2021-03-10 第204回国会 衆議院 外務委員会 第2号
例えば、尖閣における領空について、中国が一方的にあのときにADIZを設定しました。その後、三日後にアメリカが戦略爆撃機を飛ばしてというような若干動きはあったんですけれども、結果として、航行証明を出せという中国の言い方に対して、結果的にその後ノーアンサーであったというようなことが実はございます。
例えば、尖閣における領空について、中国が一方的にあのときにADIZを設定しました。その後、三日後にアメリカが戦略爆撃機を飛ばしてというような若干動きはあったんですけれども、結果として、航行証明を出せという中国の言い方に対して、結果的にその後ノーアンサーであったというようなことが実はございます。
例えば、私たちはADIZというふうな防空識別圏を設定していますけれども、この防空識別圏の全てを監視できているかというと必ずしも十分でない部分もありますけれども、ただ、ほぼこの防空識別圏の中をレーダーで監視できているというふうに思っています。
私自身は、防空識別圏、ADIZ、これの見直しを含めて、抜本的に太平洋側の防空体制を強化すべきというふうに考えておりますけれども、今年度策定を予定している防衛計画の大綱や中期防衛力整備計画について、この太平洋側の島嶼部における防衛に関してどのように対応されるのか、お考えをお聞きしたいと思います。
そうすると、大臣、これから検討する中で、例えばですけれども、爆撃機を買ってそれにGBU28や43のようなものを使ってたたく、しかもその途中には中国のADIZや韓国の領海を経由していく、そして爆撃する、こういったことも検討の範囲には入るんでしょうか。
○国務大臣(中谷元君) 沖ノ鳥島とか小笠原諸島など太平洋側の島嶼部は、これまで固定式警戒管制レーダー等を含めて警戒監視任務に当たる部隊を設置しておらず、また、我が国の防空識別圏、ADIZの範囲外となってきております。
じゃ、本当にそうなのかということで、それからまた踏み込んで質問させていただきたいんですけれども、まさに今回、このADIZが重複している空域での飛行をしていたわけなんです。今回、この異常接近をされた航空機、海上自衛隊のOP3C哨戒機、それから航空自衛隊のYS11E電子偵察機、これはそれぞれに、何かが起こったときに正当防衛、緊急避難等をできるような自己防御機能、こういうのが付いている航空機ですか。
簡単に申し上げると、ADIZのことがあったので相当の応酬になったわけですけれども、ただ、明確だなと思ったのは、政治と経済、文化、自治体交流というものを完全に分けて話をしていたということが大変印象的でありました。政治は簡単には譲歩しない、だけれども、やはりお互いの国益を考えたら、経済、文化、自治体交流をやろうと。これは明確でした。
○国務大臣(小野寺五典君) 昭和四十四年当初、我が国の防空識別圏は与那国の上空を南北に走る形で設定されておりましたが、領空侵犯に対する措置を有効に実施するとの観点から、平成二十二年六月、我が国ADIZを同島の領空の外側に設定すべく見直しを行いました。
その延長上で、この前、一方的に指定をしましたね、ADIZ、防空識別区ですか、向こうに言わせると、その指定したエリアというのはちょうどこの航跡図と重ねてみるとぴったりかぶってくるんですね。彼らは、非常にそういう戦略的に海上と航空と、そしてそこにある資源と絡めながら戦略を描いてきているのではないかと思いますが。
○小野寺国務大臣 まず、スクランブルのことについては、あくまでも、これは防空識別区あるいは中国の勝手に言っています防空識別区の中ですが、我が国のADIZもそうですが、基本的には、我が国の領土に向かってくる場合についてはスクランブルをかけるということになります。 今回の個別事案については、ですから、あくまでも我が国に近づいてきた場合ということでの対応ということになります。
ちょっとこれは私どもも実は政権にいたときに悩んだ問題で、これは多分防衛省の皆さんにも考えてもらったことなんですけれども、与那国島のADIZは見直しをしますと。問題は、ここに発表されている我が国及び周辺国のADIZの中で、もし中国側が、日本側がまず撤回せよと言ってきている。だが、それは受け入れられない。
ADIZは各国が自国の安全を図るために国内措置として設定するものであり、この設定や変更については他国との調整を要するものではありませんが、実際にADIZが一部重複することとなる台湾に対しては、無用の誤解が生ずることを避けるため、交流協会を通じて事前に説明を実施しております。
それで、ADIZといいますか、防空識別圏は、そもそも対領空侵犯措置を行うという観点から設けられたものでございまして、自衛隊といたしましては、竹島につきまして、米軍から移管されて以降、対領空侵犯措置をとっていないということの関係上、ADIZの中に含めていないというのが従来から政府が申し上げているところでございます。
中国がADIZといって、我々の安定したこの東シナ海、今の基本的なルールを力でもって壊そうとしてきている。こういうふうな状況の中で、NSCの中でこれからいろんな議論をしていかなければなりません。
○石井政府参考人 先ほど大臣が御説明申し上げたような日本側の立場、今回のADIZの設定はどういうふうに問題があるのかということについては詳細に御説明をしておりますが、今委員がおっしゃった点について、中国側から説得力のある説明が得られているということではございません。
無人機というのは、今回、たまたま飛来して、領空には来ておりませんが、ADIZを越えてきた事例のお話だと思いますが、この無人機は、民間航空機が飛ぶ高度を飛ぶ、言ってみれば、非常に民航機にとっても危険な可能性もございます。それに従った適切な対応をとることも大切だと思っております。
○小野寺国務大臣 無人機のことにつきましては、先般、我が国のADIZを越えて入ってきたということ、これは我が国の領空に入ってきたわけではありませんが、そのような事態があったということで、特異的な事例ということで公表させていただきました。そして、このようなことに今後どのような対応をしたらいいかということは、私どもとして検討する必要があると思っております。
○国務大臣(森本敏君) 先生御承知のとおり、日本のADIZといいますか防空識別圏というのは台湾の防空識別圏と重複しているというか、重なっておりますので、従来からいろんな公式、非公式に話をしておりますけれども、お互いに、双方に自分の領域の安全を維持するためにどういうADIZが一番良いかということについてできるだけ現実的な手段を選ぼうとして今まで協議をしてきて、今の日本と台湾のADIZの在り方は妥当なものなのではないかというふうに
ADIZの中に入れたからといって、何ら自衛隊の活動が変わるものではありません。ただし、政治的なメッセージはありますね。だから、できることをやりませんかという提案をしているんです。 それもやらないというんだったら、今までの国民にそっぽを向かれた自民党の外交と一緒ですよ。民主党になって何が一体変わったんです。変わらないじゃないですか。
○国務大臣(森本敏君) 今御指摘のように、このADIZに入れるかどうかということですけれども、先ほど申し上げたように、もう竹島は我が国の固有の領土ですから、明らかに韓国がやっていることは不法行為ですけれども、我が国の施政が妨げられていますので、国際法にのっとって解決すべき問題であり、竹島については対領空侵犯措置、いわゆるスクランブル等の自衛隊の活動を行っていないということなので、必ずしもこのADIZ
(資料提示)この資料①は、防衛省からいただいた、我が国の、通称ADIZ、正式名称を防空識別圏と言いますけれども、航空自衛隊が領空を守るに当たって識別の参考にするエリアなんですね。 竹島のところを見てください。これは入っておりません。これはあえて外して作ったわけではなくて、当時、GHQが指定したものをそのまま使っているわけですから、外れているわけです。 一番南の南西部分のところを見てください。
○政府参考人(添田慎二君) 領空侵犯でない場合につきまして、ただ、先ほどおっしゃられたようなADIZを通過したような場合において公表をする場合はございますけれども、外務省に対して特に通報するということではございません。
○国務大臣(北澤俊美君) 委員は既にもう御存じだと思いますが、この件については、私が就任する前の七月にも防衛大臣あてに与那国町長から要望書が来ておりまして、我々としてもこの現状は早く解決すべき問題だというふうに認識をいたしておりまして、台湾側との関係も含めて、外務省も含めてですが、総合的に検討をする必要があるということと、また、この経過は、沖縄が米軍の施政下にあった時代に米軍がこの識別圏、ADIZをつくった
国家安全会議のメンバーと、隣の与那国島にはこういう問題がある、きょうはあなた方と協議をしに来たわけではない、こういう問題があるということだけの話に参ったということで話をしましたら、お手元に資料がありますけれども、資料の一枚目、この資料を示しまして、台湾側の認識といたしましては、この防空識別圏、ADIZがちょうど与那国島の十二海里のところから、領海十二海里、約二十二キロでしょうか、左側にカーブをして、