2011-11-29 第179回国会 参議院 法務委員会 第5号
といいますのは、是非先生の御意見をお聞かせいただきたいんですが、諸外国では、麻薬事犯、大変厳しい刑罰を科す例もあったりします。単に刑罰を科せばいいというわけじゃないとも思うんですけれども、やはり犯罪の抑止効果ですとかというのを考えたときに、日本のこの麻薬事犯なり薬物事犯の刑罰の重みあるいは軽さというのをどうお考えになっているのかというのをお伺いしたいと思っております。
といいますのは、是非先生の御意見をお聞かせいただきたいんですが、諸外国では、麻薬事犯、大変厳しい刑罰を科す例もあったりします。単に刑罰を科せばいいというわけじゃないとも思うんですけれども、やはり犯罪の抑止効果ですとかというのを考えたときに、日本のこの麻薬事犯なり薬物事犯の刑罰の重みあるいは軽さというのをどうお考えになっているのかというのをお伺いしたいと思っております。
おとり捜査がいいとも言いませんけれども、真実発見ということを一方で強めるためには、おとり捜査であるとか司法取引、それから、通信傍受については既に麻薬事犯については導入されておるそうですけれども、こういった新たな、新しい捜査手法というものも導入して客観的な証拠というものを収集することができるような手当てをしていないと、一方的に全面可視化だという方向に行くと、それはそれでまた刑事訴訟の目的である、一つの
警察庁の資料によりますと、薬物の事犯全体の検挙率は減少傾向にあるものの、特に青少年について、大麻、MDMA等合成麻薬事犯の検挙者の六割を未成年者及び二十歳代の若年層が占めており、将来が懸念される事態となっております。
まず、薬物乱用につきましては、先生御指摘のように、特に中高校生の覚せい剤事犯、特に合成麻薬事犯というものについて深刻な状況にあるということでございまして、これに対しましては、政府全体で、薬物乱用防止新五カ年戦略というのが平成十五年に策定されました。その中では、特に中高校生を中心といたしました薬物乱用、危険性の啓発を継続して、その根絶を目指すということが盛り込まれているわけでございます。
○近石政府参考人 平成十四年中における暴力団員及び暴力団準構成員による覚せい剤事犯、麻薬事犯の中でも覚せい剤事犯が中心でありますので覚せい剤事犯を申し上げますと、覚せい剤事犯の検挙人員は六千七百三十八人となっておりまして、覚せい剤事犯全体の四〇・二%を占めております。
今後も、とりわけ中学生とか高校生の麻薬事犯による検挙もふえておりますので、こうしたことに対しまして十分に配慮をしながら、啓発活動の一層の充実に努めていきたいというふうに思っている次第でございます。
それで、本当に麻薬事犯というのは後を絶たないんですが、現在は第三次麻薬・覚せい剤乱用期にあると言われておりますけれども、この辺のところ、だんだんと使用する対象が、婦人、家庭の主婦であったり、まただんだん年齢が低下して青少年であったりしているわけでございまして、これは大変な社会問題、ますます深刻な社会問題になっていると思いますのですが、最近の麻薬の特徴的な傾向といいますか、そういうことがわかりましたら
既に、麻薬事犯による収益の規制については、平成四年にいわゆる麻薬特例二法が施行されていますが、今回の法律案はこれを大幅に拡張するものであります。
○松尾政府委員 御指摘のとおり、現在、麻薬事犯の収益については、麻薬特例法によりまして、マネーロンダリングを規制する法律になっております。今回の法案は、そのマネーロンダリングの前提犯罪を必要なものに拡大していくということでございます。それが大きなねらいということでございます。
それから、次にマネーロンダリングの方に入るわけですけれども、麻薬事犯の収益については、これも前から話が出ておりますけれども、いわゆる麻薬特例法で資金洗浄罪、これは規定がありますね。しかし、本法では、なお麻薬事犯による収益ということを挙げてこれを規定しておられるわけですけれども、そうすると、麻薬事犯の収益、マネーロンダリングの罪ですね、両者の関係は一体どういうことになるのか。
また、実際、法制審議会の刑事法部会の中でも、捜査上の必要性として通信傍受の必要性が強調されたのは薬物・麻薬事犯だけであったと聞いております。
それは今回の麻薬事犯における重要犯人、被疑者でありますけれども、イラン人七人が東京拘置所を脱走したという重大な事件であります。これがその被疑者の写真であります。これは亀有署が作成し、全国に、都内に配布したものであります。
しかし、昭和四十五年ころから覚せい剤の乱用が再び増加を始めておりまして、最近はこれに加えまして大麻、麻薬事犯についても増加傾向にあるということでございます。 最近の昨年中の薬物事犯の検挙状況を見ますと、覚せい剤事犯につきましては、一万五千三十八人を検挙し押収量は二百七十五・八キログラムとなっておりまして、この押収量は史上第四位の押収量でございます。
それから、その裏づけともいうべきことでございましょうが、暴力団の麻薬事犯件数それから検挙人員というものが、これまた大変な数字で伸びておりまして、これもまた憂慮すべき事態にあると思うのでございます。
主な麻薬事犯のうち、コカインでございますが、それは百三十八件、八十八人検挙、十三・七キログラムの押収となっております。ヘロイン事犯は百十件、九十人検挙、二十七・七キログラムを押収しております。大麻事犯は千六百八十五件、千三百四十四人検挙、四百三十六・七キログラムを押収しております。特に、コカイン、ヘロイン、大麻の押収量は昨年はいずれもこれまで最高の記録をしているということでございます。
また麻薬事犯につきましてはコカイン、これは八十八人検挙いたしまして十三・七キログラムが押収になっております。またヘロインにつきましては九十人検挙で二十七・七キロの押収、大麻事犯については千三百三十四人の検挙で四百三十六・七キロの押収ということでありまして、昨年の特徴はコカインの検挙人員、それから押収量、さらにヘロイン、大麻の押収量がそれぞれ史上最大の量になってきているということでございます。
覚せい剤事犯、麻薬事犯関係の受刑者でございますけれども、これは自己使用に係る者だとか売買に係る者など犯罪の態様が一様でないことがございます。また、他の受刑者と比較しますと、性格的に際立った相違が認められないことから、現在のところ一般の受刑者と同様の基準、つまり性別とか年齢、刑名、刑期等の別に従って分類して収容することにいたしております。
○堀説明員 まず刑務所について申し上げますと、覚せい剤事犯、麻薬事犯関係の受刑者は、自己使用に係る者あるいは売買に係る者など犯罪の態様が一様ではございませんし、また、他の受刑者と比較してみますと性格的に際立った相違が認められないことから、一般の受刑者と同様の基準、つまり性別、年齢、刑名、刑期等の別に従いまして分類して収容することといたしております。
主な麻薬事犯のうち、コカイン事犯は百三十八件八十八人を検挙し十三・七キログラムを押収、ヘロイン事犯は百十件九十人を検挙し二十七・七キログラムを押収、大麻事犯は千六百八十五件千三百四十四人を検挙し四百三十六・七キログラムを押収しております。特に昨年は、コカイン、ヘロイン及び大麻の押収量はいずれも史上最高を記録しております。 以上でございます。
さらに見過ごすことができないのは、米軍の訓練などによる航空機騒音、流弾事故、軍人軍属等による交通事故や刑事事件、麻薬事犯などの住民への物心両面にわたる被害であります。
○橋本(文)委員 大臣の所信表明にあるのですが、犯罪発生件数が漸増の傾向を示している、しかも内容的にも、凶悪事犯が多発している、あるいは覚せい剤、麻薬事犯が頻発している、それから過激派集団あるいは右翼の問題あるいは少年の非行問題ということを踏まえて、それでこういう「検査体制の一層の整備充実に意を用いる」、こうあるのですが、今お話を聞いていますと一層の検察体制の整備というものが非常に寒々しく思われるのですが