1997-10-29 第141回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第2号
その作業が行われている中でいろんなことが起きていると言われていまして、韓国に亡命した黄長燁書記あるいはエジプトからアメリカに亡命した北朝鮮の大使に関連する身元調査、それから、彼らと関連して彼らからいろんなものをもらったんじゃないかとか、あるいは彼らの手づるで韓国の情報機関と接触して情報工作をやられたんではないかと。
その作業が行われている中でいろんなことが起きていると言われていまして、韓国に亡命した黄長燁書記あるいはエジプトからアメリカに亡命した北朝鮮の大使に関連する身元調査、それから、彼らと関連して彼らからいろんなものをもらったんじゃないかとか、あるいは彼らの手づるで韓国の情報機関と接触して情報工作をやられたんではないかと。
ちょっと横へそれるかもしれませんが、例えば金日成主席が亡くなったときには、謀殺説ですとか親子対立説とか、三カ月、六カ月以内に崩壊するだろうというようなことを言っていた方もいらっしゃいますし、黄長燁書記が亡命されたときには、権力闘争が起きているから二、三カ月以内に政変が起きるだろうというようなことを言った方もいらっしゃいますし、また、軍の要人が相次いで亡くなったときには、軍内で異変が起きているというようなことを
○国務大臣(池田行彦君) 今御指摘のような内容のお話を黄長燁元書記が行ったということは韓国の国家安全企画部長が韓国の議会で報告されたところというふうに承知しております。しかしながら、黄元書記が述べたような内容の作戦計画というものが北朝鮮にあるのかどうなのか、そこのところは私どももわからないところでございます。
○説明員(大島賢三君) 黄長燁北朝鮮労働党元書記の亡命事件につきましては、二月十二日に発生をいたしまして、去る四月二十日にソウル到着をもって一応の決着を見た、どういうことでございます。本件については、関係諸国が国際的な慣例に従って対処してきた結果がこういう形になったというふうに理解しております。
それで、ちょっと質問通告はしておりませんけれども、この議定書の本題に入る前に、外務大臣にお聞きしたいのですけれども、四月二十日、御存じの、北朝鮮から亡命されました黄長燁さん、この方が最終目的であります韓国に到着されまして、黄さんが、南朝鮮解放の旗のもと、武力統一の方針を正当化しようと力を尽くしている、そういったところを回避するためにこれからも頑張っていきたい旨の声明を述べられました。
○池田国務大臣 黄長燁書記の亡命の事件につきましては、関係の国々がいろいろその取り扱いについて慎重に検討を進めておられたわけでございますが、今回、本人の意思も尊重し、また、国際的なルールというものもよく考えながら、御本人の亡命を希望しておられました韓国に無事到着されたということは、これはこれで、この種の問題の取り扱いとしては、関係各国、よく冷静に対処されたのではないか、このように評価している次第でございます
それが端的にあらわれましたのが例の黄長燁書記の亡命でございます。ほかにも、これほど著名な人でなくてもいろいろ亡命事件というのが起こっているのは御承知のとおりでございます。 そういったことで、その体制内におきましてもいろんな動揺がございますし、いわばそれを指導する理念についてのいろんな争いといいましょうか、そういうものもあったやに見受けられるところでございます。
そして、黄長燁書記の亡命に見られましたように、あの体制の中にもいろいろなきしみとか矛盾とか出ているのは事実のようでございますが、しかしまだそれが全般としてのあの体制を早急に壊していくという、そういった程度にまで及んでいるとは見られないところでございます。
確かに、先般の黄長燁書記の亡命事件というのもございました。あるいは軍部の幹部の交代というようなこともございます。しかしながら、全体として見ますと、金正日書記が政治全体の指導力を持っているといいましょうか、それを統括しているようでございますし、今直ちにそこに大きな変化があらわれるとは思えない、こういう情勢でございます。
もちろん、黄長燁書記の亡命問題で当面大変苦労しているということもありましたけれども、あの問題だけではなくて、話の流れからすると、以前ならば南北両方のという言い方は余りしなかったわけでありますが、今は両方と交流をしているということがもちろんあるからでしょうけれども、中国の最高指導者がああいう言い方をしたというのは大変私も驚きましたが、いいことだと思います。
○沓掛哲男君 黄長燁朝鮮労働党書記には、二月十二日、日本訪問の帰途、北京に滞在中、在中国韓国大使館を訪れ、韓国への亡命を要請したとのことであります。その後も北朝鮮の幹部の死亡や失脚が伝えられています。日本人の七五%が北朝鮮に不安を感じているとのアンケート調査もきのう出ておりました。
○松沢委員 次の質問に行きたいと思うのですけれども、北朝鮮の黄長燁というんでしょうか黄長燁書記の亡命事件並びに北朝鮮と日本の問題についてお聞きしたいと思うのですけれども、政府のこれまでにない極めて大物の方の亡命ということでありますけれども、この貴書記は北京で亡命されたわけですが、その前日本に来られていたわけですね。
○田英夫君 時間がなくなってまいりましたが、北朝鮮の黄長燁書記の亡命の問題を取り上げたかったのですけれども、もう余りありませんから、この問題について若干の意見を申し上げておきたいと思います。 中国の努力が非常に大きかったと思いますけれども、いずれにいたしましても当初日本政府を含めて大変心配をされた点はかなりいい方向へ進んでいるのではないかと考えております。
常任委員会専門 員 大島 弘輔君 説明員 警察庁警備局外 事課長 米村 敏朗君 文部省学術国際 局留学生課長 木谷 雅人君 ――――――――――――― 本日の会議に付した案件 ○理事補欠選任の件 ○国際情勢等に関する調査 (鄧小平氏死去後の日中関係に関する件) (黄長燁北朝鮮労働党書記
北朝鮮の黄長燁書記の亡命事件についてですが、これが朝鮮半島へどのような影響を与えるかということでいろんな報道もされております。万一に備えて有事の対応策等もしておくことは当然必要であろうと思いますし、亡命者の李韓永さんが撃たれて危篤になっているという報道もありまして、在京の韓国大使館近辺の警備等も十分やる必要があるだろうと私は見ております。
○池田国務大臣 韓国政府から受けました連絡によりますと、十二日の午前十時ごろ、黄長燁朝鮮労働党書記、これが在中国の韓国大使館を訪れて韓国への亡命を要請した由でございます。そしてまた、その際、金徳弘朝鮮労働党中央委員会資料研究室副室長も行動をともにしている、このように承知しております。
私の体験上から申しますと、昨年十二月に、北朝鮮から黄長燁という方が、神奈川県と国連大学共催で横浜にて催されたシンポジウムに参加するため講師として来ておられます。これは朝鮮の社会科学者であります。このときもやはり条件がつくんです、国交がありませんから。しかしこのときには、黄長燁委員長はきちっと条件を守られまして帰っておられます。