2005-06-27 第162回国会 参議院 農林水産委員会 第22号
諮問の根拠とされた中間取りまとめについて、BSE検査月齢の線引き、これは科学的根拠に欠けるということで当初結論では勧告されておりません。しかし、座長一任後に結論部分が修正をされて、その修正された文言に基づいて検査月齢の見直しが諮問をされておる、これは事実であります。
諮問の根拠とされた中間取りまとめについて、BSE検査月齢の線引き、これは科学的根拠に欠けるということで当初結論では勧告されておりません。しかし、座長一任後に結論部分が修正をされて、その修正された文言に基づいて検査月齢の見直しが諮問をされておる、これは事実であります。
○政府参考人(外口崇君) 食品健康影響評価につきましては、その時点において到達されている水準の科学的知見に基づいて客観的かつ中立公正に行われることが基本であり、当該食品健康影響評価の結果である答申の結論部分を踏まえ、BSE検査月齢の見直しについて対応しているところでございます。
山内委員から、BSE検査月齢の線引きは科学的根拠に欠けるとして結論では勧告しなかったにもかかわらず、月齢見直しを諮問した目的についての質問があった。これに対して、厚生労働省は「中間とりまとめ」の結論部分の文言にもとづいて、科学的合理性を確保するためであると回答した。 この結論部分の文言は、座長一任後に修正されたものであった。