1970-10-08 第63回国会 参議院 公害対策特別委員会 閉会後第5号
それからBHCの製剤の成分を見ますと、ガンマBHCが一%、ベータBHCが一%内外、それからアルファが五%その他で、非常にBHCそのものは原体のほうは、たとえばBHC粉剤の中に含まれている比率は少ないけれども、増量剤というのが非常に多いわけですね、九二%ぐらい入っていますね。その増量剤の内容、成分についてはこういう場合も検査しないでいいわけですか。
それからBHCの製剤の成分を見ますと、ガンマBHCが一%、ベータBHCが一%内外、それからアルファが五%その他で、非常にBHCそのものは原体のほうは、たとえばBHC粉剤の中に含まれている比率は少ないけれども、増量剤というのが非常に多いわけですね、九二%ぐらい入っていますね。その増量剤の内容、成分についてはこういう場合も検査しないでいいわけですか。
パラチオンの粉剤として七千五百トン、それから乳剤として九百キロリットル、そのほかパラチオンとBHC粉剤、こういう混合剤が六百五十トン、それからEPN粉剤が約一万トンでございます。そのほか、最近特に低毒性の燐剤として使われていますマラソン剤が九千五百トンであります。
そうしてこれに対応いたしまして、防除にいろいろな試験をいたしました結果、BHC粉剤の地表の散布によりまして、ちょうどこの落下いたしまする時期、十月未あるいは十一月初旬にこれを丁寧に散布いたしますると、非常に効果が現われてくる。今までの試験結果では九五%あるいはほとんど一〇〇%に及ぶ効果等も見えて参っております。
同時に実施上におきましては、できる限り水産動物に問題の起るおそれのある地方に対しましては、害虫防除上差しつかえのない限りはBHC粉剤、DDT乳剤等の使用をする。