1962-04-26 第40回国会 参議院 商工委員会 第27号
ソ連の油の値段でございますが、ソ連の原油の値段はCIF建になっておりまして、会社によって若干の相違があるようでございますが、平均いたしますと十二ドル五十セントくらいで、円で申し上げますと、一キロ四千五百円くらいでございます。
ソ連の油の値段でございますが、ソ連の原油の値段はCIF建になっておりまして、会社によって若干の相違があるようでございますが、平均いたしますと十二ドル五十セントくらいで、円で申し上げますと、一キロ四千五百円くらいでございます。
鉄鋼価格の低位安定のための対策といたしまして、製鉄会社におきましては、原料炭のCIF建の長期貸付契約を結ばれたことは、最近まあ新聞紙上にも出ておる通りであります。この原料炭の輸送が、外国船主の手によって、日本の造船所に大型石炭専用船の発注が行なわれたわけでございます。
簡単にCIF建、FOB建、それはいいことだ、これはもう反対はできないと思います。しかし幾ら建前を変えても、輸入実績がある。その実績を無視する。中で輸入業者相互間で協議をし、それに政府がそうだそうだと言って味方を簡単にするというようなことは、できなかったはずじゃなかったかと思います。
現にフィリピン中央銀行は三月二十七日付告示で輸出規則を改めまして、対日輸出はCIF建、すなわち運賃、保険料込みの到着港渡し契約でなければ許さないと決定しております。
ただこの数字では、先ほど来お話の邦船による積取、こういうことは決してわかるわけではありませんので、建値がCIF建、FOB建のものがありまするし、これは通産省あたりお聞き願いたいのでありますが、極力邦船による積取率を上げるという意味で輸入貨物でも極力FOB建にするということを機会あるごとに努めております。
先方が相当強い保護政策をとつております関係上、すべての契約をCIF建でやりたい、こうなりますと、日本側の輸入が米でありますとか、砂糖でありますとか、そういうふうな量的に大きなものに限られております関係上、日本船の入る余地が殆んどなくなつて来るということがございまして、この問題につきましては、なお折衝を重ねている状況でございます。
今具体的にその施策の二、三を指摘するならば、まず協定貿易主義、すなわち輸出入均衡、バーター・システムを廃止すること、スターリング貨をスワツプし得る金額の限度を拡張すること、輸入為替自動承認制を改め、不均衡の買付を是正すること、外貨予算のFOB建をCIF建船運賃ドル拂いとすること、輸入清算方式を改善し、たとえばスイングの限度にかかわらず、ドル拂いを行うこと等の念速な実施を要望する次第であります。
これは原則としてCIF建になつております。
これに対しまして輸入のほうが問題であると思いますが、今の私どもの一応の見通しといたしましては、先ほど申しましたような意味での見通しでございますが、約十四億七千五百万ドル、これは勿論CIF建でございますが、その程度の輸入が一応現状で見通しできるのではないか、こういうふうに考えております。
○羽生三七君 その次にお尋ねしたいのは、現在輸入食糧のうちガリオア資金や、或いはコンマーシヤルで入つて来るもの、まあいろいろ合せまして今年度三百四十万トンが輸入されたわけでありますが、このうち、タイ国から入つて来る米は、現在の価格はちよつと存じませんが、少くとも本年当初にはCIF建で百二十ドル前後と記憶しておりますが、タイ国の国内価格は非常に安いもので、三・四〇%程度はまだ価格切下げの可能性を持つておるように
そこへ持つて行きまして、昨年は実行されなかつたCIF建の問題も大体目鼻がついて、CIF建でよろしい、こういうことに相なつておるわけであります。FOB渡しで、あとからその運賃なり、あるいはインシユアランス・レートというようなものを相手方にきめさすということは、かなり商売を迅速に行い得ないうらみがありますので、これがCIF建になつたことは、非常な効果があると私は思つております。
仮にビルマから今入つておる米を我々が換算いたします場合に、一トンやはり百三十五ドル、日本の港着、即ちCIF建で百五十ドル、これを日本の貨幣に換算しますと、五万四千円、石換算約八千九十六円くらいになります。
次にわれわれがとつておりまするところの方策は、この際できるだけ早い機会においてCIF建を行つて行きたい。輸出においてはCIF著港渡し、輸入においてはFOBの取引きにいたしたい、こういうことを考えまして、関係筋との交渉も大体了承を得ておるようなわけであります。
次にしばしば問題となつておりますCIF制の採用でありますが、日本船を全的に使えなければあるいは外船のチヤーターによつても、ともかく輸出をCIF建で引合いができるようにすることは従来も必要でありましたが、あのポンド切下げによりまして、ポンド地域とのいろいろな競争が起つて来るという場合に、運賃あるいは保險料の上で競争ができるということが、望ましいことだと思つております。
それからして又その前の御質問は、輸入の問題と輸出の間に不等價交換がされているのではないかというような意味であつたと私は存ずるのでありますが、輸入の場合は御承知のようにCIF建になつております。そうして御指摘のようにこれが外國のフレートによつて行われて來たのでありますので、これができるだけ我が國のフレートに取替えられるということは希望するところであります。