1982-06-22 第96回国会 衆議院 農林水産委員会 第22号
この辺のところも相当問題を持っているわけでありまして、特に、昨年の麦価米審においてはそれらに対処するために麦芽製造能力を高めなければいけないというような建議、答申もなされているわけですから、こういう点を十分改善を図っていく、あるいは行政上の推進を図っていくということが必要だ、こう考えておりますが、とりあえずは等外上麦をことしはどうされるお考えなのか、そこを一つ聞いておきたい。
この辺のところも相当問題を持っているわけでありまして、特に、昨年の麦価米審においてはそれらに対処するために麦芽製造能力を高めなければいけないというような建議、答申もなされているわけですから、こういう点を十分改善を図っていく、あるいは行政上の推進を図っていくということが必要だ、こう考えておりますが、とりあえずは等外上麦をことしはどうされるお考えなのか、そこを一つ聞いておきたい。
さらに、外麦の輸入、あるいはビール麦等につきましてはその麦芽製造能力等の不足によりまして、せっかく生産意欲がありながらそれを満たすことができないというような、全般的に麦の問題については行政が非常にばらばらな形になっております。
したがって、ビールメーカーは外国の麦芽を使いまして、国産の麦芽製造工場を年々閉鎖をいたしまして、現在キャパが十七万三千トン程度がマキシマムでございます。 それ以上はわれわれがつくりたくてもつくれないわけでございますが、先生方御案内のように、ビールのコストの大部分は酒税でございます。
このビール麦関係、私もこれを担当して約一年半ほどいろいろと努力をした経過がございますが、この麦芽製造能力が十七万三千トン程度で、五十六年度以降はなかなか増加の見通しがむずかしい。
ビール麦につきましては、麦芽製造能力が十七万三千トンと言われております。ビール麦は、現在、経済連とビール会社の契約栽培ということになっておりまして、五十五年産のビール麦、ことしの秋にまくビール麦につきましては十七万トンの契約数量ということで一応話がついた、妥結をしたということでございます。
この問題は、そういう豊凶から来る問題と、もう一つは国内のビール会社の麦芽製造能力の問題が関係してまいります。国内のビール各社の製造能力が約十七万トンと言われております。そういたしますと、それを超える原麦を提供しましても、ビール会社は麦芽にする能力がないから活用できないというようなことになってまいります。
○久保委員 その申請の内容とする、いわゆる麦芽製造の能力がビールの消費増に伴わないから、麦芽そのものを輸入しよう、こういうことでありますが、この申請の内容であるところのこれらのいわゆる数字的な基礎は、どういうふうになっておりますか。
従って、これは今後の問題ですが、最近ビール業界は非常な好況でまことにおめでたいことですが、やはりこの際麦芽製造の施設を思い切ってやっていただいて、外国に原料を依存しなくても国内でやれるという態勢をすみやかにお立てになる時期ではないかというふうに考えておるわけです。
ところが、三十二年以降につきまして、ビールの需要の伸びが著しいために、その醸造設備の拡張ということに非常に資金が要りまして、消費者にビールが足らぬということではいけないから、とにかく醸造設備を優先的にということでやって参りましたがために、麦芽製造設備というものがちょっとおくれた、こういうわけでございます。