1972-06-08 第68回国会 衆議院 逓信委員会 第21号
御承知のように、輸入金融等を見ました場合には、国内でコールをとって輸入手形を買い取るか、あるいはまた輸入ユーザンスというかっこうで外銀借り入れをするかという問題でございますが、しかし、この場合に関係してまいりますのは、国内金利と主としてアメリカのBAレートとの関連だと思いますが、そういった国内金利とBAレートの金利差が縮まった場合には、外銀借り入れのふえ方が少ない、つまり輸入ユーザンスのふえ方が少ないということになります
御承知のように、輸入金融等を見ました場合には、国内でコールをとって輸入手形を買い取るか、あるいはまた輸入ユーザンスというかっこうで外銀借り入れをするかという問題でございますが、しかし、この場合に関係してまいりますのは、国内金利と主としてアメリカのBAレートとの関連だと思いますが、そういった国内金利とBAレートの金利差が縮まった場合には、外銀借り入れのふえ方が少ない、つまり輸入ユーザンスのふえ方が少ないということになります
同じく、今度は、ドルシフトの促進について、「東洋経済」の中にこういうことが出ていたので、この点をちょっと伺っておきたいのですが、「輸出業者が四カ月のドル・ユーザンス手形を米銀で割引くときには、BAレート四・三七五%と引受手数料一・五%との合計五・八七五%を負担して、ドルの現金を為替市場で円に替えれば、それだけですむ。
したがいまして、基本的には、今後のアメリカのBAレートあるいはTBは、個人的な見方ですけれども、私はもうそんなに下がらないのではないかと思います。BAレートはあるいはひょっとしたらもう少しは下がるかもしれませんが、まあその程度のところなら、いろいろな取引関係等を考えてみまして、いまの日本経済全体に決して悪い影響を及ぼすという心配はいまのところないと私どもは考えております。
これはたとえばBAレートにいたしましても、CDレートにいたしましても、いずれもいまアメリカの金利はその後どんどん上がっておりますし、やはりこれは上がるとなりますと、そういう海外との関係から、やがて日本も、公定歩合がそのままでいけるかという点については、これは時期は別問題でありますが、論理的な帰趨として、アメリカの公定歩合が上がれば、時期は、上がったらすぐ上げるか、それは別ですが、論理的な、要するに好
私、あのときに、やがてはアメリカも公定歩合を引き上げるだろう、こう申しておりましたが、公定歩合こそ引き上げませんけれども、プライムレートもBAレートも全部一ぺん上がってしまって、公定歩合が上がらないというだけで、実質金利というものはアメリカも非常な高いところに来ましたし、イギリスも七%に上がりましたし、西欧、アメリカ、全部いま金利が高くなっています。
○参考人(宇佐美洵君) まず海外の金利につきまして、先ほど、それほど円シフトが起こっていないと、こう申し上げましたが、しかし、実際はこの五月中でございましたか、アメリカのいわゆるBAレートが三回も引き上げられておるというようなこともございますし、またドイツも公定歩合を一%も上げている、これは前例はあるのでございますが、かなり大幅ということは、ことに日本のように小刻みに上げておるようなところから見ますと
特に金利政友の問題については、先ほど来いろいろのお話がございましたが、私もさきに本委員会におきまして大蔵大臣に、BAレートとわが国貿易金融の関係について質疑し、あわせて強く警告を申し七げた次第でございます。これは非常に重大な問題であるし、また関心を持たなければならない問題である。
しかも為替銀行の取り入れ制限の上限が、日本の場合は五・四八%、アメリカの場合はBAレートで六・一二%と、アメリカのレートと日本のレートの差があります。この差を求めて日本のユーザンスがたいへん外貨に悪い影響を与えている。外貨準備がどんどん減る傾向にある。この金利差を求めて流れていく情勢というものがいつごろストップするか、短期外資の流出を防げる時期はいつごろか、大臣の見通しをひとつ……。
BAレートは五・一二五%でしょう。日本のユーロダラー取り入れ規制金利は五・六二五%、国内コール無条件もの五・八四%。だから、ユーロダラー問題はたいしたことではないでしょう。しかし、重大なのは内外金利差の大きい貿易金融面であり、これが短資流出の最大原因である。そうすると、この点を是正することと、大臣のお話のとおり、最後は貿易の問題、輸出の一そうの増進にかかってくるわけです。
○堀委員 いま大臣お聞きのように、〇・五%引き上げる前にすでにその問題があったわけですが、その後にさらにBAレートはもう〇・六二五%上がってきたわけですね。それくらいでとまるかということになると、私はちょっと簡単にとまらないのじゃないかと思うのです。
そこで、いまのように、このBAレートがこういうかっこうになりましたから、日本の為銀の出しておりますところのレートはずいぶんいま上がってきておるということですね。いまそれに上積みをして、ライセンスのあるもので、それの四ヵ月ものはどのくらいの金利ですか、答えていただきたいと思います。
○鈴木(秀)政府委員 十二月六日に公定歩合が〇・五%上がったわけでございますが、当時の、それ以前のBAレートというものは四・五%くらいであったわけですが、十二月の六日に四・七五%になりまして、十二月十六日に四・八七五%、それから十二月二十八日に五・〇%、二月三日に五・一二%、結局公定歩合が〇・五%上がりまして以来〇.六二五%、要するに公定歩合の上がりより〇・一二五%よけいに上がったということでございます