1964-06-09 第46回国会 参議院 法務委員会 第30号
それから麻薬密売事犯でございますが、暴力団構成員による麻薬密売の介入事犯、これは先ほどと同じ時期をとりまして七百五十三件、六百六十四人というものを検挙いたしております。これもやはりここ数年来増加の傾向をいたしております。それから一般民事事件その他をめぐる恐喝事件につきましては、これは法務省のほうの統計で恐喝が出ておると思いますので、省略をさしていただきます。
それから麻薬密売事犯でございますが、暴力団構成員による麻薬密売の介入事犯、これは先ほどと同じ時期をとりまして七百五十三件、六百六十四人というものを検挙いたしております。これもやはりここ数年来増加の傾向をいたしております。それから一般民事事件その他をめぐる恐喝事件につきましては、これは法務省のほうの統計で恐喝が出ておると思いますので、省略をさしていただきます。
合法的な資金源につきましては、これは各種いろいろございますし、特に申し上げることはないと思いますが、不法な資金源といたしましては、賭博事犯、麻薬密売事犯、あるいは興行等をめぐる不法な事犯というようなことで、いろいろな態様をもって資金源といたしております。
それから麻薬密売事犯の総数の中で暴力団構成員の占める割合でございますが、私どものほうの検挙のほうから見ますと約三割でございます。この構成比率も年々高くなってまいっております。
それから国内におきます麻薬密売者が増加し、特に暴力団等の資金源としての麻薬密売事犯が増加をしておる。しかもその組織が非常に巧妙になって参ってきておるわけであります。これに対する対策といたしまして、もちろん警察として、厚生省とも連絡を保って取締りを強化して参るということは当然のことでございますが、さらに広く考えますれば、中毒者の医療更生の道を講ずる。