1969-06-06 第61回国会 参議院 産業公害及び交通対策特別委員会 第10号
いまの御質問は、その間連帯する義務者双方の負担の割合というもの等に両者間にもし問題が起こって、そのことが片づかないために被害者に迷惑をかけることになりはしないかという御趣旨ではなかろうかとお聞きしたわけでございますが、いまの黒鉱開発につきましての同和と日本鉱業との具体的なケースにつきましては、両鉱山の操業が近接する個所につきましては、もしいずれの会社の作業によって発生した鉱害であるかということに直ちに
いまの御質問は、その間連帯する義務者双方の負担の割合というもの等に両者間にもし問題が起こって、そのことが片づかないために被害者に迷惑をかけることになりはしないかという御趣旨ではなかろうかとお聞きしたわけでございますが、いまの黒鉱開発につきましての同和と日本鉱業との具体的なケースにつきましては、両鉱山の操業が近接する個所につきましては、もしいずれの会社の作業によって発生した鉱害であるかということに直ちに
これにつきましては、やはり石こうに特有の対策というものが考えられると思いますが、その一つは、やはり石こうの賦存状態が黒鉱鉱床と併存をいたしているのが大部分でございますので、むしろ黒鉱開発というものをあわせて行なうことによりまして、いわゆる多角生産ということで、石こう経営の基盤の強化をはかるように指導をしてまいりたいと思います。
○近藤信一君 黒鉱開発にあたりましては、いま局長言われましたように、選鉱廃滓、それから坑内水の中和沈でん物といいますか、これの処理方法ということが非常にむずかしいと思うのです。これに対しては、もう万全を期していかなければ、あとでまたいろいろと鉱害のめんどうなことが起こってくるのじゃないかと思う。
さらに、黒鉱の開発技術、各方面の努力を総合的に取りまとめる意味におきまして、科学技術庁の資源調査会におきまして、黒鉱開発技術の総括的な推進をお願いしておる次第でございます。今後ともかような方向で黒鉱問題を重点的に取り上げて、あらゆる面で開発の助成をはかりた いと思います。
北鹿地帯の黒鉱開発と相まってそういう記事が出ておるわけです。二百五十も鉱区を持っておって、虚業家であると自負しておるわけです。もう大地主だ、まぼろしの事業だ、こういうふうに自負しておるわけです。この人たちは全然開発の意思はありません。鉱山の知識もないのです。いろいろ職人もあれば商店のおやじさんもある。
たとえば、あそこの北鹿地帯の黒鉱開発の問題でも、なるほどある程度の協調は、従来も、非常に協調されています。協調体制をとっていますが、従来は、自分の鉱区に鉱量がどれだけあるのか、どの方向に向かってどうあるのか、もう企業間において完全に秘密主義であったわけです。
現在民間におきましても、それぞれ黒鉱に関する選鉱、製錬等の新技術の開発につとめておるようでございまするが、政府といたしましても、まず第一に資源技術試験所等におきまする国の研究機関としての研究を極力力を入れて進めておりますとともに、民間におきまする黒鉱開発技術の研究促進のために補助金を共同研究に対して交付をいたすという方針でございまして、さらに科学技術庁に資源調査会というものが置かれておりまするが、そこにおきまして
また、その成果も最近は目をみはるようなものが続々と出てまいっておるのでございまして、御承知のとおりの秋田県の北鹿地区の黒鉱開発のごときは、その最たるものと言うことができるのであります。資金難のために有望地域でありながらなお着手できないもの、あるいは一度は捨ててしまったが、もう一度見直す必要があるもの等は随所に見受けられるのでございます。
○両角政府委員 御指摘のございました三月にまとめました秋田県北鹿地区における黒鉱開発に関しましての基本方針でございますが、この趣旨は、将来きわめて有望である銅、鉛、亜鉛等の混在しておりまする黒鉱の開発にあたりまして、これを極力推進をいたしますとともに、これに伴う鉱石の処理技術というものを新たに開発していこう。
なお、秋田地区の黒鉱開発協力会議というのは現在活発に動いておりまして、探鉱であるとか、あるいは廃滓の問題、これは先ほど先生の御指摘になりましたように、パイプ輸送してむしろ埋めたらどうかというような話が出ているそうでありますが、そういうような廃津の処理であるとか、あるいは地盤の沈下であるとかいうのを現在研究をいたしております。