1949-09-14 第5回国会 衆議院 地方行政委員会 第38号
私はこの際樺太、満洲の住宅構造に学んで、経済的であり、たれの手でも築造できる、いわゆる黒れんが土蔵式の建築を推奬したいと考えたのであります。北海道は日照時間が短かく、濕度が満洲より高い等の技術的困難があるとは言え、研究を重ねるならばこれを克服することは、さして難事でないと思われるのであります。 いずれにもせよ、住宅問題の解決は、あらゆる意味において北海道開発のかぎであると考えるのであります。
私はこの際樺太、満洲の住宅構造に学んで、経済的であり、たれの手でも築造できる、いわゆる黒れんが土蔵式の建築を推奬したいと考えたのであります。北海道は日照時間が短かく、濕度が満洲より高い等の技術的困難があるとは言え、研究を重ねるならばこれを克服することは、さして難事でないと思われるのであります。 いずれにもせよ、住宅問題の解決は、あらゆる意味において北海道開発のかぎであると考えるのであります。