2014-05-22 第186回国会 参議院 外交防衛委員会 第17号
こうしたASEAN諸国との連携につきましては、昨年十二月、日・ASEAN特別首脳会談等の場におきまして首脳間でも確認をしたところでありますが、今後とも、こうした基本的な考え方をASEAN諸国とも共有しながら、何よりも、中国に対してもこの地域において建設的な行動を取るようしっかり促していく、こういったメッセージを発していくことは重要ではないかと考えます。
こうしたASEAN諸国との連携につきましては、昨年十二月、日・ASEAN特別首脳会談等の場におきまして首脳間でも確認をしたところでありますが、今後とも、こうした基本的な考え方をASEAN諸国とも共有しながら、何よりも、中国に対してもこの地域において建設的な行動を取るようしっかり促していく、こういったメッセージを発していくことは重要ではないかと考えます。
我が国としましても、例えば海洋の問題につきましては、昨年十二月の日・ASEAN特別首脳会談が開催されました。また、先月は、委員も御指摘になられました日米首脳会談が開催をされました。その際に、このASEAN諸国あるいは米国との間で、国際法に基づく国際秩序の維持の重要性、そして紛争の平和解決、そして自制的行為の重要性、こういったことをこの会議の場を通じまして共有をしたところであります。
そういった点から、昨年も、日・ASEAN特別首脳会談においてもこの問題を取り上げましたし、既に昨年もARFでこの議題は取り上げていたと記憶しております。 今後とも、こうした我が国の立場や認識を国際社会と共有するという視点から、御指摘のようなADMMプラスですとかARF、こうしたさまざまな議論の場でこの問題を取り上げ続けることは重要だと考えます。引き続き努力をしていきたいと思っております。
そして、昨年十二月、今委員御指摘の日・ASEAN特別首脳会談に合わせてフン・セン首相が訪日されました際に、カンボジア側の要望も踏まえまして、選挙改革という、現地へ調査団を派遣する、こうしたことを我が国としましても表明させていただいた、こういったことであります。 ぜひ、こうした働きかけ、そして協力をしっかり続けていきたいと考えております。
また、昨年は、総理に就任して一年以内にASEAN十か国を全て歴訪し、年末には日・ASEAN特別首脳会談を東京で開催し、日・ASEAN関係を新たな次元に高めました。 自由、民主主義、人権、法の支配などの基本的価値を共有するインド及びASEAN諸国との協力関係を一層強化してまいります。
○岸田国務大臣 御指摘の三本柱のうちの近隣諸国との外交推進ですが、近隣諸国の中で、ロシアとは半年で四回首脳会談が行われる、また、ASEAN諸国とは、日・ASEAN四十周年というこの節目の年、来月には日・ASEAN特別首脳会談を東京で開催するなど、さまざまな動きがありますが、その中にあって、御指摘の日中、日韓、この二つの国の関係につきましては、首脳会談等対話が行われない、こういった状況が続いています。