2008-05-22 第169回国会 参議院 環境委員会 第7号
これ不思議だなと思うんですけれども、結局、添加物、特に酸化防止剤の問題だと思うんですけれども、例えば九三年の国民生活センターの調査によりますと、国内産のペットフードの十七銘柄のうち十銘柄から酸化防止剤のBHA、BHT、エトキシキンが検出されたと。これは二〇〇一年の朝日新聞の調査でも、〇四年の北海道の消費者協会の報告でもBHA、BHT、エトキシキンが検出されていると。
これ不思議だなと思うんですけれども、結局、添加物、特に酸化防止剤の問題だと思うんですけれども、例えば九三年の国民生活センターの調査によりますと、国内産のペットフードの十七銘柄のうち十銘柄から酸化防止剤のBHA、BHT、エトキシキンが検出されたと。これは二〇〇一年の朝日新聞の調査でも、〇四年の北海道の消費者協会の報告でもBHA、BHT、エトキシキンが検出されていると。
その理由の一つとして酸化防止剤BHTの溶出が指摘されて、やはりこれに対する不安の声が大きいということで、一九八五年ごろからは、今度はメラミン食器が普及しました。
これは、例えばBHTとかBHAとかいうようなものが過去非常に問題になりまして、BHAは発がん性があるのではないかというようなことが一九八〇年代に大問題になったことがございますけれども、例えば綿実油だとか大豆の油とかコーン油とか、こういったようなものに最初から酸化防止効果のあるような何かそういう物質を生み出す遺伝子を組み込んでしまう、そうした油がっくれると仮定いたしますと、そうすると、これは食品添加物
この中にはBHTやBHA等安全性に疑問のある、あしたから使ってはならないというものまで入っていた。さらに一九九〇年には七品目、赤色四〇号等発がん性物質の着色料までがありました。それも外国の圧力で段ボール二杯の試料があっという間に認可されたという、そういう経過の三百四十八プラス今回は日本の厚生省が禁止している添加物七十九種、この中には亜硝酸ナトリウムというような発色剤がございます。
煮干しは置いておきますと色が変わってくるのが普通でございますが、褐変をしないということでこれは酸化防止剤BHTが使われていることは間違いないわけでございますけれども、消費者はこの手のものにまでそういう添加物が使われては困るということで、これはぜひBHTを除いた煮干しをつくろうということで、消費者団体が申し入れて業界と提携をしてそういう煮干しをつくろうということを提案したところ、加工業者がBHT、つまり
そこで、施行日以内であっても、できれば違うものに、BHTなりビタミンEにかわってもらった方がいい、そういう指導を、つまり施行日までの間の指導を、BHAからBHTないしはビタミンEに乗りかえてもらった方がいいという指導をした。そのことは現在も、施行時期は来ておりませんけれども、できるだけBHAからビタミンEにかわってもらった方がいいという指導をしておるということでございます。
一方におきまして、業界がBHAを使わないようにしておりますのは、BHTあるいはビタミンEという代替品があるので、緊急避難というような形で代替品の方にかわっているのではないかと思います。そこで、ビタミンEの方にかわってまいりますと、やはり過剰症の心配が出てまいります。現在の生産量ではそういう心配はございませんが、そういう問題も配慮されねばならないかと思います。
アメリカで使われるところのBHTと日本で使われるところのBHTとは違うんですか、これ。私は化学製品というのはみんな同じだと思っているんだけれどもね。そこはどうなるの。
これはBHTは突然変異原性物質と見られておって、非常にやはり問題があると思っておるんですが、これは皆さんは全然問題ないという理解ですかどうですか。これもやっぱり研究所とも関連しますね。
このBHTにつきましては、これは都立衛生研究所、それから米国の国立がん研究所、日本癌学会総会、国立衛生研究所において、動物実験の結果はBHTに発がん性、遺伝毒性のないというように確認されていると聞いております。
○藤井説明員 プラスチック製の包装容器からBHTの酸化防止剤、こうしたものが溶出することにつきましては、私どもこうしたものの規格基準をつくるときにすでに把握いたしておるわけでございます。
○林(孝)委員 次に、ポリエチレンなどの包装から中身の菓子などに有害のおそれのある酸化防止剤、BHT、これが移行していることが報道されているわけでありますが、BHTの用途、毒性、安全基準、人体への影響について説明を願いたいと思います。
もう一点、これはBHTについて関西の方の熱心なお母さん方が調べていかれるうちに、最近お菓子の中からBHTが多量に検出されるという事実に遭遇したわけであります。それは、特にお菓子の中で問題をずっと見てまいりますと、このお菓子をつくるのに使用されている原料の油のたぐいから恐らくBHTというものが検出されているのじゃないか、こういうことが問題になってきているわけです。
○土井分科員 これは研究を片やでやりながら、片やは使用を認めていくというかっこうが並行して厚生省は常に続いているわけでありますけれども、ひとつその研究体制というものを整備しながらこれはやっていく必要がさらにあろうかと思いますが、もう一つここで問題をはっきりさせておかなければならないのは、昨年の六月六日に私は公環特の場で——ジブチルヒドロキシトルエン、BHT、これは酸化防止剤で、私たちの身近な食品の中
その後、鋭意このBHTの遺伝毒性その他について検討したわけでございますが、現在その検討結果から見ますと、ほかの安定剤に切りかえるのは、現在時点ではむしろまだBHTの方が問題がないのではないか、こう考えられますので、これはまだ続けておるわけでございます。
○土井委員 去る六月六日の当委員会におきまして、食用油であるとか、チューインガムであるとか、魚の塩干物などに酸化防止剤として広く添加されておりますBHTについてお尋ねをしたわけでございますが、きょうまた厚生省から御出席をいただいて一つだけ確認をし、また今後の対策についてはっきりさせておきたい問題がございます。
いま、同じく合成ゴムの中でも、シリコンゴムについては化学構造上BHTを必要としないというのははっきりしているわけで、この助手のいろいろな実験結果からもBHTは検出されておりません。したがいまして、問題になるのはこのイソプレンゴムだと思うわけでありますが、ポリイソプレン製のものについてどのような調査結果が出てまいりましたか。
○宮沢説明員 粉乳中にBHTが溶出しておる、若干検出された、こういうような報告がありましたので、早速関係業界に対して、その辺の原因の究明等について現在指導しておるところでございますが、厚生省としましても、そういった粉乳等についてBHTの検出がなされないように強い指導を業界にしてまいりたい、こういうふうに考えておるわけでございます。
BHTについては現に厚生省としては調査、研究中なんでしょう。そして、その中で、学識経験者の中にはクロと言われている人があるわけなんでしょう。現にまだ調査、研究中なのではないですか。これは全く真っ白と言えない状況なんですよ、ただいまの段階は。
それから国立遺伝学研究所の変異遺伝部長さんは、BHT、これは御存じのとおりにプラスチック製品の花形、主流ですね、ここを無視してプラスチック製品はあり得ないようなこのBHTが、遺伝子の本体であるDNAに障害を起こす疑いが濃い、こういう研究発表をされて問題になっているでしょう。これに対して業界は、疑いが濃いと言っているだけで、そうだと断定したわけではないというようなビラをまいているわけです。
これは先生おっしゃいましたBHTの問題でございますが、BHTにつきまして毒性があるというようなことを言っている方もあるやに聞きますが、このBHTというのは、そもそも酸化防止剤でございまして、WHOにおきまして一九七三年に体重一キログラム当たり一日〇・五ミリグラムまで体に入っても構わない、こういうふうな基準が出ております酸化防止剤でございますので、これそのものが〇・五ミリ・パー・キログラムということになりますと