1990-03-27 第118回国会 衆議院 地方行政委員会 第6号
例えば通行税に関しても、これが消費税に吸収された結果、グリーン車とかA寝台は減税となって普通車は増税となった。それから、物品税が吸収された結果、宝石とか毛皮類に関しては減税となって食料品とか水道料金の方に関しては増税になった。それから、酒税と消費税が併課されることになった結果、特級酒とか一級酒は減税となって、しょうちゅうとか二級酒は増税となった。
例えば通行税に関しても、これが消費税に吸収された結果、グリーン車とかA寝台は減税となって普通車は増税となった。それから、物品税が吸収された結果、宝石とか毛皮類に関しては減税となって食料品とか水道料金の方に関しては増税になった。それから、酒税と消費税が併課されることになった結果、特級酒とか一級酒は減税となって、しょうちゅうとか二級酒は増税となった。
○政府委員(梅澤節男君) 現行の通行税は、運輸サービス、特に質の高い輸送サービス消費に対する税負担を求めるということでございますけれども、現在の通行税のうち九四%以上は航空機、その他は大部分が国鉄のグリーン料金とA寝台料金でございますけれども、いわゆる奢侈課税というのは、いろいろ言葉の使い方があると思いますけれども、奢侈課税ということではない。
○玉城委員 現在、通行税がかかっておるのは、グリーン車、A寝台車、船で言えば特等、いわゆる特殊なものですね。そして飛行機は全体。その場合に、たとえば沖縄県で言いますと、東京から沖縄本島に行って、沖縄本島からまた離島に行く。石垣なら石垣に行きますね。石垣からまた離島に行くという場合もあります。いまかかっている通行税というのはグリーン車とか特殊なものでしょう。
○玉城委員 現在、通行税が課税されているのは、いまお話がありましたように、グリーン車、A寝台、あるいは船の場合は特等である、あとは一律に飛行機であるということですが、タクシーとか、特等以外の普通の船舶運賃とか、あるいは電車といいますか普通の汽車といいますか、そういうものに通行税がかかっていない理由はどういう意味なんですか。
○鈴木説明員 現在、通行税が課税されておりますのは、国鉄のグリーン料金、A寝台、船におきましては特等ぐらいの感じでございます。それから飛行機については全運賃が課税になっております。
と申しますのは、具体的に申しますと、一番予測が狂いましたのは、グリーンのお客さんが減った、あるいはA寝台のお客さんが減った、その他、料金系統で非常に狂いが大きかったわけでございます。したがいまして、今回はグリーンも上げておりませんし、A寝台も上げておりません。
○山田勇君 グリーン車のA寝台の値下げが実施されたわけですが、一たん上げたものを下げるというのは、これはなかなか勇気の要ることです。その後、この利用状況、またこれは増収につながっているのかどうか、お伺いしたいと思います。
しかし、値上げ後の落ち込みは深刻で、ついに去る九月二十一日、グリーン料金とA寝台料金を値上げする前の料金に引き下げざるを得なかったのであります。しかも、その後も好転せず、今日でもなお貨物は二七%、旅客は三一%にとどまっています。
でありませんので、これは運輸委員会での審議に譲りますが、昨年の大幅な値上げ以降、三カ月間の傾向を見ますと、未曾有の雪害があったにせよ、年末年始の旅行、帰省客、またスキー客など、好シーズンであったにもかかわらず、五〇%値上げというものの収入増がわずか三七%、当初目標に対して二九%、値上げ分も含めて——という状態で、利用者比較は前年度の、全国平均で八六%、新幹線が八五%、グリーン客は新幹線が六四%、在来線が六五%、A寝台
それから、まあ特急料金、急行料金、A寝台等についての御指摘もございましたが、もし仮に問題提起として前面に出るとすれば、A寝台の一万円という問題であろうと存じますけれども、これは私、実はまだ寝台の利用の落ち込みというものを検討しておりませんので、まだそのデータを見ておりません。
そうすると、一万四百円という航空運賃ときわめて接近をしてまいりますし、この場合もグリーンのA寝台車を使いますと、国鉄の鉄道の方が飛行機より高い。これはグリーン車のA寝台を利用いたしますと、改定案では一万四千三百円というふうになってまいります。
東京−仙台間では特急A寝台を利用すると、これまた航空運賃の八千百円を八百円も上回るということになります。私は九州の出身でありますが、仮に一家四人で九州まで子供二人を連れて帰るといたしますと、交通費だけで大体八万四千円で、普通のサラリーマンの給料の半分は九州まで里帰りしただけで——これは新幹線料金だけでありますから、私大分でありますが、なかなか大分までは帰り着かないのですね。
○増本委員 通行税の場合には、A寝台のようにサービスが具体的でかつ物質的な面がありますね。ところが、入場税で観覧という場合に、それは確かに前の方のしかも真ん中のいい席で、シートもいいかもしれない。しかし問題は、そのサービスというのはそれだけじゃないでしょう。
しかし、現在のところ、そういうふうなきめ方をいたしませんでも、この「一般ノ乗客ノ通常利用スル寝台」ということばそのものは、確かに不明確でございますけれども、それがいわゆるA寝台とB寝台という概念を前提として、B寝台については課税しないということになさいと、それでそのB寝台の額だけを政令で書きなさい、こういうふうに国会からおまかせ願うというのは、私は租税法定主義に決して反することではない。
なお、多少詳しく申し上げますと、まず駅の出札窓口で通行税の対象になっておりますグリーン券と、それからA寝台券、これを発売した場合には、これは一般乗車券と同じように、乗車券簿というものによって発売枚数がわかるわけでございますけれども、これに金額を乗じまして、収入の整理を行なって、月報でもって監理局に報告するわけでございます。
で、国鉄側の答弁によりますと、客車のA寝台は現在三千六百セット、B寝台が四万七千七百セット、電車のB寝台が九千二百セット、なるほど数の上ではBが多いわけでありますけれども、利用効率を見ますと、A寝台が平均九二%でB寝台が九一%と、こういうほぼ同数という数が出ているわけです。ですから、利用効率から見ますと、また大体満ぱいであるということが言えます。
○柳井説明員 まず最初のお尋ねの数でございますが、客車のA寝台は三千六百セットございまして、それに対しまして客車のBのほうが四万七千七百セット、それからそのほかに電車のBが九千二百セットございます。大体AとBの割合はそのような感じであろうかと思われます。
○広沢委員 それは金額的、員数的でありますけれども、B寝台の数といいますか、それとA寝台というものは同じウエートであるわけじゃないので、B寝台というのは非常に数も多いだろうと思うのです。それから利用度も多いだろうと思うのです。したがって、A寝台がここにたとえば百あるとしたら、実際にそのA寝台がフルに使われているかどうかという利用状況はどうなっているのか、お伺いしているのです。
○高木(文)政府委員 A寝台の現在の収入見込み額は、改定前で四十八億と見込まれております。B寝台のほうが二百七十三億と見込まれております。したがって、全体の中におきますところのA寝台の金額ウエートは一七・六%でございます。それから利用人員で見ますと、これは四十六年度の実績でございますが、A寝台が百十二万人でございます。B寝台は千六百十四万八千人でございます。
それからあと、A寝台の件でございますが、これは旅費規則で宿泊料として出しておりますので、寝台料金より高目でございますから、これはそのように御了解願いたいと思います。
がしかし、財政の関係でグリーン車の切符をお渡しすることもできないし、A寝台に乗ってもらうこともできないんだ、こういう話ですが、そうでございましょうか。
それから一等のA寝台、いまの一等寝台とそれからB寝台の利用状況というものも、そのころから見まして一体どういうふうに変化していくのかということは実はあのときはよく見通しがつきませんでした。 その後約三年たってみまして、いまやB寝台というものは、A寝台と違いまして一般の人が利用するということで大体割り切ってもいいんじゃないかということで、今回こういう改正案をお願いいたしておるわけでございます。
○水田国務大臣 安易な道というのじゃなくて、御承知のように、B寝台、A寝台、二つに寝台料金を分けておりましたが、これを実施した後の様子を見てみますと、もうB寝台は事実上一般乗客が利用することに最近では事実が定着しておりますので、そうしますと、もうB寝台は通行税は取らないということをここではっきり原則的にきめられるという時期であろうと思います。
ところで、今度の通行税法の改正の問題ですが、現在グリーン車の施設利用というものに着目をしてグリーン料金、さらにA寝台という、この二つにだけ通行税がかかっておるわけですが、これを今度は電車寝台が、下段が千九百円に三百円値上げになる、こういうことから、いまの法律ではこれがカバーしきれなくなる、こういうようなことで今度の法改正が行なわれるわけですけれども、一体、この国鉄の最近のA寝台の利用者、さらにグリーン
○中橋政府委員 あとでまた国鉄のほうから収入についてのお話があると思いますが、国鉄関係におきましては、先ほど御指摘のように、A寝台とグリーン料金について通行税がかかっておるわけでございます。それで大体四十五年度の数字で申しますと、国鉄のそういうものの利用者から約二十一億円の通行税を取っております。
人員でA寝台が百七万九千人でございます。それから、グリーンが二千百四十万四千人でございます。収入を申し上げます。A寝台が三十九億五千万でございます。それから、グリーンの収入が百六十三億八千三百万でございます。以上でございます。
どう変えたかというと、A寝台は「天の川」に移してしまって「鳥海」は普通寝台と普通座席、あとは新聞の箱だけを引っぱらせるというぐあいにしたのです。そうすると、私どもの地方自治体の皆さんやあるいは産業界の皆さんにしても、十数年間、国鉄でおっしゃる育ってきたこの列車の編成を変えるということはちょっと軽率ではないか。
乗り組みの関係について若干お答えをしておきますが、寝台を装備したり解体をする乗務員は、通常A寝台、B寝台を含めまして、二車に一名ということで乗務をしているのが原則的な乗務の姿になっているわけでありますが、途中列車の装備と解体のある区間については、そのほかに必要な乗務員を手配する、こういうことをとりましたので、先ほど申し上げましたように、寝台の使用開始の時間が二十一時でありますから、おおむねハネ一車に
○参考人(飯田一郎君) 先ほども若干申し上げましたが、昨年の五月から、先ほど申し上げましたように、いまのA寝台とB寝台は二車について一名というのが原則的な乗務員の人員になっているのでございます。なお、途中、寝台の装備とそれから解体の作業のある区間は、必要な区間について必要な要員を乗せると、こういうことになっているわけです。
○政府委員(山口真弘君) 従来、寝台車につきましては、一等寝台、それから二等寝台、また電車寝台という区別があったわけでございますが、従来の一等寝台車につきましては同様にA寝台ということにいたしまして、それから従来の二等寝台車につきましてはB寝台ということにいたしまして、寝台料金を変えております。
それから寝台につきましては、従来の旧一等寝台、これをA寝台と申しますが、上段が三千八百円、下段が四千二百円、個室が五千四百円。それからB寝台、従来の二等寝台でございますが、上段と中段が従来は八百円、九百円でございますが千百円で、下段が千円が千二百円、電車寝台、これは特別の列車についておりますが、上中段が現在千百円でありますものが千三百円、下段が千三百円が千六百円でございます。 以上でございます。
「寒いから暖房を通せ」と駅員に申し出たことからわかり、調べてみたら客貨車協議会の代議員三十人ばかりが、もとの一等寝台車、今の二等A寝台、二人一室のコンパートメントで、備えつけの毛布、ゆかたなどを使って、ホテルがわりにロハで寝泊りしていたという。国鉄の二等寝台券は高いものだ。A寝台だと下段二千七百六十円、上段二千百六十円。乗車券や急行料金を払った上にこの寝台料だから、一流ホテルの宿泊料より高い。