2021-05-13 第204回国会 参議院 厚生労働委員会 第15号
経口中絶薬は、妊娠を維持させる黄体ホルモンの働きを抑制する作用のミフェプリストンと、子宮を伸縮させる作用のミソプロストールという二種類の薬剤を併用することが推奨されております。日本では、ミフェプリストンは一切認可されておらず、ミソプロストールは、胃潰瘍、十二指腸潰瘍の治療薬、サイトテック、薬価一錠約三十三円として認可されております。中絶や流産に対する適応は認められておりません。
経口中絶薬は、妊娠を維持させる黄体ホルモンの働きを抑制する作用のミフェプリストンと、子宮を伸縮させる作用のミソプロストールという二種類の薬剤を併用することが推奨されております。日本では、ミフェプリストンは一切認可されておらず、ミソプロストールは、胃潰瘍、十二指腸潰瘍の治療薬、サイトテック、薬価一錠約三十三円として認可されております。中絶や流産に対する適応は認められておりません。
しかし、例えば、卵管閉鎖であるとか、黄体ホルモン、卵胞ホルモンのバランスが崩れているから、ホルモン治療であるとか、そういうことについては保険治療を受けることができますけれども、それ以外のことですね。
一九九五年にWHOが経口避妊薬の使用と静脈血栓症に関して報道しておるわけですが、WHOの運営委員会は、さらなる情報が得られるまでは第三世代ピル、つまりデソゲストレル及びゲストデン以外のプロゲストゲンという黄体ホルモンを含む卵胞ホルモン用経口避妊薬が望ましい、第三世代ピルというものに入っている成分のものは使わないようにという形で勧告を行っておりますね。
なお、動物用医薬品については、薬事法に基づきまして個々の品目ごとにその有効性と安全性について中央薬事審議会の審議を経た上で承認いたしておるわけでございますが、現在我が国で動物用医薬品として承認されているホルモン製剤の中で、治療用を除けば、卵胞ホルモンと黄体ホルモンを成分とする天然型の肥育用ホルモン製剤のみでございまして、一方、合成ホルモンの製剤につきましては、我が国においてこれまで承認の申請がないという
このピルなんですけれども、私が承知いたしておりますところでは二種類あるそうでございまして、一つは卵胞ホルモンと黄体ホルモンの混合したもの、そしてもう一つが黄体ホルモンだけのミニピルと言われるものがあるそうです。
○渡部通子君 確かにいま男性ホルモンや黄体ホルモン投与というようなことでかなり行われてはいるようでございます。しかし、男子の場合に精子の形成まではたどりつかない、こういう状況と伺っておりますので、この点もあわせてひとつお進めをいただきたい、このお願いでございます。
われわれスモンの問題あるいはサリドマイドの問題とか、ここにこういう先天性異常というものもあるんですが、子供たちが手がない、足がない、耳がない、これもやっぱりいろいろ議論してみると、黄体ホルモン、職場で働いている職業婦人であるとか、あるいは農村の若い奥さんであるとか、そういう方々が流産防止に飲ませられた黄体ホルモンが、やはりこの原因だという点で外国でもいろいろ議論になっていると。
この前私が厚生日に、手や指のない子供たちがなぜ生まれてぐるかと言ったら、流産防止のための黄体ホルモンを飲んでおる方がやっぱり全然関係がないとは言えないということを厚生省自身も認めておったように、流産防止に黄体ホルモンを飲む、黄体ホルモンを飲むと手足のない子供が生まれてくる、こういう悪循環を女性なるがゆえに受けるんですよ。子供には何の罪もないんですよ。
○政府委員(本橋信夫君) ただいま先生が御指摘のこの黄体ホルモンによります奇形の発生との関連性のことでございますが、数年来外国におきまして心臓奇形あるいは四肢奇形との関係につきましていろいろ議論のあるところでございます。ある論文によりますと、有意の差をもって奇形と黄体ホルモンとの関係があるという論文もございますし、また有意の差が見られないという論文もございます。
それから、時間がありませんから、私も余り専門屋であれじゃないですがね、この前、下村先生がやった黄体ホルモンの関係でちょっとお伺いしますが、週刊雑誌にも大分でかく出ておるし、朝日新聞の記事にも西ドイツのあれが大分出ておるんですが、やはりこの黄体ホルモンというのは何か問題があるようですね。
○政府委員(本橋信夫君) この黄体ホルモンと四肢奇形との関連につきましては、医薬品のその黄体ホルモンの使用上の注意のところに、従来こういった黄体ホルモンと奇形の発生について有意の差をもって発生があるという報告があるという使用上の注意を記載しておりまして、それを施用されますお医者さん方がそこを十分お読みいただきまして、そして施用をしていただくということになろうかと思います。
私は薬の方は素人でわからないんですけれども、黄体ホルモン、この黄色い体というのは「こうたい」と読むんですか「おうたい」と言うんですか。——「おうたい」ですか。 この黄体ホルモン剤というのは流産防止に有効であると推定されるとのホルモン剤再評価調査会というのが五十年の六月に結論を出している。厚生省はやはりこういうことの考えそのまま右へならえということなんですか。——いなくなっちゃいましたな。
○政府委員(中野徹雄君) 先生御承知のとおりに、ホルモンというのは、主要なものだけでも人体の中で生成されますのは二十種類ございますが、その中には、たとえば黄体ホルモンのように完全合成に成功しているものもありますし、インシュリンのように、先生の御指摘のように、大腸菌に対する遺伝子工学的な操作でもうすでに実験室段階では成功している例もあるわけでございます。
こういうホルモン剤が果たして原因になったのかどうかわかりませんけれども、非常に服用率が高かったそのホルモン剤も主に黄体ホルモン剤であったということなんですね。これについては、この会はホルモン剤のみを優先させて追及しているんではないかという批判も一部あったようですけれども、決してそうではなしに、調べた結果そういう人が多かったという単なる意見として実は述べておるわけであります。
たとえば率直に申し上げますが、黄体ホルモン、最初は世界でも一錠中には九・八五ミリグラム、一錠の中ですよ。九・八五ミリグラム入れておった。しかし、今日ずっと三年、四年、五年、十年たっているうちに、もう九・八五ミリグラム要らぬ。今日ではこの製品を見ますると、二・五ミリグラムまで減ってきているんです。四分の一でけっこうだ。
これらのすべての薬の、この中に入っているすべての薬の中で、内容は内服薬ですが、プロゲスチンすなわち黄体ホルモンと、それからエストロゲン(卵胞ホルモン)の混合・複合剤、錠剤です。これは、英国や、アメリカや、オランダや、ドイツや、スイスや、デンマーク、近くは今日ではもう中国ですら使っているわけですけれども、これはすでに十年前から使って、そのつど改良がなされてきているんですよ。
それから黄体ホルモン、卵胞ホルモン、それからぜん息治療剤、それからメプロバメート、これは精神安定剤でございます。それからメダゼパム、これも精神安定剤でございます。それからジアゼパム、これもそうでございます。それからクロルジアゼポキサイド、これもそうでございます。それからオキサゾラム、これもそうでございます。それからオキサゼパム、これも精神安定剤でございます。 以上でございます。
さらに、最近避妊黄体ホルモンなんかで非常に私たちが心配しておりますときに、やはりこれまた三月八日の日経でございますが、開業医が、避妊薬——飲む避妊薬ですね、これを盛んに大々的に広告したというようなことも出ているのですね。これも大きな問題ではなかろうかと思いますし、若干このごろ乱れてきているのではないかという気がいたしますね、誇大広告等について。こういう点も十分警告を発し取り締まっていただきたい。
しかしこれは黄体ホルモンの製剤でございますし、それが健康な人間のからだに及ぼす影響ということで——アメリカやイギリスではすでに許可をして使用されておるわけでございますが、日本ではなお日本の国内におけるデータが不足な点もございますので、そういうデータの収集を待って、さらに審議をするという段階で、なお特別部会で審議を続行中という状況でございます。