2018-04-18 第196回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第5号
ただ、これに対抗して、実は同じ時期に中国もアジア太平洋宇宙協力機関、APSCOと言われるものを設立しております。
ただ、これに対抗して、実は同じ時期に中国もアジア太平洋宇宙協力機関、APSCOと言われるものを設立しております。
これに対抗するという言い方をしたら変なのかもしれませんが、二〇〇五年の十月から、中国が主導したアジア太平洋宇宙協力機構、APSCOという機関ができて、ここに、何と、これまで日本と大変関係が深かった、深かったというのは、我が国からも相当に政府開発援助などで支援をしてきたタイやインドネシア、イラン、パキスタンあるいはペルー、モンゴル、バングラデシュ、こういう国が、中国政府からの働きかけもあったんでしょうが
今お話ございましたように、中国を中心にAPSCO、アジア太平洋宇宙協力機構というものが最近発足するという状況もございますが、我々としては、今申し上げましたように、具体的なプロジェクトを提案して、それでまず進めていこうということを考えております。
また、それに対しまして中国がAPSCOという協定を結ばれたというふうに聞いていますけれども、この辺についての御見識も教えていただければと思います。
一部、APSCOの話は、中国の国家戦略の中のロケットに対する開発の形というのが、ある程度実用的なロケットに近いものというふうに承っておりまして、またコストも安く、そういうようなことで、日本の場合はいろいろな制約がまだございますので、その辺については多少支障があるかなというふうに思いますが、余り心配しなくてもよろしいでしょうか。