1998-09-22 第143回国会 参議院 国土・環境委員会 第4号
しかし、昨年一年間、私どもは外務省、通産省、環境庁のこのCOP3の目標づくりのプロセスを外から監視していたわけでありますが、春の時点で案を出し、それについて国民の意見をもらってCOP3に持っていく、もしくはAGBMに持っていくという話がおくれにおくれる、ついぞ十月六日に国会議員の皆さん及び社会に出るという、省庁間の非常に不透明性の高い目標づくりのプロセスを見てきたわけであります。
しかし、昨年一年間、私どもは外務省、通産省、環境庁のこのCOP3の目標づくりのプロセスを外から監視していたわけでありますが、春の時点で案を出し、それについて国民の意見をもらってCOP3に持っていく、もしくはAGBMに持っていくという話がおくれにおくれる、ついぞ十月六日に国会議員の皆さん及び社会に出るという、省庁間の非常に不透明性の高い目標づくりのプロセスを見てきたわけであります。
私は、昨年、民主党のCOP3担当としてドイツのAGBM8、ボンにまで行かしていただき、また地元の京都でCOP3があったということで、大変この問題に関しては今、思い入れを熱うしております。 現実に、そのCOP3の状況の中で議定書が採択をされました。
ドイツにたまたま、AGBMという環境会議の前段の会合の中にロビーイング活動に行く中で、ドイツのハウス・オブ・ヒストリー、歴史のやかたというものを見てまいりました。そのほか、いろいろなドイツの姿勢というものを今まで肌で感じたり、あるいは書物で読んだりする中で、実に、過去の事実ということを国民に伝えようとするその努力を怠らなかった国という印象を持ちます。
質問が前後して大変に恐縮でありますが、私もAGBM、京都会議の前段のドイツの会議やあるいは京都会議に出席をさせていただく中で、通産省の姿勢というものがAGBM、ドイツの会議に出席した他の国々から見て、環境問題に対して非常に消極的であるという見られ方をしていたのは事実のようであります。
昨年の京都会議、京都にもちろん行ってまいりましたし、その前段に行われておりましたドイツのAGBM8に私は直接出向いて、会議には残念ながら出席はできませんでしたが、ロビーング活動その他NGO団体と話し合いをしてまいりました。
AGBMあるいは京都会議に参りまして、私は、各国のマスコミ、NGO団体からの日本政府の消極的な姿勢に対する批判の声が多かったこど、そして、政治家のリーダーシップが全く見えないというような声が多く聞かれたものですから、冒頭に大臣にこのような質問をさせていただきました。
○津曲説明員 先般行われましたAGBM8につきましては、先ほど環境庁の方からもお話があったところでございますけれども、京都会議に向けた最後の準備会合だというところでございまして、我が国を初めまして各国とも、それぞれの提案について詳しい説明会とかいろいろなことを行いました。かつ、先ほどのAGBM本体、それからノングループ、いろいろな会合にも積極的に参加したわけでございます。
私は、AGBM8に出かけさせていただきまして、状況を見ている中で、今の話に関連するのですけれども、これは国益にも及んでいない。どうもAGBM8の日本の姿勢というものは省益ということがかなり強く感じられたのは事実であります。 そこで、私は、ぜひとも成功させていただきたい、成功の定義というものを、さきに質問された質問者の答弁の中から私もしっかりと聞いておりました。
AGBM交渉では、一部の附属書Ⅰ締約国は排出義務を純排出量アプローチに基づいて定めることを提唱して、アメリカとかニュージーランドとかノルウェーとかオーストラリア、ロシアですね。これは、例えば林業などによるCO2の吸収分を除去または蓄積、これを化石燃料から発生する排出量から差し引くという、つまり純排出量でアプローチしょうとしているというふうに聞いております。
これは、AGBMの議長でありますエストラーダ議長も、それはなぜだと、非常にわかりやすい形で日本の提案に対して疑問を呈しておられます。 このように、差異化につきまして、差異化そのものを私どもが否定をしているということではなく、わずか数%という提案をいたしますについてこのような方法をとる。
AGBMの最後の会合で、ヨーロッパの提案を途上国の集まりでありますG77アンド・チャイナという百三十余カ国のグループが支持をいたしました。全世界的に見ますと、百五十カ国ぐらいは日本の提案、アメリカの提案では困るということで一致しているわけであります。
この問題は、いかにそれぞれの立場の人が情報を共有するか、そういうことが大事だろうと思いますが、今回、AGBMから発信された気候フォーラムのKiko、あれがどんなに我々にとって、真の国民の情報が得られたというような大変頼もしい情報であったことかと思います。
地球環境問題、特に温暖化防止問題について、AGBM第八回会合の議論などを踏まえながら質問をさせていただきます。 申し上げるまでもないことではございますが、今、二十一世紀を前にいたしまして、さまざまな環境問題に直面をいたしております。
○田端委員 いよいよ地球温暖化防止京都会議まで三週間ということで、大詰めに来ている感がありますし、そしてまた先ほどAGBM8の御報告もいただきまして、これまでの経過もわかるように説明もいただきました。
このAGBM8のテキストができたということでありますけれども、要は、大変大きな隔たりというか相違点が明らかになったというのが実態でありまして、それぞれの国の国益や自己主張、正当化、こういうものがただ単に主張されているというような状況ではなかったか、本当に京都会議が成功に導けるのかどうか、むしろ大変不安の方が大きくなったと言わざるを得ない状況だと思っております。
期間については、そんなに遠い先ではございませんで、一期で借りてくるのであれば翌第二期のバジェットから借りでくるということになろうかと思いますが、利率その他の具体的な点については、ボローイングを欲している国を含めてまだ具体的な提案がAGBMで出ている状況ではございませんものですから、これまた具体的な議論はいましばらく、大枠が固まった上での議論ということにならざるを得ないかと今は考えているところでございます
○政府委員(岡本巖君) 差異化の特に人口増加率を指標とします差異化のフォーミュラということについて、日本国政府としていまだ正式な提案はいたしておりませんで、これから差異化という方式自体についてかなり議論があるのが今現在のAGBMという事務レベル折衝での各国の反応でございますが、先ほど先生がお挙げになりました数字は一つの数式をとった場合の値かと考えられますけれども、日本としてまだ人口増加率の差異化のフォーミュラ
ということは、この三つの大きな案があるわけでございまして、それぞれの立場を今後収れんさせていかなくちゃいけないわけでございますが、このような中でAGBM8がございましたが、その中でも議論がありましたけれども、さらにこれを踏み越えていかなくちゃいけないという状況の中で、各国がそれぞれに努力すべきことは言うまでもないわけでございまして、EUが今度アメリカに行くとか行っているとかございますけれども、このようなことは
ですから、こういう場を通じまして、実はこれまでのAGBMの場などにおきましては途上国側の態度が非常にかとうございます。しかしながら、こういういろんな場を通じまして、途上国側の取り組みというものの大事さ、その必要性ということを説得、それから働きかけてまいりたいということでございます。
それで、一昨年のベルリン・マンデートに基づいて、今回の京都会議でどういう数値目標を出すかということが今問われているわけですが、その準備会議が、現在、ボンにおいてAGBMが行われていますけれども、新聞報道等で断片的に見聞きいたしますと、果たしてまとまるのだろうか、こういう感じがいたします。
AGBMを通してアメリカがどんな提案をしてくるかもわかりませんが、それをどういうふうに解釈されるか。余り時間がございませんが、大臣、まとめて御答弁をお願いしたいと思います。
○大木国務大臣 まず、アメリカにつきましては、昨日ワースさんが来ておりましたし、それからその前に私がハワイでも会っておりまして、できるだけAGBM8の前にアメリカから出してもらわないとなかなかまとまらないのではないかということは、先般来ずっと言い続けているところでございまして、その線に沿ってアメリカの方も努力をしている、少なくともワースさんとしてはそういうことを強く大統領の方にも進言しておるというような
今この案を取りまとめるに当たりましては、各省庁間の調整も必要でありますし、さらに国民の皆様方の御意見も伺うという手続も必要ではないかと思っておりまして、ちょうど八月に開催されますAGBM、その会議に向けましてできるだけの作業を進めていく準備をしている最中でございます。