2017-03-22 第193回国会 参議院 財政金融委員会 第5号
こちらは主要国のCDSスプレッド、クレジット・デフォルト・スワップのスプレッドの昨年の一月以降の推移であります。これは、ある国の国債がデフォルトになった場合に備える保険料、つまり、その国の財政に対する信用力を世界中の市場参加者がどう評価しているかという、実際に取引されているスプレッドであります。
こちらは主要国のCDSスプレッド、クレジット・デフォルト・スワップのスプレッドの昨年の一月以降の推移であります。これは、ある国の国債がデフォルトになった場合に備える保険料、つまり、その国の財政に対する信用力を世界中の市場参加者がどう評価しているかという、実際に取引されているスプレッドであります。
○国務大臣(麻生太郎君) この指標を見るまでもなく、最近の日本の、クレジット・デフォルト・スワップというんですけれども、このCDSスプレッドは低下の傾向にあることははっきりしておりますが、足下で、欧米諸国に比べても低い諸国で推移をして、今御指摘がありましたように、アメリカが今二六ぐらいかな、日本が今二二までになっているんだと思いますが、これは経済、財政の状況など様々な要因を背景に市場において決まるものでありますので
日本も、今は足元は少し下がっていますが、大局的にはこのCDSスプレッドは一%から一・五%でございます。 やはり信頼というのは、一瞬に崩れてしまうと、それはもう滝が落ちるように一気に投機筋が攻撃をしかけてくる。しかも、現物の国債は外国人は今それほど持っていませんが、この先物の市場では、外国人の売買ウエートが大体三割から四割程度ございます。