2001-06-26 第151回国会 参議院 外交防衛委員会 第16号
○国務大臣(田中眞紀子君) このミサイル構想自体は今端緒についたばかりだと先ほど来申し上げていますけれども、ABM条約自体はこれまで戦略核兵器の削減に一定の役割を果たしてきたというふうに思いますけれども、新たな環境の変化というものも踏まえまして、同条約をどのように扱うかについては、先ほど来申しておりますように、米ロ両国が話し合っていくべき問題であるというふうに思っております。
○国務大臣(田中眞紀子君) このミサイル構想自体は今端緒についたばかりだと先ほど来申し上げていますけれども、ABM条約自体はこれまで戦略核兵器の削減に一定の役割を果たしてきたというふうに思いますけれども、新たな環境の変化というものも踏まえまして、同条約をどのように扱うかについては、先ほど来申しておりますように、米ロ両国が話し合っていくべき問題であるというふうに思っております。
確かにABM条約自体は米ソ間の条約でありますので、我々が関知をするところではないわけですけれども、またその附属書の中に新しいABMの研究についてはそれを制約しないという条項があるのだそうでありますが、少なくともABM条約の本文の中では、これを配置することは、全く違った形であってもミサイルに対抗する何かの手段を配置することはそれ自体がABM条約に違反をするだろう。