1992-03-12 第123回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第2号
そこで、現在法務省が所管となっておりますボランティア活動の中にBBS運動というのですか、少年非行と同じような年齢、十八歳から三十歳前後ですか、そういったいわゆるビッグ・ブラザーズ・アンド・シスターズ、こういった本当に若い青年たちが非行少年と同じレベルに立って、あるときは姉のように、あるときは兄貴のような立場になって相談に乗ってあげるという大変全国的に大きく盛り上がっているボランティア活動があるわけであります
そこで、現在法務省が所管となっておりますボランティア活動の中にBBS運動というのですか、少年非行と同じような年齢、十八歳から三十歳前後ですか、そういったいわゆるビッグ・ブラザーズ・アンド・シスターズ、こういった本当に若い青年たちが非行少年と同じレベルに立って、あるときは姉のように、あるときは兄貴のような立場になって相談に乗ってあげるという大変全国的に大きく盛り上がっているボランティア活動があるわけであります
BBS運動につきましては、ただいま先生御紹介いただいたとおりでございます。
このためにも日ごろから地域の非行防止活動やBBS運動など市民レベルでのボランティア活動が継続的に維持発展するための環境づくりが必要であるというふうにも考えております。 また、ボランティアの組織による社会資源開発バンクなどを設けて、できるだけ多くの社会資源の開発に努め、公衆の刑事政策への参加を促すべきではないか。
特に保護司の皆さん、それからボランティアで更生保護婦人会の皆さんも大変よくやっていただいておりますし、それからBBS運動、BBSの方にも随分お手数、御協力をいただいておりまして、再度非行に陥らないように本当にやっていただいておるわけでございます。
この保護観察制度、昭和二十四年に発足をしておりますが、これはまさに民間の協力、つまり保護司は五万人いらっしゃるということでありますが、さらに更生保護婦人会が約二十万、民間のBBS運動、協力雇用主、こういう民間の皆さんの自主的なボランティア活動と申しますか、そういうものに支えられてこの保護観察行政が進められておる。
私は、そういう喜びというものを体験した者は非行青少年になり得ないという確信を実は持っておるわけなので、私はこういうBBS運動が日本全国に及んでいくということ、あるいはまた、これと同じような青年海外協力隊みたいな方が、たとえば残留孤児の方がこちらに帰ってこられる、それに対して日本語を教える、あるいは職業訓練をするというようなそういう結びつきなんかも考えたらどうだろうかなというふうに思っておるわけでございまして
次に、大臣にBBS運動について一点お伺いしたいんですが、大臣は学校の教育問題に大変御熱心で、このBBS運動というのは、これはもう本当の若い人たちが、少年非行を犯した人たちを善導しようというので、銀行員とか、学校の先生とか、市役所の職員とかという若い人たちが、日曜も返上でこれに生きがいを持って、そういう非行に走りつつあったり走ったりした少年たちを善導をしているわけです。
もう一つ、BBS運動がございます。これは非行少年に対しまして非行防止に民間団体として協力してくださっている、非行少年たちについて友達になって、非行に陥らないような協力をしてくれているわけでございます。私は、役所の仕事も国民の間に理解がなければ実らないと思います。理解があって実る、理解があるばかりじゃなしに、協力してくだされば役所の仕事の効力は倍加してくると、こう思うわけでございます。
そういう断層の問題、われわれそれにつきましても前々からいろいろ努力をいたしまして、研修を強化いたしますとか、さらに最近力を入れておりますのは、先生も御承知のBBS運動でございまして、これは全国に約一万人のビッグ・ブラザーズ・アンド・シスターズの会員、少年、青年諸君ですが、こういう人たちに大いに協力してもらい、まして、保護司さんの片腕になっていただきまして友達活動を行う、非行少年の更生というふうなことに
○佐々木静子君 このBBS運動についてもう少し伺いたいのですが、時間が余りありませんので、保護観察官のことについて伺いたいと思います。 この保護観察官というのも非常にむずかしい専門的知識を必要とする仕事であるにかかわらず、余り目立たないじみな仕事でございますけれども、この定員がどうなっておるのか、また一人当たりの負担量がどのくらいになっているのか、御説明いただきたい。
○佐々木静子君 予算を前年度よりふやすということは大変な御苦労だと思うのですけれども、このように十倍以上一遍にふやすことに成功されたわけで、保護局の腕前に大いに敬意を表するわけですけれども、BBS運動に特にこれから力を入れていこうという、何か具体的な方針でも法務省とすると立てていらっしゃるわけですか。
それからBBS運動、このBBS運動につきましても、先日の新聞にも報道されておりましたように、大変に高く評価されている。特に本年度は予算が一躍大幅に、昭和五十年度のBBS活動費千五百九十万円、前年度の十二倍というふうに伺っているわけですが、そのとおり間違いございませんか。
次に、法務省及び裁判所の関係におきましては、予算編成時における最高裁の裁判所予算要求のあり方、検察官適格審査会制度の活用、登記所の渡し切り費の改善と職員の増員等処遇問題、人口過密地帯の刑務所、拘置所の移転問題、BBS運動の育成及び助成等に関し質疑が行なわれたのであります。 質疑終了後、分科会の討論、採決は本委員会に譲ることに決定いたしました。 以上、御報告申し上げます。(拍手)
これは中央青少年団体連絡協議会が内部で協議をいたしまして、そうして具体的には各団体の青年指導者等が東南アジアに行くとかあるいは東南アジアの青年団体の指導者を日本の青年団体が受け入れるとかそういった経費について補助をいたしておりますので、直接的には四十九年度、いままでもそうでございますけれども、特にBBS運動についてということでは補助は行なわれておりません。
BBS運動は、御承知のとおり、わが国では昭和二十二年ごろから始まりまして、全国的に広まっておるものでございます。現在、昨年八月の統計でございますが、会員数は約九千人となっております。組織といたしましては、一番末端の地区会が全国で五百三十八ございます。この地区BBS会が集まりまして、各都府県単位に連盟が組織されております。
このBBS運動——「ともだち活動」の対象となる者が、やはり非行少年、非行少女といったような者たちでございますから、BBS会員が、その非行少年少女と友だちのようにして、大きなにいさんになりねえさんになって善導していくというのでございますから、そういう者が、何かその者自体が犯罪性のあるような者でございますと、これは、全然効果があがらないというよりむしろ逆の効果を導きますので、そういったことは絶対に許されないものでございます
○佐々木静子君 これは問題が変わりますが、この保護観察の問題については、保護司の仕事を助けるという意味になると思いますが、BBS運動というものがあることを法務省も御存じですか。
○政府委員(笛吹亨三君) BBS運動といいますのは、これはビッグ・ブラザーズ・アンド・シスターズ・ムーブメントというものを略してBBS運動と称しておるわけでございます。これは法務省がこのBBS運動といいますか、BBS会というものをそれぞれ育成していっておるわけでございます。現在全国で一万人以上の会員を擁しておるようでございます。
またBBS運動にいたしましても、私は青年の情熱がこういう方面に向けられていくということは大いに奨励しなければならぬと思うのです。
○西村関一君 保護司は保護観察官の補助的な機関であるということも、いまお話があったとおりでございますが、さらにその保護司の補助機関といいますか、民間のボランティアによってやっておりますBBS運動、これは現状どうなっておりますか。
――これは全部旅費のようでありますけれども、私は岩手県のBBSの会長を創設当時から十数年やって、若い人のうしろだてになってきたのですが、そういう体験からいいまして、このBBS運動というのは、保護司の指導のもとに少年院その他から出てきた少年を社会復帰させる友だち運動なのでありまして、私は非常に有効な、純粋な運動であると思うので、世間は知らないけれども、このBBS運動をずいぶんうしろだてになって応援してきたわけなんです
○山中(吾)分科員 まず第一に、BBSのことでお聞きいたしたいと思いますが、BBS、復帰運動は、その話をしますと、それはどういう運動かと聞く人があって、たいていの者はまだBBS運動というのは御存じない人が多いのであります。
○二見分科員 いまBBSの話が出ましたので、法務大臣にお尋ねしますけれども、これは新聞の記事ですが、「現在青少年の善導活動として成果をあげているBBS運動を新年度からさらに育成、強化することになった。BBS運動の予算はこれまでゼロだったが、ことしはじめて指導者研修費として二十万円計上されたのを機に、総理府青少年対策本部の青少年育成費からも支出を求め、強力にテコ入れしていくことにしたもの。
これにつきましては、全国各県庁の所在地にございます保護観察所におきまして、保護観察官が中心になりまして、民間から委嘱しております保護司の協力を得て、なおそのほか、これも若い学生の人たちの運動でございますが、BBS運動などにも御協力をいただいております。そういうことで、社会の中で再び犯罪を犯さないように指導監督し、補導、援護していくということでつとめてまいっております。
それからさらに、外部に、これは全然法的なあれはございませんけれども、BBS運動というのがございます。
○武内政府委員 お話のBBS運動は、京都の同志社大学の有志によってつくられたものでありまして、現在全国で四十九団体、会員は約一万人であります。その年齢は、二十歳前後の学生、工員、店員あるいはその他の無職の人から三十歳前後の人たちであります。
○横山委員 BBS運動というものがある。要するに、BBS運動は、よい友だちをつくるということで、保護司ではないけれども、まあおにいさん、おねえさんというような人を友だちとして保護観察運動に側面的援助をされる。私はねらいは非常にいいと思うのです。いいと思うけれども、それなら何でその人たちを保護司にしないのか。
○山中(吾)委員 全国的にBBS運動をしておるということは、本省もおわかりだと思うのです。たった全国に百万円というのでは、二兆円の予算の中では、百万じゃ青少年問題の解決にはならない。もっと大胆に予算要求をして、削られれば削られてもけっこうですから、思い切って大胆に出してみられたらどうですか。削られたときに問題が残ると思うのです。
○常井説明員 BBS運動を重視せよという御趣旨でございますが、私どもまことに同感で、そのつもりでやっております。
そういうことで、一番大事なもとは、そういういい人間関係をつくる、いわゆるBBS運動などがもっと強化された中に、法務省のこういう問題についての解決というものが、相当建設的に進むのじゃないか。ところがどうもBBS運動なんというものについてはほとんど力を入れていない。それに対する財政援助はほとんどないというので、法務省はどこに重点を置いているのか不明確なために、実は疑問を持っておるわけです。
そういう点につきましては、すでにいろいろな集団的な指導が、青少年活動、あるいは青少年団活動やボーイ・スカウトやガール・スカウトの活動を通じてなされておりますが、地域社会と密接なつながりを持ってこういう非行の芽をつんでいく、そういうような非行対策、協力対策、協力員制度とか、たとえば家庭裁判所等少年保護司関係でやっておられますBBS運動、これは法務省でやっているんだからというんじゃなくて、青少年の社会教育
そこで、今のお話を聞くと、大体司法関係とかそういう方が多いので、文部省にお聞きしても、文部省の関係が薄いように思うから、ここで論議すべき筋合いは少ないように思うので、このくらいにしておきたいと思いますけれども、教育の対象外の少年のような気がするのですが、青少年問題を解決していくにはこういう機関を幾ら作ってもだめなので、むしろ民間の純粋な青年のBBS運動とか、ああいうものにこそ補助をしてやる、そうしてああいう
というのは、BBS運動と申しますのは、御存じのようにビッグ・ブラザース・アンド・シスターズ・ムーヴメントという、アメリカで五十年ほど前に行われた一つの青年運動、それが昭和二十一年終戦後京都大学の学生の中から、そのような運動というものの必要性を感じて、自然発生的に生まれ出たものが、現在に至っては全国的に一つの組織となっておるのでございます。