1976-07-14 第77回国会 参議院 ロッキード問題に関する調査特別委員会 閉会後第15号
○説明員(江口裕通君) 御指摘のように、現在P3Cにつきましては、いわゆるANEW計画が――MODE3と言っておりますけれども、一九七〇年に評価が終わりまして、現在MODE7の段階に入っている。言いかえますと、UP-DATE1、2、3という計画段階に入っております。その予定によりますと、一応一九七八年までに所期の目的を遂げるということで計画が進められておるようでございます。
○説明員(江口裕通君) 御指摘のように、現在P3Cにつきましては、いわゆるANEW計画が――MODE3と言っておりますけれども、一九七〇年に評価が終わりまして、現在MODE7の段階に入っている。言いかえますと、UP-DATE1、2、3という計画段階に入っております。その予定によりますと、一応一九七八年までに所期の目的を遂げるということで計画が進められておるようでございます。
先ほども申しましたように、ハードの面におきましては確かに日本の技術水準は相当これについては自信があるというふうに私ども理解をいたしておりますが、問題はそれをいかに運用するかという、運用面についてのソフトの問題でございまして、この航空機の開発自体に相当の、P3Cの場合ですね、御存じのようにANEW計画で相当の長年月とそれから多額の経費を開発費につぎ込みまして、やっとこのP3Cの状態にまでなってきたという
このP3Cについて、かねてANEW計画の中身をリリースしてほしいということは何回か言っておりましたが、それはノーという回答がずっと続いてまいりまして、四十七年の中ごろから八月であったと思いますが、リリースということが非公式には伝わってまいりまして、四十八年の七月以降、リリースの意向があるということははっきりわれわれとしては確認ができたわけでございますけれども、すでにその時点におきましてはもう国産でいくというわが
もともと、先ほど防衛庁長官から御説明申し上げましたように、四十三年当初からこのP3Cの電子機器の開発のプロジェクトがアメリカで進んでおりまして、それをANEW計画と称しておりましたが、このANEW計画に関する資料の提供を四十三年当時から海上幕僚監部ではアメリカに対して要求をしておったわけでございますが、アメリカからはこれについてのリリースの意向はないという回答をずっと得ておりました。
○丸山説明員 客観情勢はただいま先生おっしゃったようなことであったと思いますが、そのアメリカがリリースするというのは、全くこれは一方的な一それは先ほどお話しいたしましたように、四十二年ごろからANEW計画についてのリリースの要望というのはずっと出てきておるわけでございますけれども、この時点にアメリカの方からリリースの意思表示が非公式にしろなされたということについては、私どもとしてはどういう理由であるかについてははっきり
○政府委員(丸山昂君) 先ほど小谷先生にも御説明申し上げましたように、A−NEW計画と申しますのは、この対潜哨戒機全体ではございませんで、対潜哨戒機の捜索をいたします電子機器、それからその捜索をいたします——潜水艦を捜索して出てまいりますデータを情報処理する系統、それから指揮連絡の系列、こういったものを総合的に開発をするという計画でございまして兵器そのものではございません。
いわゆるA−NEW計画と言われるものでございますが、このA−NEW計画について在日のMDAOを通じまして、これに関する情報の提供を求めておりますが、これに対してアメリカははっきりと提供できないという回答をよこしておるわけでございます。そういうことでP3Cのレリースがきわめて困難であるという当時の判断も当然あったわけでございます。