2021-04-27 第204回国会 参議院 外交防衛委員会 第10号
一例といたしまして、二〇〇六年以降、日・ASEAN統合基金という形で、我が国といたしましてもASEAN地域における格差是正を中心とした分野で支援を行ってきております。
一例といたしまして、二〇〇六年以降、日・ASEAN統合基金という形で、我が国といたしましてもASEAN地域における格差是正を中心とした分野で支援を行ってきております。
こうしたASEAN諸国との連携を深めていくためには、個々の国との関係維持強化とともに、中小国連合としてのASEANが地域制度の中心として機能してきたことをより重視し、ASEAN統合により一層貢献するとともに、ASEANを中心とするアーキテクチャーの活用を今後も一層図っていく必要があります。
今年は日本とASEANの友好協力四十五周年という節目の年でございますので、日本とASEANの協力関係を一層深めていくと同時に、日本・ASEAN統合基金などを通じ、ASEAN共同体の更なる統合の深化に向けて日本として力強くこれを支援してまいりたいと思っております。
他方で、ASEAN統合におきましては、連結性の強化及び域内の格差是正が大きな課題となっております。我が国は、そうした認識に基づきまして、ASEANの連結性強化の取り組みに対しまして、二〇一一年及び二〇一三年の二度にわたりまして、連結性支援プロジェクトリストの取りまとめを行った上で、陸や海の物理的な連結性、ASEAN地域の制度的な連結性の強化を支援しております。
ポスト二〇一五ビジョンの策定は、基本的にはASEAN内部の課題でありますが、我が国としても、外から、ASEAN統合を重視するとの立場から、このプロセスを注意深く見守るとともに、機会を捉えて我が国の考え方をASEAN側に説明してきております。
メコン地域の発展を支援することで域内格差を是正し、ASEAN十カ国の中でのメコン地域の支援ということで、ASEAN統合、これを促進することがこの目的に資すると考えております。
具体的には、金融危機下におけるアフリカの支援策、あるいはASEAN統合における人間の安全保障の主流化に関する研究などの取組を始めております。 以上です。
特にASEANとの関係では、日・ASEAN統合基金を活用しまして、防災や鳥インフルエンザ対策の分野で各種協力を行いつつ、ASEAN各国との連携を深めております。 福田総理がスピーチで提唱しましたアジア防災・防疫ネットワークにつきましては、こうした取り組みを基礎としつつ各国との連携を強化して構築しようと考えており、今後、内外の関係者と相談してまいります。
その中身は、二〇一五年のASEAN統合というものを視野に入れて中長期的にASEAN域内での物流コスト及びリードタイムの半減を目指すと、こういうことで一言で言えば行動計画は作られていると思いますが、この行動計画は大きく二つ中身がございまして、一つはASEAN各国に働き掛けていく内容と、もう一つは日本自身が取り組むべき内容というのに大きく分かれると思います。
ASEAN諸国間の格差を縮小させ統合を深化させる方向への支援として、ASEAN原加盟国のシンガポールあるいはタイ、マレーシアなど、ASEAN統合で利益を得る韓国とか台湾と連携して、ベトナム、ラオス等のASEAN新規加盟国への援助を行うという考え方は大変興味深いものがあります。 更に言えば、私は中国との連携をしっかりと考えるべきではないかと思うわけであります。