1948-06-10 第2回国会 参議院 予算委員会 第27号
この基礎の上に立つて健全財政の趣旨を貫徹いたしますために、政府は一般會計、特別會計を通じてあらゆる冗費を節約し、特に一般會計につきましては一部の行政整理を斷行し、経費を專ら重點的に壓縮することに努力いたしました。
この基礎の上に立つて健全財政の趣旨を貫徹いたしますために、政府は一般會計、特別會計を通じてあらゆる冗費を節約し、特に一般會計につきましては一部の行政整理を斷行し、経費を專ら重點的に壓縮することに努力いたしました。
例えば只今商工大臣のお述べになつて、先般からしばしばおつしやるのですが、中小企業の振興は無差別一體にやるのではない、重點的にやるのだ、その重點的というのはどこに重點を置くかといえば、輸出産業に關係のあるもの、基礎産業に關係のあるもの、生活物資に關係のあるもの、これに重點を置くのだとおつしやる。然からばその三點以外のものに重點を置くといつたら殆ど全部でしよう。關係があるといつたら……。
その擴がつた枠をば、中小企業の内部には、極めて公正に流さなければならんと思うのでありますが、我々は差詰め輸出産業に關連したもの、それから基礎資材と關連ある中小企業、或いは生活必需物資というように、重點的な扱いをやつて行きたいと、このように考えておるのであります。
それから、この中小企業という中において、これにおきましても、資金その他の問題に對しまして、重點的にお考えになつて、どういう企業に對して、重點的にそういうふうな資金、資材を廻されるか。 次にその資金というものは、どれくらいまでは、中小企業の方へ、お廻しになる政府にお力があるか。
政府といたしましては、夙に健全財政の方針を堅持いたしまして復興金融金庫の貸出につきましても、努めてこれを壓縮制限いたしまして、苟くも放漫に流れることのないように、特に基礎産業に對しまして重點的な融資を實行してまいつたのでありまするが、諸般の事情によりまして、今日のごとき巨額の資本金を要するに至つた次第であります。
結局今のところでは特定的な監査、或る會社の特定的なその會社の資金の使途について重點的に監査する。或いは工事の進捗状況について監査いたしますとか、經理内容について監査いたしますとか、とにかくその一つ乃至全部をやるとか、そういつたことで實際的に監査をやつております。今のところ監査の手掛けましたものとしては約五十社ほどございます。
でき得るならばやはりこういう三部門の重點に伍して通信も重點的にやつて行つて頂きたいということを希望しておるのでございますが、現在はそういう状態でございます。
恐らく石炭の重點産業、或いは輸送の重點的な取扱いと殆んど同様に、否むしろそれ以上に重要視されなければ、本當の日本の産業の上からも文化の上からも發展再建ということは期待できない。
○星野芳樹君 私はこの在外同胞引揚に關する特別委員會が差迫つておる引揚者の生業資金の問題、それから在外同胞を早く歸すという問題、これに重點的に推進して頂くことを熱望する者でありますが、この前以來引揚者に對して全部國旗を配給するという要望が持出されておるので、これに對して大目的の遂行のために一言時間を取らして頂きます。
これは酒のもつている嗜好品的な性格からしまして、非常にむつかしい問題だとは思いますが、やはりこれは一般用酒あるいは特に勤勞層に重點的に配給する。そういつた方面の酒類、これが私は基本でなければならぬと思いますが、單なる税收入を得るために、少しく本末を顛倒してきたきらいがありはしないかと思いますが、その點を御答辯を願います。
これを一會社で獨占して倉庫に使つておるのですが、これはやはりこの法案と關聯して來年からは公共團體にも扱わせて、重點的にこれを經営させることにいたすのでありますか。或いは重點的に拂下げて、そうして使用させるような方をお取りになりますか。その點を一つ伺いたいと思います。
私はこの本法案を見ましても、ごこにもこれらを確保することはできない、むしろ私は從來の法律によりまして、從來の石炭増産法によりまして、それに今日ございまするところのいわゆる特別の融資法により、或いは臨時物資需給調整法によりまする、石炭に重點的に廻すことができる法律によつて、十分にこの目的は達し得ると考えております。
由來本川の改修は「ダム」の築設を重點的に施行するものであり、本年の水害の状況に鑑みましても、既定計畫の遂行を恆久對策とするほかないと考へられますので、所要資材等の許します限り、早急工事の完成をはかる考へであります。さらに本川筋の被害は類例を見ない激甚なものであり、政府といたしましても國庫財政等の許す限り多額の助成をいたし、可及的急速に復舊を期する意向にあります。 —————————————
政府はこれら河川に對しましては根本的の治水施設を実施したい方針でありますので、重點的に應急措置を講じている次第であります。野尻川の改良につきましても、縣と十分に連絡をいたしまして、實情に即しますよう善處いたしたいと考えております。
政府と致しましてはこれが防止輕減に治水恆久策の推進にはかりますことはもちろんでありますが、國庫財政の現状とも考へ合わせまして、重點的緊急施策を主眼に措置いたしておる次第であります。 —————————————
○川越委員 ただいまの御數字拜承したわけでございますが、作業衣の九千五百二十着、そういつた數量、それに次ぎまして今度は今月半ばにその割當を決定いただくという話でありますけれども、どうしてもこの際われわれはほんとうの緊急對策としてこれを取上げておるのでありますから、その點を十分に考えられて、あと年度内にいくらという全體の數量がきまらないにしても、できるだけの分量を復舊作業に向つてまず重點的に出していただきたいということをお
○石井説明員 亞炭の輸送に關しましては、その重要性を十分に承知いたしておりまして、重點的に輸送を確保する方針でございますが、遺憾なことには、東北地方から出ます亞炭が、青森地區における特殊關係の輸送が非常に輻湊しております關係と、再度の風水害の影響を受けまして八月、九月には計畫に對しまして約半分くらいの程度しか送れていないような實情で、ただいまお話のようなことになつてまことに遺憾に思つておるのでございます
現在インフレの波が高まつて、どの程度に停止するかという見透しもつかない戰後のこうした状態のもとにおきまして、何とかインフレを阻止し、國民生活を安定に導くためには、まず第一に生産を興す、それも全面的に生産を興そうといたしましても、なかなかそううまくいきませんので、最近傾斜生産という言葉が使われておりますが、重點的にまず基礎的なものから生産を高めていく、そうして漸次他の産業に及ぼす、こういうねらいからしまして
その他水産に關する重點の問題といたしましては、水産に關する基礎的な調査を相當重點的にやつていきたい。最近における海洋魚族の囘遊徑路の變化、あるいはその他海洋氣象の問題、それから内海水面の利用の問題、その他について從來の日本の水産業というものは、そういう基礎的調査が非常に缺けておつたというので、この點にいつて相當重點的な豫算の配分をしてもらいたいという要求が官房當局からありました。
從いまして、むしろかような都市所在府縣につきましては、政府といたしましては、食糧の補給という點を最も重點的に考えてまいらなければならぬわけであります。さらにその上に混食率の問題をでき得る限り考慮してまいらなければならぬと思うのであります。
御指摘の委員會に三萬圓配當せられておるということで、その點よく私はわかりませんが、この金をもつて時局柄最も有效な研究をしていただくという建前になつておりますので、文部省當局におきまして、この配分について御指摘のような點に重點的に配分していただくことを期待しておるわけであります。
次には鐵資材がこれに伴わなくては、一國の交通量を確保いたしていくということはでき得ないのでありまして、今後それらの燃料、電力、電源、あるいは鐵資材等において、あるいは輸送力の制約を見ることもあるかもしれませんが、御指摘のごとくに、國家産業再建の上におきましては、まず重點的に、それらの重要資材に對して、輸送力を第一においてやつていくということにつきましては、御同感であり、政府といたしましても、さような
さらにりんご等の青果物に對しましては、輸送積止めを今日いたしまして、もつぱら主食糧竝びに必要重要資材のみの輸送に、重點的に配車をいたしているという状態でございます。
○椙杜政府委員 山口委員のお話は、石炭の輸送のように聽きましたのですが、石炭の輸送につきましても、御存じのように、石炭は基礎物資でございますので、輸送上の順位も、重點的にいたすことになつておりまして、他の物資に優先いたして輸送されることになつております。
こういう點に關しまして、司法御當局は、はたして具點的にこの問題を改善される方法を講じておられるかどうか、伺いたいと思うのでございます。
しかし支出をきめるについては、歳入の點と十分見合せまして、あるいはある程度の政策を實行するに止めるか、あるいは重點的に最も重要なものから取上げていつて、比較的重要ならざるものは次に送りこむというような考えをして、歳入と歳出を十分見合すようにしたい。しかもそれを支出を定めて歳入をむりにさや寄せてくるというようなことは、毛頭考えておらぬのであります。
何と申しましても、惡性インフレというものは非常に高進いたしまして、七月に組みましたところのいわゆる炭價も三ケ月後には崩れるという程惡性インフレというものは進行しているのでございまして、こういうような時期に資金、資材というものを石炭に最重點的に注ぐということはなみなみならん努力が要ることは覺悟いたして居ります。