1949-03-30 第5回国会 衆議院 労働委員会 第3号 それから四番目には、御承知の潜在失業の點在化という問題であるのであります。御承知のように、昭和二十二年十月の国勢調査によりますと、当時の潜在失業者は三百九十万程度といわれておりまするが、そうした中から、経済九原則の実施等に伴いまして、あ 程度の點在化の傾向の発生することは避けがたいことかと存ずるのでありまして、そうした面から約二十万ないし四十万の失業者が出て来るものと考えておるのであります。 齋藤邦吉