1975-04-16 第75回国会 衆議院 農林水産委員会 第18号
三月二十三日の夜に、東京都の西多摩郡羽村町の一養豚農家の飼養豚の一部に、食欲不振と、それから鼻端、蹄部に水胞、痂皮——これはかさぶたでありますが、そのような現象が出現する疾病のあることが東京都の家畜保健衛生所に届けられました。翌日の朝、同保健衛生所が現地調査を実施いたしました結果、症状が口蹄疫、豚水胞病に類似しておりましたため、農林省の家畜衛生試験場へ病性鑑定を依頼いたしました。
三月二十三日の夜に、東京都の西多摩郡羽村町の一養豚農家の飼養豚の一部に、食欲不振と、それから鼻端、蹄部に水胞、痂皮——これはかさぶたでありますが、そのような現象が出現する疾病のあることが東京都の家畜保健衛生所に届けられました。翌日の朝、同保健衛生所が現地調査を実施いたしました結果、症状が口蹄疫、豚水胞病に類似しておりましたため、農林省の家畜衛生試験場へ病性鑑定を依頼いたしました。
豚水胞病は、昭和四十八年十一月末から十二月にかけてわが国で初めて神奈川県、茨城県及び愛知県の三県下で発生した急性、熱性の豚の伝染性疾病であり、感染した豚は、摂氏四十度以上の発熱を来し、口唇、鼻端、蹄部等に水胞または潰瘍を生じ、歩行困難、起立不能、食欲の不振、廃絶等を招くなどの症状を呈することが知られております。
豚水胞病は、昭和四十八年十一月末から十二月にかけてわが国で初めて神奈川県、茨城県及び愛知県の三県下で発生した急性、熱性の豚の伝染性疾病であり、感染した豚は、摂氏四十度以上の発熱を来し、口唇、鼻端、蹄部等に水胞または潰瘍を生じ、歩行困難、起立不能、食欲の不振、廃絶等を招くなどの症状を呈することが知られております。