1981-04-09 第94回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第5号
先般、高島炭鉱でも黒ズリの捨て場から三千五百カロリー程度の炭を回収することも現実に行われているわけです。あるいはこれらの低品位炭と他の、たとえば木くず等を合わせてハウス燃料等の工場も最近は立地をするという傾向も出ておるわけであります。したがって、そういう意味で、ボタ山利用ということがさらに進んでいくだろう、こう判断を実はいたしておるわけであります。
先般、高島炭鉱でも黒ズリの捨て場から三千五百カロリー程度の炭を回収することも現実に行われているわけです。あるいはこれらの低品位炭と他の、たとえば木くず等を合わせてハウス燃料等の工場も最近は立地をするという傾向も出ておるわけであります。したがって、そういう意味で、ボタ山利用ということがさらに進んでいくだろう、こう判断を実はいたしておるわけであります。
白ズリの捨て場、あるいはまた選炭の結果として出る黒ズリの捨て場への運搬作業のみならず、その捨てる作業一切が組夫に転換されております。あるいはまた、これに要する石炭炭車の恒常的な修理についても、組夫がすべて直轄と切りかえられておるのでありますから、これは明らかに行き過ぎであり、この坑外組夫については、当然坑内組夫と同様に規制されるべきであると考えるわけです。 以上の討論がなされました。
白ズリの捨て場、あるいはまた、選炭の結果として出る黒ズリの捨て場への運搬作業のみならず、その捨てる作業、これらの作業が組夫に転換される、あるいはまた、これに要する炭車の恒常的な修理についても、組夫がすべて直轄と切りかえられて充てられておる。極端なのは、石炭を受炭して選炭機におろす、この受炭場における作業についても、組夫が全面的に直轄に切りかわって作業している。
それのみならず、黒ズリ、白ズリの捨て場の関係についても、全部これを組夫に移譲してしまう、あるいはまた極端な面では、同じ、個所で一番方が直轄夫で、二番方が組夫でやっておるのが、一番方の中に直轄夫が、組夫をやめて入っておる、こういう傾向も実は出てきておるわけです。しかもその傾向がより一そう強まっていこうとするわけなんです。