2019-05-14 第198回国会 参議院 厚生労働委員会 第8号
また他方、世界的な状況につきましての御質問をいただきましたが、これにつきましては、国連薬物犯罪事務所や国連麻薬統制委員会のレポートによりますと、世界でコカの違法栽培量が、二〇一六年、平成二十八年で二十一万三千ヘクタールに上り、平成二十五年から七六%増加しているという状況にございます。 コカインは、南米の三国において密造が世界的に大きな問題になっているということでございます。
また他方、世界的な状況につきましての御質問をいただきましたが、これにつきましては、国連薬物犯罪事務所や国連麻薬統制委員会のレポートによりますと、世界でコカの違法栽培量が、二〇一六年、平成二十八年で二十一万三千ヘクタールに上り、平成二十五年から七六%増加しているという状況にございます。 コカインは、南米の三国において密造が世界的に大きな問題になっているということでございます。
先ほど申し上げましたけれども、国際麻薬統制委員会、これは麻薬三条約についていろいろ実施の担保を担う機関でございますけれども、十三名の委員から成る組織ですが、それが今まさに協議をしているところでございます。その中で、この娯楽目的の大麻合法化の扱いにつきまして審議しているというふうに承知しており、日本としても注視しているところです。
この条約の規定の実施の担保を担います国際麻薬統制委員会、いわゆるINCBですとか、この条約の事務局を務めます国連薬物犯罪事務局、UNODCは、非医療目的の大麻の合法化は条約に反しているというふうに指摘しております。
○政府参考人(堀江裕君) 二〇一〇年の国連麻薬統制委員会の報告書におきまして、日本でのベンゾジアゼピン系薬剤の処方の仕方が不適切でございまして、その結果、アジアの他の国と比較して使用量が多くなっていると指摘しているということについては承知してございまして、日本においてベンゾジアゼピン系薬剤の使用量が多い原因は、委員御指摘ございましたように、睡眠障害の治療において従来は薬物療法が中心となってきたことが
それがまず配付資料の一枚目なんですが、これは国連機関の国際麻薬統制委員会というところが調査した二〇一〇年の調査報告書なんですが、これだと日本はベルギーに次いで多くなっているんです。それで、これ五年前ですから、今もっとこれより多くなってきているんじゃないか、これ、人口一千人当たりの処方量のデータなんですけれども。
先ほど申し上げましたけど、国連の麻薬統制委員会は、世界人口の十五歳から六十四歳のうちの薬物使用者の比率というのは約五%だと言っているわけですね。そして、その数字は実は良くなる方向にはない、もうずっと同じぐらいの乱用者といいますか、使用者がいるんだと言っている。そして、その多くは実は大麻だと言われている。
厚生労働省といたしまして、こうした実態を踏まえまして、昨年九月にフランスで開催されました国際麻薬統制委員会の危険ドラッグの対策に関する会合や、昨年十月にタイで開催されましたアジア・太平洋薬物取締機関長会議等の国際会議におきまして我が国の危険ドラッグへの取組を説明させていただくとともに、輸出国に対し危険ドラッグ原料物質の製造、輸出等について国内規制及び取締りを求めてきたところでございます。
これについても長期の処方とか安易な処方というものが問題になっているところでございまして、こちらも、国際比較によりますと、INCBという、国際麻薬統制委員会というところが出している調査によりますと、日本はアメリカの約六・五倍、人口当たりの消費量が多いというような調査もありますし、また、実際にこれが入っているような睡眠薬を処方された患者の四人に一人は四年後も薬を飲み続けていて、薬の量が減っていなかった人
日本の精神医療における薬物処方の多さは数字でも裏づけられつつありまして、例えば、抗不安薬や睡眠薬として使われるベンゾジアゼピン系の薬剤、これは長期に服用すると適量でも依存症状を来すと言われているものですけれども、国連の国際麻薬統制委員会の二〇一〇年の報告では、日本ではこのベンゾジアゼピン系の薬剤使用量がアメリカの六倍も多いということが報告、指摘されています。
したがって、国際機関、例えば国際麻薬統制委員会、INCBというのがありますけれども、こういうところと連携をとるとか、あるいは、例えば日本と中国とか、そういった国と連携をとって共同に捜査を進めるとか、いろいろなことがこれから必要になっていくかと思いますが、警察庁及び厚生省の方で、今後こういう国際犯罪に対してどういうふうに対応されていくのか、その辺のところ、お考えをお伺いしたいと思います。
麻薬委員会の右決定は、国連事務総長がすべての国連加盟国、非加盟国であるこの条約の締約国、WHO、国際麻薬統制委員会に通知することとなってございます。第二に、付表間の転記、付表間の削除の手続についても、ただいま申しましたとほぼ同様の手続が規定されてございます。
国連の国際麻薬統制委員会でも日本の批准のおくれというものが名指しで指摘をされて国際信義上でも問題があったんではないかと思うんですが、そういった面で提出のおくれた理由とかあるいは影響について最初にお伺いしておきたいと思うんです。
厚生省関係といたしましては、御承知のとおりに、国連のECOSOCの下部機構としまして麻薬委員会がございまして、そのさらに下に麻薬統制委員会がございます。この関係に厚生省関係から毎年出席いたしまして情報交換、協力要請を行っております。
この議定書のおもな改正点は、国際麻薬統制委員会の機能及び統制権限の強化、同委員会の資料収集源の拡大、麻薬犯罪を引き渡し犯罪とみなす規定の新設、麻薬の乱用に対する措置の強化等であります。 次に、国際ココア協定について申し上げます。
○影井政府委員 麻薬問題に関する国連の活動でございますが、これは従来、国連の麻薬委員会、それから単一条約に基づきまして設立されました麻薬統制委員会の活動が行なわれている。このほかに、ごく最近の国連の本件に関する活動といたしまして、国連の麻薬基金というものが出てきております。
そのためには麻薬統制委員会の権限を改めまして、そこで聴取いたしますいろいろな報告の種類を改める。特に今回の改正議定書の特徴といたしましては、従来の麻薬取り締まり条約が、主として需要面からこれを取り締まるということであったのに対して、さらに一歩を進めまして、生産面のほうについても、統制を加えるべきではないか。
これはソ連をはじめといたします社会主義諸国が多いのでございますが、なぜ賛成しなかったかという理由でございますけれども、今回の改正議定書におきまして、特に麻薬統制委員会の権限がかなり強化される。その結果として、関係国に生産規制を行なうという問題が生ずる。各国の内政に立ち入り過ぎると申しますか、そういうふうな見方がかなり強かったようでございます。
との議定書の目的は、国際麻薬統制委員会の機能及び統制権限の強化、同委員会の資料収集源の拡大、麻薬犯罪を引き渡し犯罪とみなす規定の新設、麻薬の乱用に対する措置の強化等にあります。
この議定書によるおもな改正点は、国際麻薬統制委員会の機能及び統制権限の強化、同委員会の資料収集源の拡大、麻薬犯罪を引渡犯罪とみなす規定の新設、麻薬の乱用に対する措置の強化等であります。 委員会における審議の詳細は、会議録によって御承知願います。 四月三日、質疑を終え、別に討論もなく、採決の結果、本件は全会一致をもって承認すべきものと決定いたしました。 以上御報告いたします。(拍手)
そこで、この生産国、大部分の発展途上国に対しまして、たとえば国連の麻薬委員会、あるいは麻薬統制委員会、その他の機関から、そういった国に対しまして援助を与えるということも考えておりまして、また、そのために、現に麻薬基金が発足いたしまして、目標どおりの金額は集まっておりませんけれども、その面の努力はすでに開始されているという次第でございます。
この議定書の目的は、国際麻薬統制委員会の機能及び統制権限の強化、同委員会の資料収集源の拡大、麻薬犯罪を引き渡し犯罪とみなす規定の新設、麻薬の乱用に対する措置の強化等にあります。
二、麻薬の国際統制機関として、既存のあへん常設中央委員会及び監督機関の二つを統合して、新たに国際麻薬統制委員会を設置し、統制の実効性を高めることとしております。 三、ヘロイン等特に危険な薬品の取り締まりの強化に伴い、コカの樹及びコカの葉についてもそれぞれケシ及びアヘンと同様に、その生産及び取引に関して政府機関を設置して独占的統制を行なわなければならないこととしております。
本条約は、麻薬の医療上の使用が現状において不可欠である一方、麻薬の中毒が個人及び社会に重大な害悪を及ぼすことを認め、麻薬の乱用を防止する目的で、その作用を医療上及び学術上の目的のみに制限するため、所要の国際協力及び国際統制を行なうものでありまして、麻薬の国際統制機関として、国際連合経済社会理事会の麻薬委員会のほかに、新たに国際麻薬統制委員会を設立し、大麻、ヘロイン等特に危険な薬品の取り締まりを強化し
いままでの国際連合の中にあった麻薬統制機関としては、経済社会理事会の中に、その機能委員会の一つである麻薬委員会と、特別機関としてアヘン中央常設委員会と麻薬監督機関というものがあるわけですけれども、今度の条約で、アヘン中央常設委員会と麻薬監督機関を廃止して、新たに国際麻薬統制委員会をつくることになるのでありますけれども、そういうふうになったのは一体どういう契機からこういうふうになったのであるかを説明していただきたいと
○朝比奈説明員 同じというとちょっと表現がむずかしいですけれども、麻薬委員会は麻薬の全体のことを考えて、その統制に関すること、そういうことは、麻薬統制委員会の業務の報告を毎年麻薬委員会で審議することになる。現在もそういうふうな状態でやっているわけです。
○戸叶委員 そうしますと、今後においても、麻薬委員会というのは政策的なものをやる、そうして、今度できる国際麻薬統制委員会ですかそういうのは、各国のいろいろな麻薬に対する規制をするとか監督をするとか、そういうことになるわけですか。
現行の諸条約との相違点としましては、麻薬の国際統制機関として国際連合の経済社会理事会の麻薬委員会のほか、新たに国際麻薬統制委員会を設置して既存のあへん常設中央委員会及び麻薬監督機関を廃止すること、ヘロイン等特に危険な薬品の取り締まりを強化するとともに、麻薬原料植物に対しても統制の範囲を広げること、麻薬中毒者の効果的な治療のために適当な施設を設けることを勧奨する趣旨の規定が設けられたこと等であります。