1984-08-07 第101回国会 参議院 大蔵委員会 第29号
それから原料は、先ほど先生もおっしゃいましたように、主としてBTX類を韓国、台湾等から輸入いたしまして、国内で灯油などとまぜ合わせて生産をいたしているように承知しております。
それから原料は、先ほど先生もおっしゃいましたように、主としてBTX類を韓国、台湾等から輸入いたしまして、国内で灯油などとまぜ合わせて生産をいたしているように承知しております。
○政府委員(松尾邦彦君) いわゆる代替ガソリンの原料になっておりますBTX類を韓国、台湾等から輸入する際は、関税も特恵関税の扱いでございますのでかかっておりませんし、石油税もかかっておらないわけでございますのに対しまして、通常のガソリンでございますと、関税、石油税がかかりました上、五十三円八十銭のいわゆるガソリン税が課税されているわけでございます。
○政府委員(松尾邦彦君) 確かに先生御指摘のように、BTX類の輸入と輸出がそれぞれございまして、金額は大したことはございませんが、輸入が年間五十万トン、輸出が二十五万トンぐらいございます。アメリカ向けには四万トン程度の輸出でございまして、金額にして三十七億円程度でございます。
○角谷政府委員 今流通の実態につきましては通産省からお話があったところでございますが、代替ガソリンの主な原材料といいますと、これはBTX類といいまして、ベンゼン、トルエン、キシレンでございますが、こういうものにつきまして韓国あるいは台湾から代替ガソリン向けということでいろいろ輸入されております。
○松尾政府委員 最初に、いわゆる代替ガソリンの流通の状況でございますけれども、いわゆる代替ガソリンは、台湾、韓国等からベンゼン、トルエン、キシレン等のいわゆる芳香族、BTX類を輸入いたしまして、国内でこれに灯油などをブレンドした上で流通ルートに乗せられているようでございますけれども、その実態は、基本的には代替ガソリン専用スタンドなどで販売をされているようでございます。
○政府委員(松尾邦彦君) 確かにいわゆる代替ガソリンの原料でございますところのベンゼン、トルエン、キシレン等のいわゆるBTX類の混合物を台湾、韓国から輸入しているのが基本のようでございまして、これに国内で灯油などをまぜまして流通のルートに乗せているようでございます。
この代替ガソリンの性状等は必ずしも一定ではございませんが、化学品でありますBTX類、ベンゼン、トルエン、キシレン、こういうものを台湾等から輸入いたしまして、国内で灯油等とブレンドすることにより製造されまして流通ルートに乗せられているものと我々は見ているわけでございます。
あとすべてBTX類の脱税検挙という形になっております。 で、数字は、最近四十九年から五十一年までは揮発油税関係の脱税の検挙件数は百七件、税額が九億二千万円、そのうちBTX類の公害による脱税が十七件、全体の一六%程度でございますけれども、これは税額が大変大きゅうございまして、税額が八億九千万円、全体の九七%という状況でございます。
○沢口説明員 ガソリンスタンドに限って申し上げますと、最近五年間の混和密造が三十件で、BTX類の混和が十二件、灯油が十八件、計三十件ということになっております。 それから、追徴税額が一億五千万程度となっております。