1972-06-07 第68回国会 衆議院 内閣委員会 第32号
誇張すれば黄塵万丈というところですね。総合的な計画、総合的な開発というものは全然行なわれていない。交通機関もない。「総合交通体系について(要約)」にたいへんうまいこと書いてあるんですね。これはまことに私は感心しました。よくまとめてあります。けれども実態は、全然これとはおよそかけ離れたことのみであります。そういう点について運輸省はどういうお考えを持っていらっしゃるのか。
誇張すれば黄塵万丈というところですね。総合的な計画、総合的な開発というものは全然行なわれていない。交通機関もない。「総合交通体系について(要約)」にたいへんうまいこと書いてあるんですね。これはまことに私は感心しました。よくまとめてあります。けれども実態は、全然これとはおよそかけ離れたことのみであります。そういう点について運輸省はどういうお考えを持っていらっしゃるのか。
そこを大量のトラックが岩石を運ぶために道路を非常に破損をし、舗装がありませんから夏場は黄塵万丈であります。雨が降りますと津土が付近の住宅にはね返りまして、砂利を採取しておりますところの山道は家はみな閉じております。戸でみな囲っておりまして、私どもが参りましても、住むことば不可能にひとしいような状況下にあります。
しかも黄塵万丈で、視界十メートル以下という日がもう十五日前後ある。しかも霧は九十日のうち四十四日もある。概算しても五十日を下らない。こういう条件がございますという——私が言うのではない、現地の観測所の記録が出ておりますのに、十二分に調査をしておらないのが明らかでございますのに、再調査をなさるお考えはないか。飛行機落ちますよ。
○加瀬完君 それでは黄塵万丈を呈し、視界十メーター以下、諸々につむじ風を生じ、その高さは三十メーターにも及ぶ、これは合いますか。飛行機飛びますか。風速二十七メーター。
したがって、黄塵万丈といいますか、その付近の民家というものは非常な被害を受けておる。もちろん洗たくものなどは表へ出せません。住民の陳情によると、最近は戸を締めておるのですが、寒いうちは戸を締めてもいいのです。やがて暑くなるといやおうなしにあけなければならぬ。もう砂ぼこりで家の中がかさかさするような状態です。
ところが、五月下旬に至り各地に強風が襲来しましたが、ことに道東方面ではなはだしく、十勝、網走支庁管内では、瞬間最大風速二十数メートルの強風が数日間連続したので、干ばつのため乾燥していた土壌が突風により飛散し、まさに黄塵万丈、昼なお暗く、屋内では電燈をつけ、道行く自動車はヘッドライトをつけなければ通行できないほどの状態であったのであります。
そうかといいますると、今度は地域格差とよく言われますが、地方のほうはまるきり黄塵万丈、従来の砂利道路が一歩も進まないという現況にもなっている。こういう面を少しくまた取り上げていかなければならぬ。いわばわが政府において基本方針にしている地域格差をちぢめる段階においても考えなければならないというふうな部面をもあわせまして、そうしてやっていかなければならぬ。
道路をよくしなければ、たとえば九州にりっぱな飛行場があっても、そこからホテルへ行くまでは黄塵万丈というような状態、これでは意味をなさないと思いますから、今後まず道路をよくする、ことに観光道路を作るということ、それからホテルの施設であります。これは今国際ホテル整備に関する法律もありまして努力しております。
なお、たとえば大学をこういう都会の黄塵万丈の中に置かないで、できるだけ一つ百キロや二百キロ離れた所へ学問の中心を二つも三つも分けるというようなことも考えておいでにならないといかない、こういうふうに考えますが、その点についてはどうですか。
ところが公園の中に家を建てるとあべこべに黄塵万丈のときに余計それを加勢するようなことになる。私はプールを作ろうとするかたは社会事業としてやられるのだろうと期待いたしておるのであります。他心あつてやるのではない。
又道路を拡めるけれどもその拡めた道路はどうなつているかというと、我々が行つて見ますとちよつと風が吹くと黄塵万丈の巷を出現する。むしろこの際においてがつちりしたいい都会を現出するということに向けて行かなければならんと、こういう趣旨であるから、今市会議長が札幌ばかりを眼中において徒らに大きな線路を設けて行くということをおつしやるけれどもこれは政府の都市計画とき決して一致しておるのではない。