1953-07-29 第16回国会 衆議院 農林委員会 第25号
これらの五名の参考人のうち、四名は本案に賛成、開業獣医師側の意見を代表される小林君はA種共済による特別賦課金制度は特約制度であつて、開業獣医師に対する畜主の自由選択権を事実上束縛をするものであること、本法が実験法の建前をとりながら、指定組合の予定地域が広きに過ぎること等、二、三の理由をあげられ、本法案中の一部に対して、反対の意思を表明せられたのであります。
これらの五名の参考人のうち、四名は本案に賛成、開業獣医師側の意見を代表される小林君はA種共済による特別賦課金制度は特約制度であつて、開業獣医師に対する畜主の自由選択権を事実上束縛をするものであること、本法が実験法の建前をとりながら、指定組合の予定地域が広きに過ぎること等、二、三の理由をあげられ、本法案中の一部に対して、反対の意思を表明せられたのであります。
二、政府がA種共済を実施する場合においては、獣医師の専門化別職能又は技能に従つて、診療所専任者及び現地開業者を相互に協力せしめるとともに畜主の自主的な判断に基いて両者を自由に選択しうるよう開業獣医師の有給嘱託制度を広く採用し、以つて家畜防疫の改善向上、共済事故の軽減に努めること。