断に必要な情報を集める立場におります主治医さんが確認しまして、専門家から構成されますCJDのサーベイランス委員会におきましてその情報を聴取した上で、結果を厚生労働省に報告していただいたものでございます。 それ以上の詳細につきましては、個人のプライバシーの問題がありますので、控えさせていただきます。
それから、ヨーロッパ以外の国におきます変異型CJDの発症例を見ますと、英国滞在歴があるということ。さらに、聞き取り調査の結果から、輸血の既往歴等がないというようなことがございまして、一応そういうふうに判断したところでございます。 いずれにしましても、今後、速やかにCJDサーベイランス委員会が当該患者の状況等に関します調査を実施しまして、感染ルートについてはさらに分析していく所存でございます。
○田中政府参考人 委員御指摘のとおり、変異型クロイツフェルト・ヤコブ病の発生に関します国民の不安解消のためには、この変異型CJDに関します正しい知識の普及を進めていくということが非常に大切であるというふうに考えているところでございます。 そのため、御指摘のとおり、電話相談窓口というのを二月四日に開設いたしました。また、厚生労働省のホームページにQアンドAを掲載いたしました。
○岡本(充)委員 何を言いたいかというと、要するに、このメチオニン・メチオニングループというのは、今の段階では、バリアントCJD、人間のクロイツフェルト・ヤコブ病を非常に発症しやすいということが想定されるわけです。欧米では四割の方がこのメチオニン・メチオニンタイプだと。
これはその前にもありまして、それも委員御存じのことだと思いますけれども、日本の中でバリアントのCJDの可能性は一億二千万人のうちの一人以下であると、それを結論に書くのはやはりおかしいと……(山田委員「そういうことを聞いているわけじゃない。委員長」と呼ぶ)いや、結論と本文の間の説明をいたしました。
そのことだけを御指摘させていただいて、続いて、日本の、BSEではなくて、ちょっと話はずれますけれども、バリアントCJD、変異型のクロイツフェルト・ヤコブ病の、病院、実際の臨床現場で、今どういった調査報告体制になっているか、それについてお伺いしたいと思っております。
この報告書においては、ニュージャージー州におけるクロイツフェルト・ヤコブ病の発生数は全国的に見ても特に増加しているものではないということと、それから、BSEとの関連が疑われている患者に関し、一部で報道されておりますように、バリアントのCJDではないということの報告がなされております。
○寺尾参考人 BSEに関すること、それから、それによりますバリアントタイプのCJDとか、そういうものにつきましては、ことしの二月からでございますけれども、食品安全委員会では、全体につきまして、現在、調査検討、議論中でございます。科学的なことにつきまして議論をやっている最中でございます。
○森副大臣 米国の変異型のCJDの発生状況につきましては、国際感染症学会のデータベース、米国疾病管理センターの発表、学術論文などによりまして発生報告等を確認しておりますけれども、現在までのところ、米国における変異型のCJDの発生は、在米英国人一例の報告があるのみでございます。