1997-02-21 第140回国会 衆議院 法務委員会 第3号
皆様方からいただいた資料を見させていただきましたら、今現在、刑務所はA級施設とかB級、W級、何ですかと聞いたら、これは女性の刑務所なんだそうですね。さらに、交通刑務所や医療施設を含めて全国に七十庁ほど刑務所があるんです。ほとんどの都道府県に刑務所が配置されておりますが、私のところの北海道というのは六つぐらいあるんですね。
皆様方からいただいた資料を見させていただきましたら、今現在、刑務所はA級施設とかB級、W級、何ですかと聞いたら、これは女性の刑務所なんだそうですね。さらに、交通刑務所や医療施設を含めて全国に七十庁ほど刑務所があるんです。ほとんどの都道府県に刑務所が配置されておりますが、私のところの北海道というのは六つぐらいあるんですね。
また、滋賀刑務所を視察してまいりましたが、ここは、A級施設として犯罪傾向の進んでいない者を収容しており、収容者は、窃盗等財産事犯、傷害等粗暴事犯、覚せい剤事犯に係る者が大半でありますが、職員は厳正な規律のもとに、その更生改善のため、日夜御苦労を重ねておられます。 次に、近畿地方更生保護委員会の関係について申し述べます。
この関係は、職員定員は、それぞれ被収容者の資質、つまりB級施設、非常に犯罪の度が進んだ人たち、それからA級施設、これは進んでない人 たち、それからL級、つまり七年以上の長期囚が入っている、そういったような施設に応じて、それぞれ職員の配置を変えております。つまり、B級とかL級はどうしても職員が手厚くなるわけです。
例えば累犯の収容施設でございますと、多いところでは五〇%から六〇%が暴力組織関係者である、それからいわゆる初犯が入りますA級施設と申しますが、ここでも二、三〇%は何らかの形で暴力組織に関係があった者が多いというのが実情でございます。したがいまして、これらの被収容者はどうしても世間にありましたときの暴力組織の風潮というものを所内に持ち込もうとする。
そこで、現在行われておりますのは、例えばA級施設におきますと、関東地区で喜連川の刑務支所というのがございます。ここは比較的準開放処遇になじむA級の人を集めまして、そして建設機械、ブルドーザー、これ等の運転、それを実際に使いまして開墾等をやるという作業、こういったことについての開放的な処遇を通じて運転技能を身につけさせるという、こういう処遇を行っております。これは職業訓練課程でございます。
そのほかの大きなA級施設あるいは拘置所本所、支所、こういったところに現在年次計画で着々と整備をしておる、これが現状であります。
また処遇困難者は、B級施設である福島が十一名で約二%、同じくB級施設でありかつ収容者の一二・五%が暴力団関係者である秋田が二十七名で約五%、A級施設である山形は四名で〇・八%となっております。 次に、少年鑑別所の収容人員は近年横ばいないし減少の傾向にありますが、地域の鑑別センターとしての重要性が高まっております。