1987-09-03 第109回国会 参議院 農林水産委員会 第6号
三 麦作の生産性向上を図るため、土地基盤の整備、農地流動化の促進、麦作集団の育成、 機械化一貫作業体系の確立、栽培技術の改善等に必要な施策の拡充に努めること。 四 国内産麦の品質改善とこれによる需要の層の拡大を図るため、加工適性に優れた早生・多収品種の開発普及に努めるとともに、地域の条件に即した良品質麦の作付け及び適切な栽培管理等に対する指導を強化すること。
三 麦作の生産性向上を図るため、土地基盤の整備、農地流動化の促進、麦作集団の育成、 機械化一貫作業体系の確立、栽培技術の改善等に必要な施策の拡充に努めること。 四 国内産麦の品質改善とこれによる需要の層の拡大を図るため、加工適性に優れた早生・多収品種の開発普及に努めるとともに、地域の条件に即した良品質麦の作付け及び適切な栽培管理等に対する指導を強化すること。
また、個別の生産についてもなるべく麦作集団等で規模を拡大してそのロスを少なくしていきたいというふうに現在努力しております。 ネックは、以上の二つの点でございます。
特に、農用地の利用調整の問題につきましては、麦作の場合には受け手が非常に少ないという、しかも受けにくいという状況の方が出し手の問題よりは大きな問題でございますので、その受け手の場合も、我が国における農業の実情あるいは農村社会の実態からいたしますと、私どもは営農集団あるいは麦作集団、こういった集団で麦作を行っていく方向で受け手を設定していくということが最も好ましいというふうに考えておりますし、実態もそのように
三 麦作の生産性向上を図るため、土地基盤の整備、農地流動化の促進、麦作集団の育成、機械化一貫作業体系の確立、栽培技術の改善等に必要な施策の拡充に努めること。 四 国内産麦の品質改善とこれによる需要の一層の拡大を図るため、加工適性に優れた早生・多収品種の開発普及に努めるとともに、地域の条件に即した良品質麦の作付け及び適切な栽培管理等に対する指導を強化すること。
○浜口政府委員 先生御指摘の麦生産の団地化あるいは麦作集団の育成の問題でございます。 麦につきましては、省力化が図りやすくて作業単位の大型化メリットが発揮し得る作物であります。そういう意味におきまして今後生産性の向上、とりわけ生産コストの低減を図る上で生産の組織化を一層推進することが喫緊の課題となっているわけでございます。
○武田委員 生産の団地化とか麦作集団の育成というのは非常に重要な課題です。特に水田農業確立対策ではこの問題を一つの大きな核として今後の六年間を進むということで、転作の奨励金等につきましてもそうした配慮をして、誘導政策としての方向を打ち出した。しかしながら、なかなか規模め拡大というのは進まない、これは米の場合も同じでありますが、麦作の場合もそういう傾向がある。
第二番目は、麦作集団の育成による生産規模の拡大のための推進を助長していただきたいということでございます。先ほど御紹介いたしましたように麦作の生産規模は拡大してまいりましたものの、まだ私どもが今日社会的に求められております生産性を実現するための規模と比較いたしますと零細のまま推移しておりまして、こういった麦作の規模をますます拡大していかなければならないという事情を抱えております。
そういう点になりますと、地域地域におきまして、今度は水田から畑作物へ転換をするわけでございますので、相当な地積の集積、いわば麦作集団というような形におきまする耕地の集約化という問題が当然必要になってくるわけでございまして、この問題にタッチしないでわれわれが当面している水田利用再編対策等の解決はとうてい不可能でございますので、私ども農協としては積極的にタッチをしていきたい。
○説明員(野崎博之君) 五十年度から北海道だけにつきまして大規模な畑麦乾燥調製施設事業、これはサイロから予乾施設からみんな入る事業でございますが、そういう事業を行っておりますし、五十二年度から高度麦作集団事業、この中でも予乾施設といいますか、びんといいますか、そういうものが入るようになっております。
それから、これは先ほどとダブるかもしれませんが、やはりそういう麦作集団をつくって大きい規模で麦作をつくると、そういう目的で高度麦作集団事業というものがあるわけでございます。
○説明員(野崎博之君) いま申し上げました高度麦作集団、それから畑麦作集団、モデル麦作集団、いろいろございますが、そのほかの土地利用型営農特別対策事業というのがございまして、これは先生おっしゃいましたように、もっと規模の大きいものでございます。
○野崎説明員 先ほど大臣からお話もございましたように、五十二年において米価審議会での審議の結果を踏まえまして、麦の生産奨励金を価格に織り込む、それから水田裏の作付奨励金を増額をした、そういうようなこともございますし、また、生産対策といたしまして、高度麦作集団事業等、そういうものを入れまして、期間借地等による中核の担い手の育成、それから簡易な営農排水、そういうこともできるようにいたしたわけでございます
○野崎説明員 先ほど申し上げましたように、高度麦作集団事業、この中では比較的そういうものが選択自由になっておりますので、小型コンバインも当然補助の対象になっておるわけでございます。
○野崎説明員 いまおっしゃいましたように、五十二年度から高度麦作集団育成事業、それから五十三年度から畑麦作集団育成事業、こういう事業を行っておるわけでございまして、実績につきましてはまだ正確にはつかんでおりませんが、大体目標どおりに進んでいるというふうに考えておるわけでございます。
そういうことも考えまして、五十三年度から、先ほど申し上げましたように、特に畑麦作集団の育成事業というようなことで、合理的な輪作体系と担い手の育成ということで約十億の金を組んでおるわけでございます。
したがいまして、われわれといたしましては、いま申し上げましたように、そういう早生でありながらかつ多収になる、そういう品種の開発、そういうものに非常に試験研究的にも取り組まなければいかぬと思いますし、あるいは先ほど申し上げましたように、雨害を回避するために浅層排水、そういうようなこともやらなければいかぬ、これについては、先ほどからいろいろ出てきました高度麦作集団だとか、そういう事業の中にも一応繰り入れて
それから五十三年度につきましては、水田利用再編対策の一環として、これを特定作物として五万五千円口の高い奨励金を出す、あるいは裏作麦の転作も対象として認める、そういうようなことをやると同時に、高度麦作集団事業といいますか、これは五十二年からも続いているわけでございますが、期間借地あるいは中核的な担い手を育成する。
○藤原房雄君 いまお話しございました四十九年度に始まりましたモデル麦作集団育成事業、五十二年度から始まりました高度麦作集団育成総合対策事業、これの事業について、今後の六十年一七%の自給率を目指しての一つの大きな柱でもあろうかと思いますので、ちょっと具体的に御説明いただきたいと思うのですが。
○政府委員(野崎博之君) 先ほど申し上げましたように、モデル麦作集団の方は大体ソフト面の経費でございますが、やはりソフト面だけでなしに、積極的にいろいろな、圃場の条件整備、そういうものがもっと必要であろうということで、営農排水の実施や機械施設の導入そのものに対しても補助すると。
○藤原房雄君 このモデル麦作集団育成事業、これが四年間ですか、それからこの高度麦作集団育成総合対策事業に移るわけですね。
まず、麦については、農作業の受委託、営農排水等営農条件の整備等を総合的に行う高度麦作集団育成総合対策事業等を引き続き実施するとともに、新たに麦を取り入れた合理的輪作体系の確立と畑作麦の担い手の確保等を総合的に推進するための畑麦作集団育成特別対策事業を実施することとしており、麦生産振興対策として総額百七十三億円を計上しております。
また、麦につきましては、麦作集団の育成、土地条件の整備、米麦一貫栽培の推進等を図るとともに、野菜、果樹、養蚕、大豆、甘味資源作物その他の畑作物につきましても振興対策を強力に推進することとしております。さらに、畜産につきましては、特に、畜産団地育成事業の拡充、飼料の自給力の強化を図ってまいることとしております。
まず、麦については、農作業の受委託、営農排水等営農条件の整備等を総合的に行う高度麦作集団育成総合対策事業等を引き続き実施するとともに、新たに麦を取り入れた合理的輪作体系の確立と畑作麦の担い手の確保等を総合的に推進するための畑麦作集団育成特別対策事業を実施することとしており、麦生産振興対策として総額百七十三億円を計上しております。
また、麦につきましては、麦作集団の育成、土地条件の整備、米麦一貫栽培の推進等を図るとともに、野菜、果樹、養蚕、大豆、甘味資源作物その他の畑作物につきましても振興対策を強力に推進することとしております。さらに、畜産につきましては、特に、畜産団地育成事業の拡充、飼料の自給力の強化を図ってまいることとしております。
まず、麦については、農作業の受委託、営農排水等営農条件の整備等を総合的に行う高度麦作集団育成総合対策事業等を引き続き実施するとともに、新たに麦を取り入れた合理的輪作体系の確立と畑作麦の担い手の確保等を総合的に推進するための畑麦作集団育成特別対策事業を実施することとしており、麦生産振興対策として総額百七十三億円を計上しております。
○政府委員(堀川春彦君) 先生、価格の問題を中心に御質問あったわけでございますが、私ども、具体的な例といたしまして、たとえば内地におきましても、先ほど東北の方で相当な労働時間をかけて麦作をやっておるような実態についての御紹介がございましたが、これは一つの例でございますけれども、ある群馬県の農協の青年部の麦作集団が、二十戸で十ヘクタール期間借地をいたしまして、自作地と合わせまして二十八ヘクタール、一戸当
しかしながら、この難点を何とか克服する必要があるということで今回、先ほどもちょっと触れました緊急麦作集団育成総合対策事業補助というのは、そこで間混作をやっておるような麦ですとこれはむずかしゅうございますが、できるだけまとめてだれかのところに集中をいたしまして麦作をする、その関係を、できるだけ土地利用権の集積というような形でやる、あるいは作業の受委託ということでやる、いろいろな仕組みがございますが、そういうことと
特に五十年には先生御指摘の農産物の需給見通しの中で麦の自給率を上げるという政策方向を打ち出しておりますので、そういう方向に沿っての施策を強化するということで、今日五十二年度の予算といたしましては、直接麦関係で生産奨励金六十キログラム当たり二千三百円の交付を初め、麦作の集団的な育成を図るためにモデル麦作集団を従来実施しておりましたが、さらに新規に麦作集団育成総合対策事業の補助というものを約三十二億の予算
また、水田の有効利用等を図りつつ麦の生産振興を推進するため、新たに、水田裏での麦の作付の障害となっている土地条件及び営農条件の整備、営農指導の強化等を行う麦生産土地条件整備事業及び麦作集団育成総合対策事業を実施することとしております。 なお、麦、大豆、飼料作物等の生産振興については、助成内容を改善しつつ、引き続き生産奨励措置を講ずることとしており、総額三百十五億円を計上しております。
また、水田の有効利用等を図りつつ麦の生産振興を推進するため、新たに、水田裏での麦の作付の障害となっている土地条件及び営農条件の整備、営農指導の強化等を行う麦生産土地条件整備事業及び麦作集団育成総合対策事業を実施することとしております。 なお、麦、大豆、飼料作物等の生産振興については、助成内容を改善しつつ、引き続き生産奨励措置を講ずることとしており、総額三百十五億円を計上しております。
また、麦につきまして、麦作集団の育成、土地条件の整備、米麦一貫栽培の推進等を図るとともに、畜産につきましては、特に、中堅飼養農家の生産団地の育成、飼料の自給力の強化を図ってまいることとしております。 このほか、野菜、果実、養蚕、大豆等につきましても生産振興対策を強力に推進することとしております。 第四に、農産物の価格安定対策について申し上げます。
また、水田の有効利用等を図りつつ麦の生産振興を推進するため、新たに、水田裏での麦の作付の障害となっている土地条件及び営農条件の整備、営農指導の強化等を行う麦生産土地条件整備事業及び麦作集団育成総合対策事業を実施することとしております。 なお、麦、大豆、飼料作物等の生産振興については、助成内容を改善しつつ、引き続き生産奨励措置を講ずることとして、総額三百十五億円を計上しております。
また、麦につきまして、麦作集団の育成、土地条件の整備、米麦一貫栽培の推進等を図るとともに、畜産につきましては、特に、中堅飼養農家の生産団地の育成、飼料の自給力の強化を図ってまいることとしております。 このほか、野菜、果実、養蚕、大豆等につきましても生産振興対策を強力に推進することとしております。 第四に、農産物の価格安定対策について申し上げます。
もう一つの考え方は、畑作麦につきましては、麦というものが非常に畑地の場合に地力維持ということで重要な作物でございますので、できるだけ合理的な輪作体系を確立するというふうなことを考えまして、麦の生産振興奨励金なりあるいは水里軍衣作麦の作付奨励補助金というふうなものを交付いたしましたり、あるいは麦作集団の育成とか、高性能な機械施設の導入というふうなものを通じまして、できるだけ麦の生産対策を強化して長期見通
われわれが期待をしていたほどの増産という運びにはなっていないわけでございますが、いままでずっと三割ずつ減産をした麦が下げどまって、そしてこれが多少でも増産の方向に向いてきたということでございますし、特にことしなんかにつきましては、裏作麦は伸びておるわけですが、畑作麦が落ちておるというふうな関係もあるわけでございますが、私はこれからさらに麦生産対策につきまして、これは価格対策もそうでございますし、同時に麦作集団推進対策
麦等をつくるにいたしましても、米麦一貫体系といいますか、同時にまた麦についても、生産的な集団組織、麦作集団といったものによることが麦の増産につながっていくわけでございますので、農家が個々に孤立をして生産を行っていくということではなくて、集団的生産組織の中で生産意欲を高めながら、生産を高めていくということの方に農業政策としては重点を置かなければならぬということで、そういう方面に対してもこれから大いに力